人生を重ねれば重ねるほどズブズブになるゲームの話
好きなアイドルが乙女ゲームになった。
これは布教ブログではなく、今の心の叫びを書くためのものなので、多分ここを読んでる人はゲームやってるよね、って前提ですべての説明をすっとばすことにする。NEWSに恋してをやってない方にはよくわかんない内容になるのでご了承ください。あとそこそこ増田ルートのネタバレもすると思う。なにより、文中の大半が、誰も興味のない、私の昔の恋愛語りになると思う。
というのを前置きに。
好きなアイドルが、乙女ゲームになったのである。
私は1980年生まれ、今年38歳になる歳だ。人生の大半をなんの変哲もない漫画オタクとして生きてきた。ちょうど私が学生の頃、アンジェリークや遥かなる時空の中で、そしてときめきメモリアルGirl's sideがリリースされ、オタクだった私は黎明期だった乙女ゲーという文化にわずかながら触れて生きてきた。
NEWSに恋しての第一報を聞いてから実際プレイするまでは、二次オタのはしくれとして、上から目線でいたのが正直なところだ。乙女ゲーの耐性はあるし、キャーってなることもできる土台が私にはある。だけどあくまでそれは、漫画を読むのと同じようにフィクションを楽しむだけの感情なので、それを三次元のアイドルでやられたらちょっと笑っちゃいそうだな、なんて思っていた。そんなもんこっぱずかしくて読めないかもな、と。
違っていた。
「読む」とか「読まない」とかじゃなかった。
今わたしは画面を通して増田さんに触れている。増田さんの息や体温や目線も体全体で感じている。何を言っているかわからないかもしれないが私にもわからない。つまり私は、ゲームの主人公ーーー名前は私の名前だけど私ではないーーーに、完全にシンクロしているのだ。
つい最近までは、この感情がなんなのかわからず、毎日死にそうになりながらプレイしていただけだった。話を進めればすすめるほど、そこに死があった。そのうち、ああこれ私、ゲームのなかの増田さんを、今まで好きだった男に重ねてるのかもなってわかってきたけど、あくまで私自身は主人公とは別人格の「ゲームマスター」という存在であるので、どこか客観的に見ているはずで、なのにあまりにもリアルに感じるのが意味わからなくて気が狂いそうだった。
昨日、NEWSに恋してではイベントが始まり、無課金でもNEWSの4人全ての、ラブラブお泊まりデートのストーリーが読めるようになった。
増田さんのことばかり考えて気が狂いそうだった私は、自担である小山さんや、ほかのメンバーにも恋することで衝動を分散させようと試みた。そうだ、だいたいいつだって私は、自分のなかの「愛情」という要素が重すぎるからやれサッカーだのお笑いだのジャニーズだのに分散してバランスをとっているのだ(そうしないと夫が全ての矛先になって私の重みで死んでしまう)
……でも、だめだった。増田さんじゃなきゃだめだった。恋できなかった。いつのまにか私は、増田さんを本気で好きになってしまっていたのだ。いやいやゲームの話ですw…なんて言えない。ゲームとかそういうことじゃなくて、本当に、マジで、増田さんに恋をしている。
そんな私のことを知ってか知らずか、全員のイベントストーリーを読んだ仲良しのフォロワーさんがメールをくれた。
「増田さんルートの主人公ちゃん、めちゃくちゃ梓さんじゃないですか?」
それだ!!!!!!!! って目の前が開けた気がした。
私あのゲームをはじめてから散々「主人公がいい子」「主人公がちゃんとしてるからプレイしていてストレスがない。凄い」って言いまくってたのでこんなことを言うのは恥ずかしいのだけど、あの主人公は私なのだ。もちろん、あの主人公はきっとめちゃくちゃ顔がかわいいだろうし、私なんかよりずっと頑張り屋で真面目で聡明だけれど、それでもあの主人公は私だ。
私は人生の大半をなんの変哲もない漫画オタクとして生きてきたけれど、それと同時に、人生の大半で恋愛に身を費やして生きてきた。とはいえ大学生になるまではずっと片想いばかりを繰り返してきたので、私の「恋愛」は20代ーーーつまり、20年前~10年前に凝縮されている。おそらく20代半ばから後半であろう増田ルートの主人公ちゃんの立ち振舞いが、まさにあの頃の自分を思い出させるのだ。
親友にも誰にも秘密にしていた相手と付き合っていたとき、私たちのデートの待ち合わせは必ず少し遠くの、人がほとんどいない通りだった。先に彼が車で待っていて、私は周囲を伺いながら忍者のように素早く近付き、後部座席へ乗り込む。後部座席には窓ガラスに少し暗めのスモークが貼ってあって見えにくいから。それでも更に警戒を重ねて、窓から見えないように体勢を低くして、出発する。隣の県のサービスエリアでようやく安心して助手席に乗り換えて、そこではじめて手を繋ぐことができた。そこから更に、県を複数またいで遠くへ向かう。逃げるように。ごめんな、と彼はよく言った。ううん、ちょっと離れればこうして手も繋げるし、時間みつけて毎週一緒にいてくれてるし、それだけで私はいいんだよ、と毎回応えていた。
また別の人は、私が2回目に泊まりに行ったとき、私が彼のだぶだぶのトレーナーを着ているのを見て「大きいね」と笑った。「梓の寝間着も買っとくかぁ」と。でも男物の服を女の子が着てるの、俺ちょっと好き、とはにかんだ。そのトレーナーは凄くかわいくて、どこのブランド?と聞いたら、フットサルとかサッカーの服をつくってるブランドなんだけどね、最近好きで集めてるんだ、と彼がキラキラ目を輝かせながら話しはじめて、私はさっぱりわからなかったけどそのブランド名だけは強烈に記憶にのこった。(のちに、今の夫と出会い、フットサル用品を買いに行ったらそのブランドの服がたくさんあって思わず買ってしまった……のはまた別の話)(ちなみにちなみに、その人のためにと思って買ったパジャマは、のちにしれっと夫のパジャマになった)
また別の人と泊まりで旅行に行ったとき、彼はオシャレなのかなんなのかダテ眼鏡をかけていて、それはそれは凄く似合っていて「すごい!おしゃれ!似合う!かっこいい!」って私はずっと褒めていたのだけど、部屋に戻ってぺたぺたくっついてたら邪魔になったので、彼の顔をはさんでこっちにむかせて眼鏡をとった。「なに?やっぱイマイチだった?」と、しょんぼりした声をだされたので、顔をはさんだまま「ううん、やっぱ○○くんの顔もっと近くで見たいから」と言うと「…かわいいこと言うなぁ…」と言われて抱き締められてキスをされた。
「俺のこともっと好きになってよ」
「なんでそんなはじっこいるの、もっとこっちおいでよ」
「俺のことこんなにわかってくれるのはおまえだけだ」
「○○くん、好きだよ」
「(もっと会いたいけど、迷惑だよね……)」
「(手を繋いだり写真とったりしたいけど……)」
ゲームの中の増田さんが言うこと、ゲームの中の「梓」が言うこと、わたしぜんぶだいたい知ってる。
プレミアストーリーで増田さんがする順序も、私は、現実の私はそれを知っている。大好きな人に愛しそうな目で見つめられること、その時の彼の目の色、その時の胸の痛み、触れてくる手の感覚、触れられた場所の感覚、体温、息、抱きしめられる腕のつよさ、涙が出そうなほどの切なさ。全部全部、最低限しかゲーム内では描写されてないのに「ああ、わたしこれ知ってる」ってトリップする。ゲームの向こうの画像は増田さんで、脳内で声も体も中身も全部増田さんで再生されてるのに、R君だったりK君だったりJくんだったり今までの色々な男の人がサブリミナルのように重なる。私はあんなにかわいい主人公じゃないはずなのに、10年前にもどって、増田さんの前で、うっとりした目で増田さんを見つめる私そのものだ。見た目は都合よく高畑充希ちゃんで変換されているけれど。バーチャルの私がバーチャルではなく、バーチャルであってバーチャルではない増田さんに、抱きしめられている。
フォロワーさんを見ていると、もちろん皆この「NEWSに恋して」にハマっているのだが、どうも既婚者の一部の人が私のように気が狂ってしまっているように見える。
このゲームの恐ろしいところは、シナリオがやたらうまいところだ。ギリギリのラインで、中高生を「キャー」っと言わせる内容でいながら、行間の部分があまりにも雄弁で「それを知っている者」の記憶を惹起させて心臓を鷲掴みにしてくるところだ。
人生を重ねていれば重ねているほど、今までしんどい恋愛をしていればいるほど、現実と画面と何もかもがシンクロして頭がおかしくなる。本当におそろしいゲームだ。
ずーっとめちゃくちゃ恋愛体質で、夫と出会った12年前までは、私は常に常に誰かに全力で恋をしていた。ブスだし全然モテなかったけど、恋愛がめちゃくちゃ好きだったから、いつだって漫画やゲームのように愛をささやきささやかれてきた。恋愛をしているときの胸の苦しさみたいなものがあまりにも好きだったので、結婚してもう恋をすることが無いのが最初は寂しかったけど、結婚生活が楽しくていつしかそんなことは忘れてしまった。
でも増田さんは、遠い昔に置いてきたそんな感情をぜんぶ引っ提げて私の前に現れた。
そんなの、もう、好きになっちゃうよ。本気になっちゃうよ。
夫のことがめちゃくちゃ大好きで毎回夫大好き大好き言っているけど、夫は大事な夫であって、恋愛ではない。そんな私の前に現れた、合法で恋愛できるひと。
私は増田さんと恋愛をしている。あの、大好きだった「恋をしている 恋をされている」という気持ちを、また味わっている。
どうか「恋愛ゲームなんて笑」と思っている既婚者の方にこそダウンロードしてほしい。
あの日あの時あの場所で、あの人と会ってた気持ちを思い出したら、あの頃のように新鮮にときめくし、そしてなにより、「あの頃」を経て得た今のこの現実が、何倍も何倍も愛しくなるから。
うたをうたおうきみのために しあわせでありますように
お題は借りたけど、全然レビューでもなんでもない、個人的に嬉しかったことの記録を、夜のテンションで書き残しておく。
今まで、かなり仲のいいフォロワーさんにもほとんど語ったことがなかったのだけど。
実は私は、小山さんの歌声がぜんぜん好きじゃなかった。
小山さんのことも、小山さんの喋る声も物凄く大好きだけど、歌声に関しては全く心が動かなくて、NEWSの曲を聴くたびに「自担の歌声がさほど好きではない」という感情にぶち当たり、なんだかソワソワするような、居心地が悪いような、申し訳ないような気持ちになっていた。
念のため断っておくと、それは小山さんの音程がどうこうとかとはまた違った話で、たとえばめちゃくちゃ歌のうまい歌手でも「うまいけどこの歌声は好みじゃないなあ」という人はわりといるので、単純に私の生理的な感覚の問題なのだ。
とはいえ音域や音程とは全く関係がないのかと言われるとそれも微妙で、やっぱり音をとれていないとハラハラしていたし、苦しそうに絞り出す声もハラハラしていたし、なんというか小山さんの歌を聴くときは常にハラハラしていたのだけど、スムーズに音程がとれる低い音域(下ハモをしているときなど)は素直に「え!!!!???めっちゃいい!!!めっちゃかっこいい!!!」って偏差値4のテンションで床を転がっていたりもしたので、結局のところ自分でもよくわからない。そんなんだから新しく曲が出る度、音楽番組で歌う度、「慶ちゃんにもっとキーが低いパートちょうだい」「リズム感は抜群だからラップも歓迎」とか、毎回同じようなことをツイートしていた。その部分だけは好みだったから。他の部分は好きになれなかった、から。
だけど少なくとも、小山さんが歌をうたうその姿勢については、私はずっと敬意をもって見つめていた。以前、Twitterの質問箱で小山さんの歌について「もっと練習してほしいと思ってしまう」というようなご意見を頂いて、こんな風に答えたことがある。
私は母が音楽教師なこともあって、わりと音感があって歌も人より歌える方です。その上でものすごく正直にお答えしますが、慶ちゃんの歌はやはり不安定だと思います。歌番組ではいつもドキドキしながら見ていますし、はずしてるなぁと感じることも多いです。→続
— 梓 (@tounoin) 2018年1月20日
→ですが「もっと練習してほしい」とは思いません。なぜなら私がそんなこと思うまでもなく、いまでもすごく練習して努力いると思うからです。慶ちゃんの歌は音程が取れているときは決して下手ではありませんし、確実に成長しています。ボイトレなど試行錯誤していることが伝わってきます。→
— 梓 (@tounoin) 2018年1月20日
「音程をとる」って、できる人間にとってはなんで出来ないの!?って感じかもですが、発声などは改善できても音程をとれるようになるのって本当に大変なんですよね。走るのが苦手な人が、どれだけ練習しても元々早く走れるには追い付けないのと同じで、残酷ですが持って生まれたものに左右されます→
— 梓 (@tounoin) 2018年1月20日
それはきっと慶ちゃんも感じていて、だからこそ精神的に追い込まれるほど苦手意識を感じていると言っていて。それでも歌うことから逃げずに向き合って努力を続ける慶ちゃんのことを私は尊敬しています。そういう心を汲み取らず「下手だ」と揶揄する人は私のTLにはいませんし、これからも見守るだけです
— 梓 (@tounoin) 2018年1月20日
あ!ちなみに慶ちゃんが凄く優れているところはリズム感だと思います!ラップとか、低いキーで難しいリズムの曲は他のメンバーに決して劣らないかと!いつか音程も今よりとれるようになったらいいなと思いますし、そういうよい部分が生きる楽曲もこれからたくさん聴けるのではと期待してます☺
— 梓 (@tounoin) 2018年1月20日
後日談としてこれについて「努力してるなんてとても思えないのに信者乙ww」みたいなコメントも頂いたのだが、「自分が知らない世界の人は、みんなその世界で怒られたり泣いたりもがいたりして頑張っているだろう」という推測を前提として私は生きている。小山さんは私のような、吹けば飛ぶような末端の会社員からは想像もつかない「プロ」の集団の中で生きてきていて、歌が武器とされるグループに所属していて。そんな環境で、努力しないで過ごしていたら、すぐにそんなところにはいられなくなってしまうんじゃないかと思う。小山さんに限らず、NEWSも、ジャニーズの人達も、他の著名人も、我々には想像もつかない努力をしているからこそ、そのように人の目に触れる立場にいられるのだといつも思う。「その人が何を成そうとしていて、何を努力しているか」は本人と、その近しい人しか知り得ない。遠くでファンをしている一般市民の私はどうしたって「きっと頑張っているんだろうなあ」と思うしかできないのだ。
そして確かにNEVERLANDツアーあたりから、小山さんの歌は変わっていた。今まで喉だけで歌っていた発声を変えて、喉を開いてお腹から声を通すようにしたのかなという風に私には見えた。歌い方を変えた過渡期なのか、歌声は今までよりも更に不安定になり、私のハラハラはピークに達していたけれど、それは紛れもなく小山さんの努力の道程であり、証であるような気がして、ハラハラする反面愛しさと畏怖の念が溢れてやまなかった。
そして発売された、このEPCOTIA。
小山さんの歌声が、確実に進化していた。
あの苦しそうだった過渡期を越えて、小山さんは昔の歌い方も、新しい歌い方も、それを織り混ぜた歌い方も、色々なものを消化して表せるようになったのかもしれない、と思った。
具体的にどの曲のどのフレーズが、と書けるほどまだ聞き込めていないので細かいことは省略するが、例えば私がずっと聞きたかった「ワンオクターブ下のハモり」は「JUMP AROUND」にてシゲの主旋律を抜群の安定感をもって支える形で実現していたし、「恋する惑星」の歌い出しではポップでかわいらしい、ふわふわした声がびっくりするほど似合っていた。「EROTICA」では今までも強みだった色気を発し、ソロ曲「銀座ラプソディ」では過去より確実に芯の通った発声に変化しつつ、もともと愛称のいい昭和歌謡曲風のメロディにのせて、かつて山Pとふたりで歌った頃の懐かしさもしっかり残した歌を魅せてくれた。
特に心に残ったのは「UFO」の2番サビ前。
「ずっと きみが 欲しいんだよ」の歌声。
「ほ」のしゃくり、「よ」の鬼気迫る感情。
CDを聴きながら息を飲んで、ここだけ何度もリピートしてしまった。
切実な、今にも泣きそうな「欲しいんだよ」を聞いてしまって、ああ、小山さんは歌に感情を乗せることを、操れるようになったのかもしれない、と思う。
「恋を知らない君へ」「にゃん太」「U R not alone」と、最近の楽曲では感情を込めて歌うことが多くて、だけど歌声が過渡期だったからかほんのわずかだけ出しきれてないような、声と気持ちのバランスが少しだけ整っていないような、そんな印象があった。しかしこの「UFO」をはじめとするEPCOTIAの曲たちを聞いて、時計の秒針と短針がカチッ、と音をたてて揃った時のような感覚になった。あ、小山さんの「歌を歌うこと」という時計の針は、これからまた進むのかもしれない、と。
NEWSの歌は、テゴマスという完成された絵画が元々あった。近年その後ろで、シゲは自らの声を武器として、鮮やかな色を描く差し色になった。それと対照的に、小山さんはその都度色の種類と彩度を変えて、絵画を包み込む背景のような存在になったのではないだろうか。
EPCOTIAを聞いて、ああ、私が「きっと色々頑張っている」「いつかそれが生きる曲が聞ける」って思ってたのは、まさにその通りだったんだなぁと思った。
歌のうまいメンバーに囲まれる中、歌うことが怖かった小山さん。
苦手意識が強すぎて、過呼吸になることもあった小山さん。
怖くて手が震えてしまうから、マイクを両手で持っていた小山さん。
それでも歌うことから逃げずに、時にてごちゃんに教わって、ボイトレをして、ちょっとずつ自分の歌を確立しつつある小山さんのことが、私は本当に大好きだ。
Every.も見てないし、NEWSな2人の録画も溜まってるし、Kらじも聞いてないし、普段「増田担では?」て聞かれるようなツイートしかしてないけど、それでも私は小山さんが大好きなんだよ。なんて、たまには小山担ぽいブログを書いてみた。
「EPCOTIA」小山さんの歌声が、とてもとても素晴らしい。
小山さんの歌声が大好き。
自担の歌声が大好きって心から思えることが嬉しくて嬉しくて、これを書きました。
小山さんがこれからもっともっと、歌うことがこわくなくなって、楽しくなってくれたらもっと嬉しい。
初日まであと3日。
真駒内に響けNEWSの歌声。小山さんの歌声。
私たちもうたうよ。しあわせでありますように。
スポーツ漫画的箱根駅伝出場校紹介
スポーツ漫画、好きですか?
私はバリッバリのスラムダンク世代です。スラムダンクの影響で、運動ができてモテる男子はみんなバスケ部に入ろうとした時代に思春期を過ごしました。キャプテン翼は私より少し上の世代だけど一応見ていたし、あ、そうそうSMAPが実写映画をやったシュート!も好きでしたね。大学生くらいのとき大ブームになったテニプリももちろん通ってきてなぜか不二周助のコスプレをしたことまであるし、最近では弱虫ペダル、黒子のバスケ、ハイキュー!などもたしなんでおります。
いやー、スポーツ漫画って面白いですよね。私はそれはもうはちゃめちゃに男が好きなんですが、スポーツ漫画はかっこいい男が山ほどモリモリ出てきて敵対したり励まし合ったり泣いたり笑ったりしながら更にかっこいい男へ成長していくので最高でしかありません。
そんなはちゃめちゃに男が好きな私が箱根駅伝のオタクをやってるのは必然なわけです。え? 男がいっぱいいるのはわかるけど、ただ走ってるだけの競技なんて面白くないでしょ? って?
ダメウーマン!
それでは問題です。箱根駅伝に何校の大学が出場するか、知ってる?
~~♪~~♪~~
20校。
あと予選落ちチームからの選抜が1組。
20校+1チーム×10区間。出走者だけでも210人の男たちの絆やらなんやらの物語があるわけです。
テニプリ好きなそこのあなた、黒バス好きなそこのあなた。あなたには「推しキャラ」がいたでしょう? そのキャラの所属する学校も推すでしょう?
箱根駅伝にはそういう概念が余すところなく詰まっているわけです。
この前こんなツイートをしましてね。
この前ばななさんに「今年は駅伝解説してくれないんですか?」と聞かれたので、今年は全然追えてなくて知識ペラッペラなんだよ~ 東海大にキセキの世代みたいなのが集まってる、くらいしか書けない。と答えたら「なんですかそのオタクが好きそうなやつ」て言われたけど需要あんのかな
— 梓 (@tounoin) 2017年12月26日
ものすごくざっくり言うとキセキの世代の5人が全員同じ大学に進学して、1年間他の世代の化け物たちと戦って経験を積んで今2年生、という感じです
— 梓 (@tounoin) 2017年12月26日
そしたらなんか、何人かから書いてよーと言われまして、しかしながら私この年末年始はヨメとして東北遠征しているため全然時間がないので、ほんとにざっくりになっちゃいますが一応書いてみます。
ちなみにこの記事、あんまり駅伝を見たことがない、かつ2次元(特にスポーツ漫画)のオタクを通ってきた人へ向けてのものになります。駅伝そこそこ見る人にとっては「そんなの知ってるよ!うっすい内容だな!」って感じかと思うので石投げないでください……。
ではでは、2次オタへ贈る、5分でわかる今年の箱根駅伝注目校の紹介~~~パフパフパフ~~~
【キセキの世代が集結した奇跡・東海大学】
箱根駅伝に出場できるレベルの大学は、当然全国から有力な高校生をスカウトして推薦入学させます。というか中学の時から目をつけてたりもする。高校3年生にもなれば多くのの有力選手は進学先が決まっているのですが、そんな「来年ルーキーとして進学予定の高3」の実力を見られるのが「全国高等学校駅伝競争大会」、通称「都大路」です。47都道府県の代表高校が戦うこの大会はインターハイのひとつで、毎年12月に行われます。
この駅伝の花形は1区。全ての区間の中で最長の10キロのコースで、各高校がこの区間にエースを配置します。必然的に、一番実力のある3年生が走ることが多いわけです。前述の通り3年の12月ともなれば既にどの大学へ行くか決まっているため、各大学のルーキーがどんな走りをするのかお手並み拝見……という感じで大学駅伝ファンも注目しています。
さて、ここで2015年の全国高校駅伝1区上位選手の進路を見てみましょう。
1位 關 颯人 →東海大
2位 羽生 拓矢 →東海大
3位 中島 大就 →明治大
4位 鬼塚 翔太 →東海大
5位 阪口 竜平 →東海大
6位 館澤 亨次 →東海大
どうなってんの?????
2次ヲタ諸君にわかりやすく言うと赤司征十郎と青峰大輝と緑間真太郎と黄瀬涼太と紫原敦が全員同じ大学へ行く感じです。こわい。
なんたってキセキの世代ですから皆、1年時から即戦力です。とはいえ大学駅伝はそう簡単に勝てるものではありません。箱根駅伝は1区間20キロほど走らなければならず長い距離への対応力が必要になりますし、なにより先輩方には化け物がゴロゴロいます。彼らが1年生の時に挑んだ箱根駅伝では東海大学は10位に終わりました。
しかし経験は着実にスキルアップに繋がります。彼らが2年生になった今年、3大駅伝のひとつである出雲駅伝で早くも東海大学は優勝しました。もちろん強い上級生もたくさん残っています。2年生中心の充実した選手層に是非注目してみてください。
(ちなみに上記高校駅伝3位の中島くんですが、進学先である明治大学が今年は予選落ちしてしまったので箱根駅伝には出場しません……)
ちなみにちなみに。わたしのイチオシは關くんです。
顔がいい。足が長い。名前もかっこいい。身長は小山慶一郎さんと一緒の178cmです。1区を走る予定なので早起きできた人は見てみてね!
【負けを知った王者・青山学院大学】
メディアにもたくさん取り上げられているので、現在の大学駅伝で青山学院大学がとても強い、ということはご存じのかたが多いでしょう。青学って駅伝では最近ポッと出てきた新興勢力でしょ?と言われることもよくあるのですが、実は初出場は昭和18年。ずっと箱根で活躍している日本体育大学や順天堂大学よりも昔だったりします。ただし空白期間が非常に長く、初出場から次の出場までは22年かかり、その後12年連続出場したものの昭和51年にゴール直前で途中棄権。現在の原監督を招いて平成21年に予選突破するまで、実に33年も空白がありました。
近年の活躍は周知の通り。昨年は箱根駅伝だけでなく出雲駅伝、全日本駅伝も優勝し3冠を達成。箱根駅伝に関しては今年は4連覇がかかっています。まさに絶対王者。テニプリでいったら氷帝、スラダンでいったら山王ですね。
しかしその黄金時代を築いた世代は卒業していってしまいました。先程東海大学にキセキの世代が集まった、と書きましたが、実は同じ現象が5年前には青学に起きており、有名な「山の神」と呼ばれた神野大地くんや、高校駅伝で1区1位だった久保田和真くんなど、スター選手が揃っていたのです。
長い空白からようやく予選会を突破できるようになった青学。その後、地味ながら着々と力をつけてきたところに入学した神野くんらスター世代は「俺達が4年生になる年に初優勝を目指そう」と誓い合いました。そして予定より1年早く、彼らが3年生の時についに青学は優勝するのです。その勢いで黄金期が訪れ翌年も優勝。
どうですか、そんな漫画読んだことあるー!って気がしませんか。現実です。
彼らが卒業しても、スター世代の背中を見て育った後輩たちは最強を誇り、スターたちもなし得なかった3冠まで達成しました。
さて。今の青学の中心選手は4年生の田村和希くん、下田裕太くんです。このふたりはスター集団に囲まれながらも1年生の時からレギュラー争いをしていて、その中で著しく成長したくさんの結果を残しています。
が、ひとつだけ弱点をあげるとすれば、青学は箱根3連覇。昨年は3冠。つまり今の陸上部員は4年生ですら「負けの経験があまりない」「勝つのがあたりまえ」という環境だったことです。
このことが綻びとなったのか、2017年度、青学は出雲駅伝も全日本駅伝も優勝を逃しました。今年の青学はダメなんじゃないか、そういう批評も出ました。
しかし2次ヲタの皆さん。ここで脳内にスラムダンクの名シーンが浮かびませんか。
ここから先書いてた部分が2000文字くらい消えました
もうあと3時間で駅伝始まっちゃうので書き直すの不可能だけどここまで書いて悔しすぎるからアップする
24時間テレビ合宿記録
連休中にHey!Say!JUMPのコンサートへ行ってきた。台風が来ており前夜は激しい暴風雨で、おいおいこれ明日大丈夫かよと不安を覚えたが、当日は台風一過で物凄くよく晴れて、久々に気温も30度以上となった。今年は夏の間ずーーーーーっと雨ばっかりで気温もあまりあがらなかったから、真夏生まれで夏が大好きな私は「やったー!まだまだ夏だ!」とテンションがあがったのだけれど、公演が終わって居酒屋に9時間ほどいて(!)外にでた深夜には風が涼しくなっていて、あぁ、やっぱりもう夏は終わってしまったのだなぁとしんみりしたのだった。
それもそのはず、「わたしたちの夏が終わっちゃったね」と言い合っておたく達と別れたあの24時間テレビの日から、もう3週間も経っているのだ。そりゃあ秋の風も吹くはずだ。
NEWSがパーソナリティだった昨年、我が家にNEWS担が何人か来てくれて合宿をした。去年はみんなで見られて楽しかったね~~まあ今年は関係ないからパーソナリティ発表も気が楽だねアハハなんて余裕こいて日テレを見ていたら、まさかの自担がパーソナリティとして発表されて軽く意識を失った。昨年までまともに24時間テレビを見たことがなかったのに、2年連続でフル録画で、かつリアタイすることになるとは!
というわけで今年も我が家では24時間テレビ合宿が開催された。それがめっちゃ楽しかったので、当日の模様を記録に残しておく。来年以降24時間テレビのパーソナリティになるグループのおたくへ「合宿楽しいからやれる環境があったらYou達もやってみたらハッピーかもよ」とふんわり伝わるかな~伝わらないかな~程度の軽い記事です今日は。番組のレポもほぼ無い、ただの日記。私だってたまにはウェットじゃない記事書くよ!笑
あと個人的にホームパーティで何を料理したか覚書しておきたいので、誰が興味あんねんという感じかもしれないが作ったメニューも記しておく。
【事前準備】
24時間テレビ本番は8月末の土日。私の職場(休日はカレンダー通り)は夏休みが好きな日程で取れるため、前後2日間に休みをくっつけて、木金、土日、月火と6連休にした。木金は準備、土日本番、月曜は余韻に浸る&後片付けで、火曜は休息という算段である。ちなみに昨年は金土日月の4日間しか休まなかったので、準備も片付けもわりといっぱいいっぱいだった。金曜の準備が終わらなさすぎてほとんど寝られず、結果的に本番中爆睡。なんだか物凄く疲労困憊の状態で火曜から仕事をしたのを覚えている。その点今年、準備もアフターも2日とったのはかなり正解だった。体力があってテキパキ物事をこなせる人はそんなに休まなくて良いと思うが、私のようにダラダラしていて疲れやすく、しかも日頃部屋を片付けていないタイプは余裕をもった日程にしておくと安心である。
木曜日は部屋の掃除。半端ない汚部屋に住んでいるので到底1日で終わるレベルではないが、とりあえず人数分座れる場所と、客間に布団を2組敷くスペース(6畳なので2組が限度)だけは確保。あと風呂とトイレだけ掃除すれば最低限かなと思う。そしてマジでその最低限しかできなかったので参加者には「我が家は汚いのでオシャレしてこないでくれ、部屋着をもってくるように」と伝えた。あ、テレビが主役だからと思ってテレビまわりの棚を整理しようとして収拾つかなくなったのも反省点ですね……しかも金曜の夜になってから突発的に手をつけてしまったの頭沸いてた……。
(私が片付け苦手なこと知ってるフォロワーさんには「できないに決まってるんだから最初からやらなきゃいいのに」と呆れられた。笑)(結局前夜たまたまうちに来た友人に片付けてもらった)
収拾がつかなくなった様子。
教訓:自分の力量以上のことをしようとしない
金曜はひたすら料理の準備。前日までには人数を確定させ、午後から買い出しに行く。本当は冷蔵庫にあるもので適当に作るような料理の方が得意なのだけど、さすがに人を呼ぶときは予めメニューを決めておいて必要なものを買い出しに行く。4件くらいスーパーをまわって、ゼエゼエ言いながら夕方に帰宅、しばし放心。
ところで私が家に人を呼ぶときは、基本的に私が料理を全て作り、参加者には飲みたい酒やソフトドリンクを各自持参してもらう形にしている。これは、たまには思う存分料理したいという私のわがままを皆に聞いてもらっているだけであり、一般的にはこのような会合の時は食べ物も持ち寄りにするのが楽だと思う。私もここまで準備する時間が取れないときはだいたいの予算を決めて持ち寄りパーティにすることが多い。デパ地下やお気に入りのお店でそれぞれが選んで購入したものをシェアするのは楽しいし、少なくとも自分が持っていったものは美味しく食べられるという安心感がある。ひとりの人間が作る料理を振る舞うのはまあまあリスキーで、味付けの好みが合わなかったり嫌いなものが多いなどで満足に食べられない人が出る可能性がゼロではない。その可能性を低くするために品数や食材数を増やしてはいるが。
ちなみに持ち寄りするときは予め参加者内で大雑把に、持っていく料理の種類を共有しておくと良いかと思う。「美味しいパン屋があるからパン持っていくね」「私は何か野菜系にする」「じゃあ私は肉」「スイーツ担当になるわ」など。昔これをしないで持ち寄ったらやたらケーキが集まったことがあってさ……(まあ笑ったし楽しかったけどw)
さて前日の夜から準備。煮込み系は一晩寝かせた方がいいので完成させておく。なんだかんだ野菜を洗ったり切ったりするのが地味に時間がかかるので、サラダや前菜の野菜類は全て前日に切ってジップロックの袋に入れておき、ドレッシングやマリネ液も作って小さなタッパーに入れておく。当日は人が来てから皿にあけてドレッシングをかけるだけ。
例によって動き出しが遅すぎた&思ったより寝てしまったので当日は昨年同様バタバタ。辛うじてシャワーを浴びて化粧はしたが、髪を乾かす時間がなく、頭にタオルを巻いたオバサンスタイルで参加者を迎えることになった。
【参加者が来る】
当日の参加者は以下の通り
・Yさん(小山担):NEVERLAND福岡遠征の際、たまたまごはん食べに行ったので「そういや小山担と一緒に24見たいんだけど暇?」と聞いたら二つ返事で「行きます」と返ってきた。こやまの嫁。
・Rさん(小山担):関西在住。パーソナリティ決まった衝撃でお互いテンパっていた流れで、どうしようどうしよううちくる?千葉だけど(笑)と冗談で言ったら「行きます」と即答された。本当に関西から来た。こやまの女。
・Oさん(手越担):関西在住。Rさんと仲が良い。基本的に遠征するようなタイプではないのに、てごちゃんがマラソンランナーになるかもしれないという重圧にひとりでは耐えられないから、という理由で飛行機に乗ってやってきた。ちなみに相互フォロワーではあったが会うのはこの合宿が初めてだった。
・Sさん(手越担):千葉の民。24の日おうちでひとりだ~寂しいなと呟いているのを本番2日前に発見したので、参加者全員面識あるし近いんだからうち来ます?と声をかけたらすぐ来た。フッ軽。
・Tさん(シゲ担):去年もきた。わりと遠いのにいつでも来る。シゲのドラマの時間だけ来ようかな~とか最初は言ってたのに最初から最後まで結局いた(笑)
以上のメンバー+私の6人で、2泊3日。全員私よりずーっと年下だけど、仲良くしてくれてありがたいことです。共通点はとくに無い……と思ったけどあれだ、全員はてなブログやってる上全員そこそこバズったことがあるなw そのくらいw 何かあれば遊ぶけど、いつもつるんでたりコンサート一緒に入ったりはさほどしていない面々。大人のさっぱりした付き合いだと個人的には思ってるし、それがとても楽でたのしい。
それからちょっとだけ参加した方も。
・Fさん(シゲ担):近所に住んでいるのでオープニングから2時間ほど顔を出してくれた。あるプレゼントを持ってきてくれた(後述)
・Sさん(シゲ担):けっこう家遠いのに、当日急に時間ができたから、とメンチカツを差し入れしにオープニングからチラッと来てくれた。
……たまたま増田担いないけど不仲じゃないから!! 去年は増田担ふたり来たから!!笑
関西組が到着する時間に合わせてぼちぼち集合し、最終的に全員集まったのは17時くらいだったかな? それに合わせて一気に料理を並べる。
今回の密かなテーマは「パーソナリティのメンバーカラーを料理に入れること」だった。普段のごはんは盛り付けとかたいして気にしないけど、ジャニオタの若い女の子にお出しするならいま流行りの「インスタ映え」を考えなきゃなというスケベ意識が強く働いた結果である。私は心にオッサンを飼っている。
スケベなのでめったに買わない花まで買って飾った(会費外)。「紫の花をベースに、赤とピンクも1輪でいいから入れてください」と花屋にオーダーしたのだが、紫とピンクと赤って組み合わせなんて、私の想像ではどうしても趣味の悪いラブホテルみたいな色合いになってしまってハラハラした。お客様その組み合わせはダサいです、とか何とか突っ込まれたら素直に好きなアイドルのメンバーカラーって言おう……と覚悟していたが、引き取りにいってみたらシックでオシャレなテーブルフラワーが出来上がっていて感動した。さすが花屋さん!高かったけどな!
お花。全部は見えないけど紫のトルコキキョウ(慶ちゃん)が3輪くらいあって、ピンクのデンファレ(亀ちゃん)、そして中央に櫻井くんの赤いバラが1輪。
こんな感じでメンバーカラーを意識した食卓が出来上がった。
箸とコースターは100均。もっと人数が増えたら取り皿やコップも使い捨てにするが、6~8人だったので家の食器を使用した。
そしてご近所Fさんが差し入れに来てくれたのがこちら!!
粘土で作った慶ちゃんとそらジロー♥♥♥
製作過程をずっとTwitterで見守ってきたのだが(最初はティッシュの固まりでどうなることかと思った)、まさか完成品を本番当日に持ってきて頂けると思わず、めちゃくちゃ感動してしまった……(´;ω;`) しかもそのまま我が家へ婿入りしてくれました(´;ω;`) かなり試行錯誤して作っているのを見ていたので、それだけ心のこもったものを頂けるなんて本当に幸せ者です。
粘土慶ちゃんの製作過程はこちら↓
慶ちゃん人形も食卓にのせて撮影会。「メンバーカラーのお花と慶ちゃん、インスタ映え~~Fuu~~~!!」とか騒ぎながら写真とりまくったけどインスタをまともにやってる人はいなかった。ツイ廃集団。
あとYさんがパーソナリティの3色カラーのマカロンと、NEWSの4色カラーのゼリーを作ってきてくれた!! スゲ~~~マカロンとか絶対作れねぇ~~~(お菓子作りが壊滅的に苦手な人)
ロゼのシャンパンにゼリーを浮かべる。フォトジェニック~~~!!
【作ったもの】
予めアレルギーの有無、嫌いな食べ物を参加者には聞いておいた。Rさんから「海鮮系がいい」「鳥貴族の鶏と玉ねぎの冷製塩ダレ仕立てが大好きなので再現してほしい」というリクエストがあったのでそれを反映。
海鮮リクエストといえど、若いお嬢さん方なのでけっこう食べるよね、ということで結局肉もたくさんになった。以下メニュー覚書。一個一個の写真とかありません!料理ブログの人ってどんな段取りで撮ってるんだろう……
①かぼちゃのポタージュ
とりあえずお酒を飲む前にお腹に何か入れてもらおうという目論見。他の料理がわりとがっつりめの味なのでかぼちゃ本来の甘さでシンプルに。もうちょっとサラッとさせた方がよかったかな。
②えびとマッシュルームのアヒージョ
③タコと夏野菜のオレンジマリネ
④ブルサンのガーリックハーブチーズと生ハム・サーモンのカナッペ
アミューズとして3品。アヒージョとマリネはワンスプーンで。なんかワンスプーンとかお洒落っぽいかな!と思って!!見た目だけそれっぽくしたけど100均のプラスチックのレンゲ使用ですw エビとタコは櫻井くんの赤、生ハムとサーモンはかめちゃんのピンクを意識。
⑤紫キャベツと紫玉ねぎとレタスとトマトのサラダ
言うまでもなく慶ちゃんカラーのために作ったメニュー。オリーブオイル味のメニューが多くなってしまったので、サラダは胡麻油とポン酢ベースの中華風ドレッシングにしてみたら好評でよかった。
⑥ホタテと大根のサラダ
ホタテ缶と大根千切り混ぜてマヨなどで和えるだけ。くせがないのでわりとどこに出しても評判がいいメニューだが時間たちすぎてしんなりしてしまった。本当は紅芯大根を使いたかったが売ってなかったので普通の大根で。せめてもの彩りにブロッコリースプラウト(紫のカイワレみたいなやつ)をあしらったがあまり映えなかった。
⑦ホタテと鯛のカルパッチョ
ベビーリーフと一緒に。すだち、ケッパー、ディルでさっぱりと。
⑧鯵のなめろう
海鮮というリクエストで、千葉に来てもらうならこれは必須。関西組が「はじめて食べるー」と言っていてびっくりした。こっちだとわりと居酒屋にはある。さばいた骨を唐揚げにしようと思っていたがそこまで手が回らなかった。笑
⑨海老しんじょう
蓋付のお碗を使ってみたかっただけの一品。これもかぼちゃポタージュと同様、お酒を飲む前に胃に何かいれてもらいたいなという気持ちで。あと全体的に洋風なので和風だしがあるとホッとするかなという思いもあった。作るのめんどくさいわりに食べるのは一口。
⑩トリキ風鶏の冷製塩だれ
リクエストに答えて作成。そこそこ近いものができたはず。公式によるとネギとにんにくとしょうがの香味油がかかってるらしい(トリキで食べたときあまり感じなかったけど)ので、律儀に香味油をつくるところからやったぜ。
本当は魚1匹まるごと使う方が骨からダシが出て美味しいのだけど、以前ホームパーティで作ったら取り分けるのが面倒だったので今回は切り身にした。いい魚がなくて、半額で叩き売られてたワラサかなんか使用。余ってたワインを使いきろうとしたら思いのほか多くて酸っぱくなってしまい、慌ててリカバリーしたけどイマイチな味になってしまった。反省。
⑫桃モッツァレラ
数年前にTwitterで流行ってた料理。たまたま冷蔵庫に桃が1個余ってたので作成。桃モッツァレラはアレンジしないで元祖のレシピ(検索すると出てきます)で作るのが一番美味いと思う。国産レモンがなぜかどこにも売ってなくて4件めのスーパーでようやく手に入れた。桃モッツァ初体験のYさんに気に入ってもらえたので作ってよかった。
⑬ローストビーフ
炊飯器でのなんちゃって低温調理で作っているのだが、やはり炊飯器の保温機能だと温度が上がりすぎて理想のミディアムレアにならない。
低温調理の世界をAnovaで楽しむ 牛肉や鴨肉、サーモンを使って「おうちでごちそう」 - それどこ
↑こちらの記事で紹介されているAnovaという低温調理器がハチャメチャに欲しい……ってもう1年くらい言ってる……
⑭和牛のすね肉と根菜の和風煮込み
当初作る予定ではなかったのだが、3000円以上の和牛が1000円になってたので思わず買ってしまった。赤ワイン煮にしようか迷ったものの、いい肉なのでワインで煮るのは勿体なく思い、和風だしで薄味に。しかし食べた記憶がない……
⑮豚ロース塩麹漬けのグリル
テーブルがいっぱいだったので、後で出せばいいか~~と焼き上がったオーブンにそのまま放置していて忘れてしまった。深夜になって存在を思い出した頃には水分が飛んでしまっていて……本当は塩麹効果で柔らかくジューシーだったはずが……涙。でもみんな優しいから「ジャーキーみたいでこれはこれで美味しいですよ」ってムシャムシャ食べてくれた。
⑯枝豆
飲みモード突入したらダラダラ食べられるように用意。実際ダラダラ食べた。
これで全部かな? 書き出して気づいたけど、ついいつもの癖でツマミばっかりになってしまっていたな。若者が多いからパスタかなんかの炭水化物も用意すればもう少し品数減らして安くできたかも。でも思ってたより皆がモリモリ食べてくれたので嬉しかったです。色々書いたように反省点も多々あるので次回に生かすぞ。
【オタク24合宿のここが便利!】
①応援上映のように盛り上がれる
オープニングからは総勢8人いたので、そりゃあもう凄い盛り上がり。ちょっと慶ちゃんが映ればキャー! 亀ちゃんがウインクすればヒュー! 櫻井くんが笑えばしょうちゃーん! の歓声。そんで皆言いたいこと好き勝手言う。「サライ!?終わるの終わっちゃうの!?」「私ら24時間気失った?」「やだ終わんないで慶ちゃんー!」(オープニングがサライだった時のガヤの数々)
雛壇で必死な若手芸人かな???ってくらい常にテレビに向かって喋っててもう本当に腹が痛かったんだけどランナー発表が焦らされれば焦らされるほど挙動不審になる手越担ふたり。緊張をどうにかしようと真顔でビールを煽り続けるSさん。
ランナー発表されて皆脱力、ちえみ~~~(´;ω;`)がんばってねちえみ~~~(´;ω;`)とブルゾンにひとしきり声援を送ったあと急に冷静になって「いやなんでこんな引っ張った!?」とプンプンする面々。日テレの策略にまんまと踊らされている。
いつもたくさんの人が、DVDやラジオやテレビの実況をTwitterでしているけど、それをリアルに共有できるのってめちゃくちゃ楽しいよね。
②寝てしまっても大事なところは誰かが起こしてくれる
コヤシゲのスケボー犬、亀ちゃんとシゲのドラマ、増田さんの嵐にしやがれ……とギャーギャー言いながら見て、しゃべくりが終わった後の1時頃皆寝落ち。が、私は深夜のバラエティが好きなのでひとりだけずっと起きて有吉反省会を見る。朝になったから寝よう……と思ったら4時から慶ちゃんが出てきてそのまま視聴。この数時間Twitterのタイムラインも私しかいなくて、この世界でこの番組見てるの私しかいないのでは……?という気持ちに陥った。そうこうしてたら早朝から、慶ちゃんのダーツの旅が始まる。床に転がって寝ている中から小山担ふたりだけの肩をそっと叩き、「慶ちゃんのダーツだよ」と小さく囁いたらふたりとも無言でスッ……と起きてあたりまえのようにテレビの前へ来たので笑った。
ダーツが終わり、他の皆も起きてきた8時頃になって流石に眠気が限界が訪れ、入れ替わりに私が寝る。13時過ぎに「慶ちゃん出ますよ」と起こされ無事に慶ちゃんのコーナー、NEWSの歌を見ることができた。ひとりだったら絶対見逃してたと思う。感謝感謝。
③飽きたら遊べる
私が寝ている間はVTRの企画が多かったので皆時間をもて余したらしく、目覚めたらテーブルの上に狂気の人生ゲームが広がっていた。
住んでるところも年齢も価値観もバラバラで2泊3日も一緒にいられるの?って思うじゃん? でも案外無限に遊べるんですよねこれが。2泊めの夜は24終わってハイになってて、ベロベロに酒飲みながらそれぞれのオタクとしてのスタンスをディスり合いそれでいて褒めたおすなどしていた。みんなちがってみんないい。
【オタク24合宿のここに注意!】
①初日夜以外の食事は時間をかけない
初日は上記の通り色々料理したが、24時間テレビが始まってしまえばいつ自担の見所が来るかわからないのでそんなに台所に立っていられない。というわけで2日めの昼はそうめん、夜はホットプレートで焼肉、と準備に10分もかからないものにした。(ちなみに去年も全く同じ流れだった)
私は朝食を食べる習慣がないので失念していたが、健康的な若者は朝になったらおなかがすいたと言ってコンビニへ行っていた。パンかおにぎりか何か用意しといたらよかったかなと思うけど、まあ朝くらいそれぞれ好きなもん食べるほうが気楽でいいんじゃないかなという気もする。
ちなみに今回は食材費としてひとりちょうど3000円であった。彩り等気にしなければもうちょっと抑えられたのだけど、まぁ2泊3日シャワー付き3食で3000円なら許してもらえる範囲かな?
②騒音には気を付けよう
とにかくオタクの悲鳴はうるさい。我が家が最高潮の盛り上がりを見せたのはオープニングでもUR not aloneでもアンパンマンでもなく、まさかの「ブルゾンちえみがマラソンゴールしてwith Bと共にポーズをとった瞬間」だったのだが(つくづく日テレの思惑通りな人々)、あの瞬間の絶叫と悲鳴はちょっとした工事現場のデシベルくらいは叩き出していた気がする。殺人事件を疑われて通報されてもおかしくないレベル。幸い一軒家で隣近所とも普段トラブルがないおかげか苦情は入らなかったが、そこそこ声は漏れてたんじゃないかな……。とはいえ深夜の時間帯は寝てるかボソボソ喋るかしていたので大丈夫だったのだろう。特にマンションなどで集まる際はボリュームに気を付けよう! もしくは防音のしっかりしたおうちを持っているセレブなNEWS担を探して仲良くなろう!
あー楽しい夏だったなぁ。
スケボー犬のこと誰ひとり名前覚えてやらないでずっと雑に「犬」「犬がんばれ」って言い続けたこととか(だいちゃんて名前だった)、24終わった勢いのまま美恋見始めて家にあるペンラ全部出したりとか、小さなことが全部楽しかった。
鑑賞会や飲み会で遊ぶのと同じように、おうちでオタクとダラダラ過ごすのも楽しかったよーというただの日記でした。
またNEWSちゃんがパーソナリティやれる日を待ってるよ!!
慶ちゃん人形は今、24テレビのくまちゃんと一緒にテレビ台にいます♥
あなたのロザンはどこから? アンケート結果
※当ブログのはてなグループは「ジャニーズ」ですが、この記事はお笑い芸人「ロザン」についての内容です※
2009年9月、当時品川にあったよしもとの劇場にて「ロザンのトーク」というイベントが初めて開催された。2人のトークだけでたっぷり2時間、というファンにとってはたまらないイベントである。関西が拠点のロザンのライブなのに場所が東京だったのと、まだライブの存在自体があまり知られていなかったのとで初回は普通にチケットが取れたのだが、その内容の面白さに興奮したファンたちがレポを書いたり口コミで広めたからなのか、2回目からはよしもとのプレミアム(有料)会員の先行販売チケットですら抽選となり、しかも落選者が続出するという人気コンテンツとなった。隔月開催のこのライブの日に合わせて、関西のファンの方もたくさん遠征してきていた光景が懐かしく思い出される。品川の劇場がなくなってからは場所を新宿ルミネに移して、2ヶ月に1度コンスタントに開催されている「ロザンのトーク」は今年で8年目を迎えている(途中1度だけ抜けた月があるので、今は偶数月開催だ)。
途中からカメラの収録が入るようになり、ライブの内容をまとめたDVDが販売されている(それに合わせてファンがインターネットでレポをすることは禁止となった)。DVDが4本出る頃には、チケットを取るのが大変だった初期の頃のフィーバーはだいぶ落ち着き、変わらず人気公演ではあるものの空席もチラホラあり当日券でも入れるようになっていた。
ところが2016年の年末頃から、目に見えて観客が増加し、チケットは毎回ほぼ完売して立ち見が出るような状況となっているのである。しかも客層が本当に様々なのだ。今までは回を重ねるごとにファンの顔触れが固定され、平均年齢も年々上がっているような印象を受けていたのだが、昨年あたりからパートナーといらしている年配の男女や若い学生さんなど、老若男女色々な方が来場されている。
チケットが取れなかった時代はロザンが東京のテレビにも進出してきた頃で、関東での露出も多かった。ファンの増加もそのためだろうと思われたが、それでは今こんなに増えているのは何がきっかけなのだろう?
関西でちちんぷいぷい、よ~いドンなどのレギュラーを持っているのは以前と同じ。全国ネットで宇治原さんがQさまなどのクイズに出ているのも同じ。しかしファンが増えているのならそれ以外のきっかけがあるはずだ、と考えた。最近の変化といえばなんだろう、広島や名古屋でローカル番組のレギュラーが始まったこと? トークライブがひかりTVで配信されるようになったこと?
考えれば考えるほど興味が沸いたので、アンケートを作成しTwitterに投稿してみた。100件くらいの回答が集まればいいかな~くらいのノリでツイートしたところ、なんと菅さん本人にリツイートされるという事件がおこり、500人以上の方にお答え頂くこととなった。
菅さんがリツイートしてくださって母数が増えたおかげでアンケートとしてはかなり面白い結果が得られたと感じている。それでは以下、結果を発表します。
【アンケート あなたのロザンはどこから?】
募集期間:2017年8月7日 12時~ 2017年8月9日 12時
回答数: 568
目的:ここ1、2年程の間にロザンを好きになった人の理由を調査する
まずは最初の質問にて、回答者がロザンファンになった西暦を尋ねた。
【設問① あなたがロザンファンになったのはいつですか?】
やっぱりここ2年で増えている……!!
今年に関してはまだ半分残っているのに、それでも全体の5番目に多い。やはりトークライブの時に感じていた「最近ファンがまた増えているのでは……?」という印象は間違いではなかったことが判明した。
それでは次に、ざっくりとした区分できっかけとなった番組名などを回答して頂いた結果をどうぞ。
【設問② あなたがロザンファンになったきっかけを選択してください。複数の要素がある場合でも、一番最初のきっかけとなったものを1つだけ回答してください】
いや~~~~~~ちちんぷいぷい、強い!!
ダブルスコアでぶっちぎりにファンを増やしている。
baseよしもと、WEST SIDEのきっかけもさすがに多い。2000年、2001年頃からのファンと回答くださった方は当然ながらほとんどこのどちらかの回答だった。Qさま、平成などは設問①で2006年~2010年と答えた方々。ロザンが東京に進出した時期にこれらの番組で飛躍的にファンを増やしたことがわかる。
さて、肝心の「最近ファンになった人」はどうなのだろうか。この回答を見る限り広島ローカル、東海ローカル、ひかりTVなどここ最近始まったものをきっかけとしている人は少ないようだ。
この設問②の回答を、設問①において「2016年」「2017年」と答えたグループのみ抽出してみると以下の通りになった。
ここ2年でファンになった方々、総勢86名の内訳である。
ちちんぷいぷい、お前だったのか……!
いやー、これは個人的に予想外の結果だった。いやもちろん、ちちんぷいぷいの道案内のコーナーが人気のコーナーなのは知っているが、ロザンがレギュラーになって10年以上経つ番組が、今でも新規のファンを続々生み出しているとは!
あとはやはり強いQさま。そして「その他」とは何なのか。詳しくは次の設問③の回答結果で記すことにしよう。
【設問③ 設問②で回答頂いたきっかけについて、具体的な番組名、どうして好きになったのかなどの補足があれば思いのたけを自由にご記入下さい!】
自由回答であったものの、大半の方に熱い思いをご記入頂いた。これがまあ本当に面白くて! できるだけたくさんの方の声を紹介したいが、まずはアンケートの目的である「最近ファンになった方」のきっかけについて。書いてくださった方々の熱量を尊重したいので、ほぼ原文そのままとなっております。
・昔から好きではあったが、テレビに出てたらみる程度。久しぶりにテレビで漫才をしてる姿がめちゃくちゃ面白くて、意識して色々見るようになり「ロザンのトークDVD」を見て完全にファンになった。
・元々関西圏でしたしロザンは知っていたのですが、エンゲイグランドスラムで見た小学校の問題というネタが面白く、またアドリブと見て取れるような仲の良さに一気に興味を持ちました。よく考えるとロザンの漫才をしている姿を見ることは初めてであり、そこからネタを見て…過去のものを含める道案内やアメトークなどを追いかけロザンの可愛さという魅力にも気づきファンになっていました。当時受験期にハマり、大学生になってから京大芸人を読んだのですが、受験前に読んでおくべきだったなぁとも思わされました
・ENGEIで楽しそうに目を合わせながら漫才をしている2人を見て、心を奪われました。
・漫才が面白かった
・菅ちゃんがタイプだった
・宇治原さんのことはクイズ番組で知っていたがグランドスラムで初めてコンビ揃って見たときにネタより「相方さん可愛いなぁ」となり、とりあえずWikipedia。それから動画を漁るとネタも面白いし何よりめっちゃイチャイチャしてるしナニコレ!?となり、そこからは沼。
以上全て「ENGEIグランドスラム」がきっかけの方々の回答である。
全国ネットの!ネタ番組の!!重要性よ!!
「クイズばっかでネタを見たことがない」と言う人がいるが、ネタを見られる番組がまず無いんだ……あればこうやって!魅力が伝わるのに!!
3ヶ月に1回の番組改編期……とまでは贅沢言わないので、せめて半期に1回でいいからネタ番組やらないかな~ 頼むよTV局の偉い人。
さて、一番最後の方の書かれている「動画を漁る」という言葉。
法律とかアレがアレなので今までロザンのことを記事で書くときはゴニョゴニョとぼかしてきたが、今回は開き直って全部紹介したいと思う。なぜなら「その他」の大半はインターネットきっかけだったからだ。なんなら「その他」を選ばず「ぷいぷい」や「アメトーク」を選んでいる人も、コメントを見ると動画サイトだった……という例が物凄く多かった。さすがに、ファンが増えるきっかけとして無視はできないなと感じたため、以下にほんの一部をご紹介。
・YouTubeで吉本∞を見て
・アメトークの愛方芸人を動画サイトで見て
・元々Qさまを見ていて宇治原さんは好きでした。詳細は覚えていませんが、ネットで見たネタ動画がものすごく面白くて、そこから「ロザン」というコンビとして応援するようになり、現場に足を運ぶようになりました。コンビの仲のよさ、ビジュアルのよさも好きですが、やっぱりなによりネタもトークも面白い!ということを声を大にして主張したいです!
・仲良し芸人さんとしてぼんやりと認識していましたが、関東在住のためコンビのお仕事を見る機会がほとんどありませんでした。 ネットで芸人さんの情報収集している時に(アメトークもそこで見ました。すみません)たまたま目について興味を持ち、実際に漫才を劇場で見たところ、とても楽しそうに(=面白いだけでなくご本人たちも楽しんでいるように)漫才をしているお姿が印象的で一気にファンになりました。
・コーデねーとの汚い京大生の兄の回のスクショがツイッターで回っていて、ビフォーアフター系の番組が好きなので動画を見た。そのとき「あ、ロザンの相方って初めて見たな。この人なんで脱いだの?かわいいなー」と思い、検索したのがきっかけで沼
・youtubeでよく漫才やお笑い番組の動画を見ていて、おすすめ動画でちちんぷいぷいのロザンさんの道案内のコーナーがあり、見てみると凄く面白かったです。そこからよーいどんの関西ワーカー、ほんわかテレビのコーディネートの動画を見て、ロザンさんのイメージが変わりました。面白いし、何より仲が良い漫才師さんたちだ…!と衝撃を受けました。漫才も面白いし、今では祇園花月の日本向上委員会に実際に行ってみたりしています。ロザンのトークも行ってみたいですが、関西在住のしがない大学生ですので…関西での開催を期待しながら、祇園花月通いの日々です。
・Twitterで画像を見て。菅さんが前に追いかけてた声優の人に似ていてびっくりして調べ始めたのがきっかけ。その時に菅さんもリツイートしてたブログをみたり動画を見たりして‥。
最後の方の「似ている声優さん」て下野紘さんかな、多分。あとブログってやつ、多分私の書いたものですね……ありがとうございます……(実は私のブログきっかけと言ってくださった方、何人かいらっしゃいました。手前味噌ですが本当にうれしかったので後でちょっとだけ紹介させて下さい)
上で紹介しているのは2016、2017年にファンになった方のものなのだが、「インターネットきっかけ」は2005年くらいからけっこういる。()内はファンになった西暦。
・ちちんぷいぷいの企画でスネアドラムを練習する菅ちゃんに宇治原さんが「俺の菅ちゃんどこやったー」を動画で見て。その瞬間。(2009年)
・YouTubeで男性芸人の仲良し動画を探していたら、ロザンの仲良しまとめに出会い、他の芸人とは違う雰囲気に一気にハマりました。それからはYouTube、ニコ動、海外動画サイトでロザンの観られる動画は全部観ました。現在販売しているDVDはうぇっさい時代から現在までのほとんどを購入しています。(2011年)
・人間関係に疲れていた時になかよし動画を見てロザンを知り、愛というものを具現化したらロザンという二人の人間の形になるのではないかと本気で思い、今ほどまだ使われていなかった『尊い』という感情が心のそこから湧き上がったものです。(2009年)
・YouTubeで、ファンの方が製作した「2人の仲良しな様子」をまとめた動画があったのですが、そちらが主にちちんぷいぷいの内容だったように記憶しています。 菅ちゃんがドラムに挑戦したり、道案内のコーナーで、菅ちゃんがお手洗い?に行っていたか何かで宇治原さん1人になったタイミングで道案内をして、その後「菅ちゃん!俺1人で道案内できたよ〜〜!」と報告していたり、2人の仲良しさに癒されて次第にハマっていきました。(2008年)
・YouTubeにアップされている漫才を見て正統派漫才師面白く、コントもレベルが高く、どんどん好きになっていきました。(2007年)
・YouTubeで他の芸人さん見てた時に出てきた『ハッピーバースデー』の言い間違いから。そこから、YouTubeを漁り、DVDを買い、ルミネで生で……ずっぽりハマりました。(2013年)
・たまたまYouTubeのおすすめに出てきたロザンの漫才をみて一瞬でファンになり、 そこから検索するうちに コンビの仲の良さやウエストサイド時代のかっこよさ、菅ちゃんのかわいさや宇治原さんの頭の良さにどんどん惹かれていきました。 あれから約10年たつ今でも ロザン大好きです!!! (2008年)
・YouTubeでbase黄金期時代の映像を見て。特に野外での音楽ライブの映像。(2006年)
・WEST SIDEの頃から知っていたのですが、たまたまツイッターで流れてきた『京大芸人式日本史』のインタビューを見て「まだこんなに仲良いんか!」とつっこんでそのままずぶずぶと沼に落ちていった感じです。(2014年)
・THEMANZAI認定漫才師50組のネタ動画を観て。クイズ番組のイメージが強かったけれど、漫才をみて「ロザンって面白いんだ!」と驚きました。(2013年)
・YouTubeでお笑いを見ることにはまっていた頃に、最初は菅ちゃんのルックスに惹かれて色々な動画を見はじめて、だんだんと外見とは裏腹なブラックな部分やコンビ仲の良さ、テレビのイメージとは違うシュールなネタも知り、DVDを購入したりライブにいったりしているうちに大ファンになりました。(2011年)
いやー、21世紀だなぁという感じがする。法的にはアレなのだけれど、結局この時代に何かを調べたり発見したりするツールとして、インターネットが最も手軽かつ広告力があるのだろうなと思わざるをえない。私はいまジャニーズという、そんな世の中の流れから最も遅れているジャンルにハマっているけれど、結局ジャニーズファンの世界も深淵を覗こうとすればするほどインターネットが不可欠になってくるのだ。時代は変わりつつあり、ハロプロなどのアイドルがMVをYouTubeに公式アップするようになったりしている。よしもとは以前からネットでの生配信があるなど比較的柔軟だと感じているが、過去のものを見たいとなるとなかなか難しい。(これから何かのファンになる人にまず必要なのはたいてい過去のものなのだ)
公式のコンテンツでトークライブ1回分無料公開されていたり、ネタライブ1日分無料公開されていたりすれば、そこから興味をもってもっと見たい!となった人は続きを見るために課金するかもしれないし、劇場にいってみようと思うかもしれない。先にファンとなった我々としても、ちょっと興味を持ってくれた人と出会ったときに「まあとにかくこれを見てよ」と、堂々とリンクを貼れる公式の動画があるとかなり助かるなぁと。その点オリラジのRADIO FISHはうまかったなー ……と、この辺の話はめちゃくちゃ長くなるので機会あればまた。
あと多くの方が挙げておられる「ロザンの仲良し動画」、ファンの方が作られたものだったのだが、これで落ちたひと、数百人はいるのでは……?という影響力。なにをかくそう私もハマりたてのとき死ぬほど見た。今はいくつかあったうちのひとつだけ残っているのだけど、今でも定期的に見ているくらい好きな動画である。消えたら嫌なのでリンク貼れないけれど。この動画でぷいぷいや、よ~いドンのことを知り、あの頃ほど関西に引っ越したいと思ったことはなかった。
ジャニーズもその傾向が強いと感じているのだが、この仲良し動画のように「ファンの人が作った動画やブログ」が強力なプレゼンとなって更に興味を持ち、ライブへ通うようになるという流れはかなり主流となっている気がする。私自身、初めてロザンが気になったときにインターネットで検索して辿り着いた、先輩ファンの方々のライブレポを見ていなければ、お笑いライブに行ってみようなどと考えることはなかったと断言できる。未知のものへの恐怖感を和らげてくれて、こんなに楽しそうな空間があるなんて!ということを教えてくれたのはネットの海に残る古いライブの記録だった。だから私も現場へ行くようになってからは、できるだけ新しいファンの方が行ってみたい!と思えるように、ライブの雰囲気がわかるような、ライブって楽しくて幸せなんだよということがわかるようなレポを書くようにしていた。(ネタをまるごと書くようなものではなく、ジャニーズで言えばMCレポのようなフリートーク部分である)(まあネタライブでなければほぼ全編フリートークなのだけど)
そんな「ファンのプレゼンきっかけ」の一部が以下。
・ラーメンズの有名絵師がロザンの絵も描いていたのがきっかけ。ロザンの50音辞典というサイトを見て、仲のいいコンビということを知り、注目するようになっていった(2006年)
・友人にすすめられて。 ネタの完成度、コンビ愛エピソード、ルックス、トーク力、二人の性格…等々全てが完璧でどハマりしました。(2016年)
・息子にロザンのトークDVDをすすめられ、それがテレビ番組と違って面白かったから。これまでのテレビでは可愛いキャラやと思っていた菅ちゃんの印象が変わりました(2013年)
・Twitterでフォロワーさんが貼ってた画像から(2015年)
・たまたまトークライブのレポブログを見つけて読んだから(2012年)
・きっかけはQさま。pixivで宇治原さんとカズレーザーさんのイラストを見てもっと好きになりました(2017年)
・Twitterから。とうのいんさんのはてなブログを投稿したというツイートがジャニヲタ内でまわっているのを目にして、学生時代にお笑いが好きでロザンも存在は知っていたので興味本位で読んでその後YouTubeを回っているうちに気づいたら沼にいました。(2016年)
・もともと若手芸人を追いかけて無限大ホールに足繁く通っていた私はある日とうのいんさんのブログをTLで回って来たので読んでしまいました。 ロザンって賢くて可愛い菅ちゃんとスマートな宇治原さんのコンビと思ってたんですが、色々動画を見た結果2人とも可愛くて2人ともスマート!!という感想に至りました。 画面の中の清潔感や知れば知るほど好きになるロザン沼にいつの間にか全身浸かってました……元々お笑いライブに通っていた身なのでブログを読んで数日後にトークライブのチケットを取り、2週間後に生で2人の姿やトークを見れたのも沼に沈むのを加速させたのではないかと思います。 関東在住ですが、今ではロザンが出ている関西ローカル番組の放送を見るためだけに遠征したりと、なくてはならない存在です。(2015年)
最後ふたつ、自分のことですみません……いや、もう本当に本当にうれしかったのです。いつかライブ会場でお会いしましょう……(泣)
【まとめ】
ということで、ここ2年ほどでファンが増えた理由として、特に大きな新しい出来事があったわけではなかったのだった。ロザンがコツコツと日々活動していることが確実に実を結んでおり、ひとつひとつは小さかったり、長年変わらず続けていたりするものではあるけれど、この情報化社会は「ささいな好奇心」をきっかけに、より深い海へ潜ることが容易になっている。そしてロザンは一ヶ所に留まることなく、年を重ねるごとに活動の幅を広げている。あるときはクイズでインテリとして。あるときは情報番組で文化人として。ロケ芸人として。ネタ番組で漫才師として。講演会の講師として。作家として。ラジオパーソナリティとして。バラエティーを見ない人でも、テレビを見ない人でも、芸能に疎い人でも、「ロザン」という芸人に触れる機会がある。そのアクセスポイントの多さが情報化社会とフュージョンして、幅広い世代と性別に渡って新たなファンを生み続けている要因なのかもしれない。
さて。
アンケートの目的としては上記のまとめで終了なのだが、500人を超える人々から千差万別のアクセスポイントを集めたわけであるので、ここからは印象に残った回答をざっくりとジャンル分けしながら可能な限り紹介したい。ロザンファンの方々の熱い思いを、お時間のある方は是非どうぞ。
それぞれの回答のはじめに()で記しているのが、ファンになった西暦ときっかけとなった番組です。
【①全国ネットでの共演で初めて「ロザン」として認識したパターン】
・(2011年 タイムショック)クイズ好きの非関西人なので、宇治原さんの事は知ってたし、可愛い相方がいるのも知ってましたが、特別ファンでもありませんでした。2011年秋のタイムショックにコンビで出演した時、解答席にいる宇治原さんをお祈りポーズで見つめている菅ちゃんを見て「可愛い~✨」と雷に打たれたような衝撃がwwそれからロザンの事が気になってネットで調べまくり、坂道を転がり落ち沼にドボン。気になってから沼落ちするまで超早かったですww今でも大好き。知れば知るほどもっともっと好きになります。
・(2010年 Qさま)平成教育委員会でよく宇治原さんだけを見てたのですが、Qさまにもよく菅ちゃんが出演してて、お揃いのキャメルブレザーが可愛いなぁーって思ってたらハマってました!『漢字王』で、菅ちゃんが一人勝ちもして大健闘した回で、敗者復活戦で上がってきた宇治原さんと握手して「一緒に旅行行こうな!」と言ったところで完全に落ちました。
・(2012年 タイムショック)タイムショックに挑戦する宇治原さんを菅ちゃんが大きな声で応援してたのがすごく可愛くて印象的で、YouTubeで漫才やコントを検索して見て面白かったから!
・(2016年 Qさま)もともと芸人が好き(エンタ、レッドカーペット世代です)で、好きになる芸人さんはネタを大切にしてて面白いことととコンビ仲が良さそうなことでした。 前々より宇治原さんはクイズでよく見る人、菅さんは男前で本書いてるらしい程度の認識でいつかネタ見てみたいなーという感じでした。 2016年秋冬ごろに2人で出られたQさまで仲良さそうだし、菅さんの中身と見た目やっぱ好きだな、ネタ見てみよう!で漫才、コント、道案内、ロケ、アメトークなどなどと調べるようになりズブズブとハマってしまいました。
・(2015年 アメトーク)勉強大好き芸人で「京大芸人式日本史」の宣伝をしていたシーンで好きになりました。それ以前は宇治原さんしか知らなくて、宇治原さんのことは好きだったんですけど、菅ちゃんを知りロザン自体を好きになったのはそれがきっかけです。
・(2009年 平成教育委員会)平成教育委員会にて、宇治原さんが出演者皆に非難されている中、1人だけ宇治原さんの味方をしている人がいる…!一体誰…?と気になり検索したのがロザンを好きになったきっかけです。
・(2013年 平成教育委員会)菅ちゃんが出てきて初めて宇治原くんが芸人ということを知った。 やりとりが可愛くて漫才調べてハマった。
・(2009年 平成教育学院)最初は平成教育学院やQさまに出る宇治原さんのファンになり、菅さんが一緒にクイズ番組等に出るようになってからコンビだと知ってハマりました。東北住みなので、関西ローカル番組はほとんど見れず、しばらくはネットの動画にお世話になってました(小声)。
・(2008年 平成教育学院)平成教育学院でスタンバイ芸人で菅ちゃんが出演してた時に、宇治原さんが駆けつけて二人で同じ椅子に座っている仲良しな姿を見てあまりの可愛さにファンになりました。
・(2016年 特番「格付けニッポン」)それまで宇治原さんが一人でクイズ番組に出演している所しか観たことがなく、菅ちゃんの顔と名前はふわっとしか知らなかったのですが、初めて二人揃っている所を観てハマりました。
・(2009年 平成教育学院)平成で宇治原さんにびびっと来て、その後「旅の香り時の、、、」というようなタイトルの旅番組で、京都で野際陽子さんをロザンが案内する、というコーナーがあり、相方を認識して、二人の間に漂う優しい仲良し感が心地いいなあ、と思った記憶が。この番組、録画しておけばよかった、と今も後悔しています。
・(2014年 タイムショック)宇治原さんを応援する菅ちゃんを見て、仲がいいなと気になって。
・(2008年 平成教育学院)宇治原さんをよくクイズ番組で観ていて、ピンでばかりでてるからコンビ仲悪そうと勝手に思ってたら(九州だったので関西ローカル番組の存在は知らなかった)、たまたま菅さんが応援?で番組に出ていて仲良かったのでびっくり。そこから色々調べてお二人のファンになりました。 お二人で出演している番組を観たいためだけに大学は関西を選びました(笑)
・(2011年 Qさま)それまでもクイズ番組で宇治原さんを見て賢いところが好きだったのですが、珍しく菅ちゃんが出演している回のQさまで仲良しロザンを初めて認識し、「何この2人かわいい・・・!?」と感じてからは急転直下でした。 ロザンが仲良しなのが大好きです。
・(2011年 ジャニ勉)『ジャニ勉』にゲスト出演したロザン。 賢くてカッコいい宇治原さんとカワイイ菅ちゃんに惚れました。
非関西勢に多いこのパターン。私もです。大学選びに影響を及ぼしている方まで!
【②他の芸人のファンから派生したパターン】
・(2007年 DVD)M-1でチュートを見てお笑いにはまったのですが、M-1直後にチュートについて調べているうちにガキンチョ★ROCKの存在を知り、DVDを見てロザンのことを好きになりました!
・(2005年 WEST SIDE)元々キングコングのファンで、そこからウエッサイとロザンを同時に知りました、
・(2000年 WEST SIDE)キングコングのファンで、仲良しだったロザンの存在もすぐに気になりました。今は完全にロザンだけですw
・(2017年 キンコン西野のブログで見てから)菅ちゃんはいつもニコニコしているけれど、実はめっちゃいろいろ考えてることを知ったから。頭いいなぁと思って。
・(2015年 京大芸人)当時オードリーファンでDVDなどを購入していた私にAmazonさんが勧めてきたのです……
・(2009年頃)オードリーが好きで、笑いあってるのを見て多分仲良い芸人に目がいくようになって、なぜかロザンにたどり着き見てたら仲良し具合が半端ないなと思いそこからですかね〜。愛方大好き芸人の時には既にもう好きでしたからその前からですね。
・(2004年 base)東京住まいで、テレビがお笑いブームとなっており、まず麒麟のファンになりました。 その際にbaseよしもとというものも知り、楽しそうだったのでSummerSmileのDVDを購入。菅ちゃんの可愛さと、うぇっさー?って何だ?というところからロザンを調べ始め、現在に至ります! 菅ちゃんから入ったものの、すぐに宇治原さんも大好きになり、ロザンごと大好きな現在です。
・(2003年 WEST SIDE)最初はキングコングから入りました。 キングコングの漫才を見て、他の活動にも目を向けたらWEST SIDEに出会い、ロザンさんに出会い… WEST SIDEでは劣等生な菅さんが、漫才ではとっても生き生きとしていて楽しそうで、ああ漫才師だなぁと感動した覚えがあります。 それでもきちんとWEST SIDEのお仕事もされていて、プロだなぁと。 その後フリートークを見て、なんだこの人たち!!!フリートークバケモンだな!!!ロザンのトーク何時間でも聞いてたい!!!となって、がっつりハマりました(^^)
・(2007年 その他)当時、チュートリアルの徳井さんが好きでネット徳井さんのことを読んでいたら菅ちゃんの名前が出てきて気になりそこからファンになりました。
・(2007年 base)M-1でキングコングファンになって、動画漁ってるうちにbase黄金期が好きになって、そこからです! うえっさいやガキロクは遅れてですが死ぬほど見ました!ロザン大好き!
・(2004年 base)キングコング西野っちのファン、ロザンもよく一緒にbaseで見てたり、西野っちと菅ちゃんが仲良しだったから。
・(2016年 トーク)ミキ目当てで行ったロザンのトークで大笑いして
・(2017年 Qさま)元々カズレーザーさんのファンでよくQさま!!を見ていて、ある日「ロザンってどんなコンビなんだろう」と調べてみたことがきっかけです。
・(2009年 その他)元々NONSTYLEさんのファンで、トークで井上さんがお世話になってる先輩として宇治原さんの名前をよく出しており、「ロザンさんってどんなネタやるんだろう?」と興味を持ったのがきっかけだったと思います。 youtubeで漫才やコント、関西ローカルの番組でロケをするお二人の仲良しな空気を見てすっかりファンになり、すぐにDVDを買っていました。初めてロザンのトークを観に行ったのは2011年くらいだったと思います。それ以来、忙しくて行けないこともありますがトークはなるべく通っています。ネットで見て、DVDで見て、劇場で生で見て…。見れば見るほど、お二人の魅力にハマっていくコンビだと思っています!
・(2008 その他関西ローカル)今ちゃんの実はで田畑藤本とクイズ対決したのを見たのがきっかけで、まず田畑藤本のファンになり、ロザンにもハマった。
これ個人的に「そういうパターンもあるのか……!」となった項目だった。いや、よく考えたらジャニーズでいう「担降り」だし、ロザンきっかけに他の芸人のファンになっていった人もたくさん見てきているから普通のことではあるのだが、何故かアンケート作成時点でこの可能性がすっぽりと頭から抜け落ちていた。昔はキンコン、少し前はオードリー、最近はメイプル超合金がきっかけという人が多い。そうそう、Amazonさんすすめてくるよね……笑
西野さんのブログきっかけの方はおそらく
キングコング 西野 公式ブログ - 全ての行動理由を説明しろ - Powered by LINE
これのことかな。
【③デビュー頃からのファンの方】
・(1999年 その他関西)クヮンガクッの、企画を最後まで遂行しようとする真面目な姿と宇治原さんと菅ちゃんのお互いを気遣う姿がとても素敵でそこに惹かれました。
・(2001年 base)人間マンダラの菅王子企画でファンにボールぶつけられている不憫な宇治原さんを見て好きになりました。
・(2000年 base)WSもめちゃくちゃ好きでしたけど、シッカリハマったって言うか劇場に頑張って向かうようになったのはbaseの番組が地方でも(当方九州出身)深夜やっててそれをこっそり見ていたのがきっかけですね。(その頃は学生で中々遠征は出来なかったけど) 独特の二人の距離感というか雰囲気と言うか空気感と言うか。 そういうのが他の芸人さんとは違う感じがして気がつけばハマってました。 お互いが居ればうまく行くというか上手な関係性と、なんだかんだいいながら答えをこっちにも示してくれる笑いが好きです。 トークの時の二人の柔らかい感じもネタの時のキレッキレ感も大好きです!! 20年も芸人さん続けているとピンの仕事も多くなりそうだけどちゃんと二人で二人だけでやっていくお仕事をしていらっしゃるのもずっと好きな理由かもしれません。 これからも二人で頑張って欲しいです(*´ω`*)
・(2003年 その他関西)菅ちゃんがイタダキ娘で下ネタ言っていて「この人こんな可愛らしい感じして下ネタ言うの!?!?」と思って調べたら、高学歴コンビと知って、何このギャップ!!と思ってハマりだしました。
・(1999年 base)当時、高学歴を売りにしたコンビはいなくて、それを堂々と売りにしたのが新鮮でした。 WSの頃は高校生にも大人気でしたが、彼らより年齢が上の私もその中でライブのチケとりに参戦したものです(^^) はっきりいって、WS当時、3組の中では全国区は難しいだろうと言われていたコンビでしたが、高学歴コンビの先駆けとしてオンリーワンの地位を確率した彼ら。地道にコツコツとメディアにもで続けて元気にご活躍されていることをとても嬉しく思います。 ライブも久しく行けてませんが、今でもこれからも私の一番好きなコンビです。
・(2002年 base)当時九州に住みながら、ケーブルテレビでGAORAの『baseTVボカンッ』を観ることができ、base芸人さん達を知りました。その中でじゃれ合うように楽しそうに漫才やコーナーで活躍するお二人を見て、好きな芸能人の一番に挙げるコンビになりました。
菅さんがRTして下さったことで古くからのファンの方の声がたくさん届いたことが今回本当に興味深かった。前回のアンケートもそうだったが、2009年からのファンである私のからの発信ではどうしても、ここ10年くらいの方に片寄ってしまっていたと思われる。回答でとても多かったのが「クヮンガクッ」。1999年、ロザン初めてのレギュラー出演だった番組だが、この名前とそれを見たときの気持ちを挙げておられる方が10名はいた。私もファン仲間から録画を頂いて所持しているが、誰に見せてもロザンのことを好きになってもらえる映像である。
あと爆笑OAバトルきっかけという方がけっこういて驚きました。3回しかOAされてないのに!! 私も見ていたはずなのになー
【④ちちんぷいぷい落ちの方の抜粋】
・(2015年)道案内のコーナーを見ていて、ロザンの仲の良さに癒され、ロザンを見てる時は嫌なことも全部忘れられるな〜と思いました。それからYouTubeで昔の道案内の動画を見たり、過去の番組を見ていたら、完全にロザンにハマり、他の関西ローカルの番組も全てチェックするようになりました。大学生になり、お金の余裕もできたので日本向上委員会も行くようになって、生でロザンの仲良しっぷりを見て更に大好きになりました!関西在住で東京は遠いのですが、アルバイトを頑張って貯金して、今年中にロザンのトークに行くことが目標です!
・(2008年)真面目なコメントもボケもしっくりくる素敵なコンビ。なによりお二人の仲良しな様子が見ていてほっこりします。「道案内しよっ」のコーナーでお二人がなれない英語を使いながらも楽しそうに道案内する姿は、自分が大学で外国語を専攻するきっかけになりました。
・(2011年)ぷいぷいの道案内のコーナーの総集編みたいなものが放送されていたときに、ベビーカーに乗ってる幼子が泣きもせず菅ちゃんと指を繋いで微笑みあっている姿に一目惚れ。
・(2017年)菅ちゃんが、番組内で、「僕は(自分の意見なりを)言えるタイプなんで」とサラッと言ったのが、妙に良かった。
・(2011年)小さい頃から毎週ぷいぷいの道案内をなんとなーく見ていて、気がついたらめちゃくちゃロザンのことが好きになっていました。1問目でいつから好きか答えたけど、いつからか好きなのかはっきりわかりません。笑(たまたま友だちが道案内されいて、いいなーーー!って叫んだ年にしました)
・(2014年)街中でロケを見かけて、それがいつ放送されるのかなぁとぷいぷいを見ているうちに、今まで持っていたイメージとは全く違うお二人の姿と関係性にハマりました
・(2016年)ちちんぷいぷいのロザンの道案内しよ!を昔から見ていたがある日急に菅さん見てこの人ほんとになんて可愛い笑顔なんだろうと思ってそこから沼に落ちてしまっていた、、、
・(2016年 よ~いドン)宇治原さんは平成教育学院から大好きで、Qさまもずっと応援していたのですが、菅さんを含めロザンとしてファンになったのはここ最近です。 きっかけはよーいどんのコーナーの関西ワーカーでのお二人の仲の良さを感じてから。2人ともニコニコしていて、宇治原さんもクイズ番組とはまた違った印象で、コンビで仲がいいんだな…ちょっと調べてみようかな…。と思って調べ始めてから気づいたらコンビとしてロザンのファンに(笑) 漫才も初めてちゃんと見ましたが、想像以上に面白い!そしてロザンのトークもDVDを借りて見てさらにファンに。 これからもにこにこ楽しそうなロザンを応援していきたいです!
・(2010年)よ~いドンを見て、仲いいなあ~と思いググったら、大量の仲良しエピソードを発見。沼まっしぐら。
一部よ~いドンを入れたが、ずーっと当たり前のように出演しているレギュラー番組でも、定期的にファンの沼へ引きずり込んでいることがよくわかる。特にぷいぷいの道案内は本当に人気で、100人以上が名前を挙げていた。それまでなんとなく見ていてもある日突然好きになる、というケースも多いようで、人の心というのは面白いものだなぁとしみじみ。
ところで先日発表になった菅さんの新刊は、この道案内のコーナーを元にしたもの。ロザンファンを生み出すきっかけとして一番強力なコンテンツを、作家というもう1つの武器と組み合わせてしまうのだから、本当に菅さんのビジネスへの嗅覚たるやおそろしいばかりである。
【⑤実物を見てハマったパターン】
・(2014年 舞台ネタ)ロザンのベスト14を見に行ったら、ネタが面白かった上に、2人が楽しそうにしゃべるのをみて、気がついたら癒されていた。帰宅してから検索して仲が良いのを知り、知れば知るほど沼で、現在に至る。
・(1999年 その他)出待ちしていた劇場で写真をお願いしたときの対応にキュンキュンしてから!(その時まであまり存在を知らなかった)
・(2001年 base)単独ライブのネタが面白かったから。コントはもちろん、幕間VTRネタも面白かった。
・(2001年 WEST SIDE)父がマンダラを必ず見る人で、それを見ててWEST SIDEカッコいいなー、からの、自分の大学の学祭に来てくれて、好きが確定しました!
・(2003年 その他)学園祭の営業漫才を見て。他の芸人より圧倒的にイケメンでしかもネタも面白かったので。頭の良い漫才素敵です。
・(2008年 舞台ネタ)ロザンの08ベストです! もともとお笑いをちょこちょこ追いかけていて、主に無限大に通ってたんですが、MCやってる姿とルミネでひとつかふたつネタを見たことがあるなぁくらいの状態のときに友達がたまたま余らせていたチケットで連れて行ってもらってハマりました。
・(2015年 舞台ネタ)友達に誘われて漫才劇場の公演で初めてロザンさんの漫才を見ました。それまでネタを見た事が無かったのもありますが、自分が思っているよりも遥かに面白かったのと、道案内などでの仲の良い2人の雰囲気のまま繰り広げられる掛け合いがとても印象に残ったことがきっかけでした。
・(2017年 舞台ネタ)ルミネザ吉本でトークとネタをみてハマりました!時事ネタを軽くいれてるところと、2人の息のあった感じが好きです!
やっぱ現場いいよね~~~!!!(大声)
友達からトークライブへ誘われてそこから……という方が複数いらした。一時期チケットが取りやすくなってたことも無駄ではなかったというか、良い影響もあったのだなぁと。私も友人を積極的に連れていこう。
【⑥その他 特に印象に残った回答】
・(2005年 その他関西)吉本大運動会で、宇治原さんが棒高跳びで大活躍し、MVPをとった時。 最初はそんなきっかけだけど、そこから宇治原さんに一目惚れしロザンというコンビを知って徐々にのめり込みました。
・(2001年 その他)THE MANZAIヤングライオン杯(2001年5月関東ローカル)を見て。
・(2017年 その他関西)就職で関西に来て10年ほど経ちましたが、ロザンは存在は知っていたものの賢い人と可愛い人のコンビ、程度の認識でした。ちちんぷいぷいや、よ〜いどんなどのレギュラー番組も平日の勤務時間帯だったので全く触れずに過ごしていたのですが、今年初め?たまたま見ていた魔法のレストランにロザンが出ていて、あー菅ちゃんてずっと老けないなあ...とぼんやり見ていたら、ロザン2人の空気感が所謂吉本のコンビと違って暴力的な感じがなくて、やさしくて近い感じがして...そこから興味が出て色々調べてるうちにかわいいしおもしろいし賢いし最高では!?とあれよあれよという間にハマりました!
・(2009年 その他)高校が同じ
・(2001年 base)よく漫才番組を観ていた。中学時代進学校を目指していたので頭の良いロザンを尊敬していた。
・(2008年 その他)楽しく学べる映像教材という、理科の教材。中学生の頃塾でそれを使った授業があり、菅ちゃんが気になって調べたのがきっかけ。
・(2011年 その他)Nakabayashiのロジカルノート。ハマったのは2011年12月です。ノートを買おうと思って、ロジカルノートの「ロザンが開発しました」のようなシールが目に入りました。なんとなく見たことがあったような気がして購入。その日がたまたま月曜日で、たまたまテレビでQさまを観て、宇治原さんを発見しました。キャメルブラウンのジャケットがすごく似合っていて、一瞬で好きになりました。その1ヶ月後くらい、2012年お正月のモーニングバードで、ハワイに旅行に来ている芸能人として菅ちゃんが登場したとき、完全にロザンにはまりました。その前から動画や番組を観ていましたが、この辺りから本格的に好きになりました。
・(2002年 WEST SIDE)マジっすか(トーナメント戦)の三節棍を使う宇治原さんがカッコよく、どんな人なのかと調べたら京大生、おまけにウエストサイドで歌って踊っており衝撃を受けました。
・(2001年 base)baseよしもと黄金期の時にハマり、うめだ花月に行ってからは他の芸人さんのファンになっていたのですが、昨年ひかりtvアプリを落とし、ラジオ代わりにロザンのトークを流していたら面白くて10数年ぶりにロザン愛が最熱しました。 お笑いはずっと好きだったのですが、2015年のM-1でメイプル超合金さんにハマり、Qさまをよく見るようになったのもロザンがまた気になり出した要因の一つだと思います。
・(2016 京大芸人)近所に吉本芸人さんが越してきた時にたまたま図書館で『京大芸人を見つけ借りました。ものすごく面白くかつ癒されて、そこから関西住なので、『ちちんぷいぷい』『よーいドン』など 毎週録画で見てます。こんなになにかにハマったの初めてです。東京まではさすがに行けないので先月は初めて祇園花月へ。 昨日のいずみホールのコンサートには『Qさま』好きの母を連れて行き、菅くん面白いね!とコンビの良さを認識してもらいました。賢い宇治原さんの優しさと可愛い菅さんの毒がたまりません。またDVDも出して欲しいな。
・(2017年 京大芸人)京大芸人が本屋に置いてないというツイートに対してブックオフに100円で売ってるよという菅ちゃんの返事を見てブックオフ自ら勧めるなんて凄いなぁ思って気になった
・(2013年 その他)プレバトの俳句査定で宇治原さんが作った俳句があまりにも酷くて、そのギャップが面白かったので逆に興味を持った。
・(2008年 平成教育予備校)平成教育予備校で宇治原さんを好きになり、漫才やコントの動画を見るようになった。同時期に京大少年のサイン会があったので、そこに参加して初めて生でお会いした。ロザンが2人揃っている番組が見たいから、関西の大学に進学した。今は2人と共演できることを夢見てテレビ局で働いている。
【終わりに】
今回集まった568の回答を見ていたら、あ~~~~~ロザンのことが大好きだな~!!!という気持ちで爆発しそうになった。本当に色々なところにロザンの魅力を知る機会は落ちていて、それを拾うことができた私たちってなんて幸せなんだろう!と嬉しくてたまらない。進学や就職などの人生に影響を受けている人も少なからずいて、そのくらいロザンふたりが素敵な人たちなんだよなと感動してしまった。
WEST SIDEで歌って踊っていたことも、クイズも、本も、全部全部ロザンの魅力が伝わるきっかけとなっていて、これからのおふたりの活躍にも期待が膨らむ一方だ。
全ての回答を載せたいくらいだったが、文字数もそろそろ18000字を超えてきたのでこのあたりで締めさせていただきたいと思う。
改めまして、ご解答下さった568名の皆様、ここまで読んでくださった皆様、アンケート案をくれたロザンファンの友人、そしていちファンが勝手に始めたアンケートをRTしてくださったロザン菅広文さんに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
この記事が、ロザンおふたりの素敵さを少しでも伝えられるものでありますように。
ロザンは本当に、面白くて、かしこくて、かっこよくて、かわいくて、仲良しで、素敵な素敵な芸人さんなんです。
これからもおふたりの更なるご活躍をお祈り申し上げます。
あ!さいごに、回答頂いた方の年齢、性別、都道府県を添付します!
【年齢】
【性別】
【都道府県】
わたしを束ねないで/僕らはどうしたって湿っぽい男たちだ
だいぶ前にこんなaskを頂いた。
ちゃんと答えなくてはな、と思うとなかなか片手間では書けなくて、結局数ヵ月も放置してしまっていたのだが、NEVERLANDの感想を書こうとしたらこの質問に対しての私のスタンス抜きには語れないような気がしたので、ここで触れることにする。なおブログ記事として書く都合上、通常のaskのような言葉遣いではなくなることをご容赦ください。そしてお気付きの通り私はこの記事でNEVERLANDの感想を書こうとしている。オーラスから2ヶ月経っているというのに!
「この感覚はおかしいのでしょうか」という質問に対する私の解答は「おかしくない」ただ一言である。私がフォローしている中でも「なんでもかんでも褒めててこわい」「ちょっとでも批判めいたことを言ったら叩かれそう」などと呟いている方はわりといた。特にQUARTETTOのコンサート後が顕著で、QUARTETTOの内容にあまり満足できなかった方々が「悪いことを言ってはいけないという同調圧力を感じる」と言っていた。質問者の方をはじめ、少なくない人数のファンにそう思わせてしまう何かがあるのは確かなのだろう。
とはいえ私の感覚では「そんな絶賛意見ばかりでもないよなぁ」と思っている。先のQUARTETTOの時も「あの演出は自分には合わなかった」「セトリが不満だった」等と意見を述べている人はたくさんいたし、そういう方が叩かれていた記憶も(少なくとも私が見た範囲では)ない。Touch初披露時には大半の人がダンスについてわりと辛辣なことを言っていたし、直近ではツアーのグッズがダサいという嘆きも多かった。私の回りはまあポジティブなことしか言わない人の方が多いけど、鍵垢では本音を言っている人もいるし、ちょっと検索してみるとなんでもかんでも褒めるアカウントと同じくらい、なんでもかんでもダメ出しするアカウントも見かける。つまりは「NEWS担は批判をしない」わけではなく、自分がフォローしたいと思った人があまり批判をしないタイプの方だったということなのではと思う。
そういう私も、日頃NEWSを褒めたおしている方ばかりをフォローしているタイプだ。私自信の考え方として「餅は餅屋」という感覚なのも大きい。「悪いところを指摘してあげるのが本当のファン」という言説には私はあまり共感できなくて、彼らはプロなんだから我々が指摘することなんてとっくにわかっているか回りのプロが指摘していると思っている。だってわたし自分のやってる仕事(営業)に、全然この仕事を知らない人から「そんなんだから契約がとれないんだ!もっとこうすれば売り上げがあがる!あなたのために言ってるのよ!」とか言われてもうるせーーーそれができたらとっくにやってるわ!じゃあお前が売ってきてくれ!って思うもの(笑) もちろん他業種から見た客観的な意見というのがとても大事なのも確かだし、例えば消費者としての要望(DVDにしてほしい!この前のCDはこれが不満だったからもっと得点つけて欲しい!ドキュメントつけてくれたらうれしい!)などはしかるべき場所に伝えるのが良いと思うけれど。
恋を知らない君へを歌番組で歌った時だったかな。慶ちゃんの歌の調子が良くない日があって、Twitterで「どうしたらもっと音程が安定するかな?」「合唱やってたけどこういう練習が効果あったよ」「てごちゃんの声をガイドにすると歌いやすいって言ってたからユニゾン曲で慣れていくと良さそうだね」なんて話を複数人でしていたことがある。するとその様子を見た私のフォロワーさん(ジャニオタではなくNEWSのことも知らない)が、「小山くんという人のことは良く知らないけど、ファンの人達が『下手でも頑張っててかわいいからOK』とか言うのではなく、彼の頑張りをわかっているからこそ、どうしたらもっと良くなるかな?ということを真剣に考えているのが凄いなと思った。愛を感じる」と言ってくれたことがある。慶ちゃんが実はボイトレしてることは最近明らかになってきていて、実際過去の歌声と比較すると本当に変わっている。我々が指摘するまでもなく本人たちは欠点とされることは克服しようとしている、それがプロのタレントだ。だけど私たちは時にどうしても心配してしまうし、どうしてもおせっかいをやいて、ファンが話し合ったってどうにもならないとわかっていても話をしてしまう。いつもいつも褒めてばかりに見える人でも実は時々不安にもなっている。そんな風に、ただ称賛するだけではない風景もけっこう見てきたように思うのだ。
ただ、感情の問題としての「とにかく嫌い!あれは嫌!」という気持ちを表すのは確かにためらわれることもある。誰かが何かを『良い。好きだ』と思っていることに対して『良くない、嫌いだ』と言うことは、誰かの『好き』という気持ちを傷付けてしまうかもしれない。それでいざこざが起きたり、離れていく人もいるだろう。そういうことを恐れて、負の方向の意見は言いにくくなってしまうものだ。しかし勇気を出して発言することで、それに共感してくれる人も現れたりする。全ての人が自分と同じスタンスなんてことはあり得ないのだから、結局は、同調圧力なんてものは無くて、自分の気持ちを表すかどうかは自分の問題だ。どうしても言いたいことがあれば言えばいいし、言わない方がいいかなと思えば言わなければいい。
今回NEVERLANDのことを書くにあたってなぜ最初にこんなことを書いたかと言うと、今から私はNEVERLANDを絶賛するからだ。
同じものを見ていても、受け止め方は人によって全然違う。普段親しくしているNEWS担の中だけでも、例えばMCであやめをメンバーがやったことがどうしてもどうしても嫌で怒りがおさまらない、という人がいる。Wアンコールでメンバーが出てきたのは嫌だったという人もいる。彼女らの意見は私とは違うし、その感情は推測することはできるけれど理解はできない。理解しようとも思わない。だけど理解ができないからといって私が彼女らに抱く好意は変わらない。「誰がなんと言おうと、私は嫌だったんだよ」という彼女らの主張は私の好きを否定するものではないし、そう感じた彼女らの感性をひとりの人間の感情として大切に思うからだ。ある人には幸福に思えることが、ある人にとっては不幸だったりする。ただそれだけのこと。
だから私も「誰がなんと言おうと、私にとってはNEVERLANDは全てが最高で完璧だった」と表明しておく。私のこの感情は、そうではなかった人を否定するためのものではなく、当然傷付ける意図もない。その事だけはどうかおわかり頂ければと思う。
NEVERLAND公演はありがたいことに4回入ることができた。友人の同行で福岡初日、静岡2日目の2部、ドームの初日。そして自分の名義でオーラス。White、QUARTETTOに続いて3度目のNEWSコン。去年も一昨年も最高NEWS大好きありがとう生きてて良かった!!っていう気持ちだったけど、ちょっと来年以降のツアーが怖くなってしまうくらい、私にとって今回のNEVERLANDは特別なものになりすぎてしまった。
セトリも、セットも、衣装も、演出も、照明も、ダンスも、レーザーも、何もかもがあまりにも好きで、どこにも文句をつけようがなかった。あ、嘘だひとつだけある。制御ペンラが制御されてる時間がちょっと多すぎたかな。でもほんとそこだけ。
特にドームのオーラスはあやめのMC、そしてアンコールも含めた全てが震えるほど特別で、これがDVDに残るであろうことを思って天を仰いで「神様…!」と呟いてしまったくらいに、一生忘れたくない、忘れたくない公演だった。
さて、ここから、QUARTETTOの時(愛するということは互いに見つめ合うことでなく ~QUARTETTO感想~ - 桐ノ院整体院)と同じように、全曲セトリ順の感想と統括を書くつもりだった。実際4曲目くらいまでは書いてあった。しかし続々と更新されるファンの方それぞれの感想ブログを読んで「そうそう、あ~~ほんとそれ、あ~~それもよかった、それなそれな」と頷きまくっているうちに、もう今更私が書くことも無いな、という気持ちになってしまって今に至る。なのであのオーラスを見てからぼんやりと考えていることを、ただつらつら書くことにしよう。全くまとまりもないし、結論もないことなのだけど。
私は浦和レッズのサポーターでもあるのだが、ずっと忘れられない試合がある。2007年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝だ。アジアNo.1をかけたトーナメント戦で、それまで日本のチームが優勝したことはないという大舞台だった。その準決勝、レッズは先制するも後半に逆転され、しかし執念で追い付き、2-2で延長戦まで戦ってなお決着がつかず、PK戦へもつれこんだ。通常のJリーグの試合も行っている中での過密日程に加え、120分を越える激闘で選手はもう立っているのもやっとの状態だった。水曜の夜19時半、というド平日にも関わらずスタジアムは50000人を越えるサポーターで満員である。私も仲間も、スーツのまま仕事先から駆け付け、ワイシャツの上からユニフォームを羽織り声を枯らして応援していた。
PKはレッズのホーム側のゴールで行われた。すると誰が呼び掛けた訳でもないのに、スタジアム中の大旗がそのゴールの裏に終結し始めた。そして試合開始前に応援メッセージとして掲げたコレオグラフィ(人文字)を、また誰かが掲げはじめ、自然発生的にみるみる文字が復活していった。スタジアムがビリビリと震えるほどの、We are Reds!のコール。
(↓この動画の冒頭1分ほどの出来事)
レッズの選手が蹴るときは選手が集中できるよう息をひそめ、スタジアムは完全な静寂に包まれる。相手チームが蹴るときは、集中力を削ぐため全力でブーイング、ゴール裏の旗をうねらせ威嚇した。いつのまにか、隣にいた全然知らない人と自然に肩を組んで、祈っていた。隣の人のじっとりと汗ばんだ背中を今でも覚えている。
興味ある方いらっしゃればPK戦の全貌がこちら↑
1:20頃の、ゴール裏でうねる旗がまるで魔物のようである。あと私の最愛の選手、阿部勇樹が脚引きずりながらPK蹴るところで何度でも泣きます(これ書きながらまた泣いてる)
結果、この試合に勝利し、決勝戦にすすんだレッズは日本チーム初のアジアチャンピオンとなった。
私がこの試合を忘れられないのは、この日このスタジアムにいた我々サポーターは、間違いなく「共に闘っている」という感覚になったからである。あの日のスタジアムは本当に一種異様な空気感に包まれいて、あの場に居たもの全員が何か同じ夢を見てトリップしているというか、異世界にいたような、強烈な一体感があった。
なぜ長々とサッカーの話をしたかというと、この試合から10年経った今年、私はあのNEVERLANDオーラス公演の東京ドームで同じような感覚におちいったからである。
今回の公演はNEVERLANDという世界観を非常に重視していたので、アンコールがなかった。アンコールという扱いでいちど世界観を区切って歌われるUR not aloneが終わればもう、何をどう考えてもそれ以上歌うべき曲は見当たらないし、求める気持ちにもならなかった。だから今回のツアーは、ネタバレを見ているいないにかかわらず、アンコールを求めるNEWSコールは(様式美としていくらかは発生するものの)ほぼ無かったといってもいいかもしれない。
しかしオーラスは違っていた。圧倒的なボリュームのNEWSコールがいつまでも鳴り止まなかった。私もなんだかもう感情がめちゃくちゃになりながらNEWS、NEWSと繰り返し叫んでいた。コンサートの内容が私にとっては本当に本当に完璧に最高だったこと、URを歌った彼らの表情、上半期たくさん負の感情を浴びたこと。色々なことが頭の中をめちゃくちゃに通りすぎていった。もう歌って欲しい曲はない。出てきて欲しいとも思わない。ただ伝えたかった。凄く凄く好きだということ。せめて声が届いて4人がそれを嬉しく思ってくれたらいい、いやもう届かなくてもいいから愛してると言わせてくれ。
彼らが出てきた瞬間、でてきた…と呟いて泣き崩れてしまった。てごちゃんと慶ちゃんが泣いていること、シゲちゃんがその肩を抱いてニコニコしていること、増田さんがまっすぐ客席を見渡して歩いていることがわかったら完全に涙腺がバカになって、ほとんど声をあげて泣いてしまった。
NEWSがバクステまで来ると、スッ……と静かになる会場。4人の生声。自然発生して広がるUR not alone。
あの日の埼玉スタジアムと似た、強烈な一体感。
とはいえ5万人が「勝ちたい」という大きな1つの気持ちを共有していた試合と違って、この東京ドームは個々の気持ちはもっとバラバラだったはずだ。現に一緒に入った友人は、メンバーが出てきたことに白けていたらしいし、あやめのMCを許せない気持ちを抱えたままだった人もいる。自分のしたことで騒動を起こして自業自得なのになに感動っぽくしてるの?という声もあった。それでもあの会場の大多数の空気はどこか特別で、なぜかひとつにまとまっていて、なんてことだ、歴史に残る公演に立ち会ってしまった……という思いで涙が止まらなかった。
彼らが泣いた理由はわからないし、観客それぞれ思ってたこともバラバラだろうけれど、少なくとも私の中では、あのエモーショナルでウェッティな会場の雰囲気は、上半期ずっと不穏な空気を流していたコヤテゴのあれこれと無関係ではないように思えてしまった。
終演後「美恋の時とはわけが違う、今回のことは自業自得なんだから泣くのはお門違い」という意見を目にした。確かに美恋の時とは全然違う。美恋の涙は、抗えない運命に巻き込まれながらも待ち続けたファンたちと、乗り越え再生したメンバーが共に分かち合う嬉し涙だったんだろうと解釈している。戦友のような。ただ私は美恋の時は現場にいないので、あくまで映像を見た追体験でしかない。実際は言葉になんてできないような大切な感情がそれぞれの人の中にあっただろう。
今回の涙は、私はただ悲しかった。なんで彼らが泣かなきゃいけないんだ、ちくしょう、と思いながら私もひたすら泣いていた。何度も書く通り私個人は、彼らが責められたり謝罪しなければいけないようなことをほとんどしていないと思っているので(これに関しては生き方と価値観の違いなので意義を申し立てられても私の気持ちが変わることはないです。多分1回死んで別人として生まれ変わらない限りゆるがない)、あれだけの悪意に彼らが晒されている間ずっとずっと辛かった。だから悲しくて、もっともっと愛してるって伝えたい、少なくともここにいる人の大多数があなたちを愛してるということが伝わって欲しい、と思って泣いて、彼らの涙を見て伝わった気がしてまた泣いた。
これは単なるいち小山担の私の個人的な感情で、きっとあの場にいた50000人の中には50000通りの感情があった。少なからずコヤテゴのどちらかまたは両方を物凄く憎んでいる人もいただろう。それでもそれを越えるくらい好きな自担がいるとか、最後のつもりで渋々足を運んだとか、何らかの理由であそこに立ち会った人たち。なぜかそのバラバラな感情を集めた空間が、異様な一体感をまとっていた。
私は他担の友人も多くいて、わりと頻繁に「NEWS担が嫌い」という話を耳にする。なんならNEWS担本人も言ったりする。NEWS担が「NEWS担サイコー!マナーもいいよね♥」なんて言えば言うほど、「NEWS担キモい」と言われる。その度に私は、冒頭のaskへの回答のように「それはあなたが嫌いなタイプの人が、たまたま観測範囲内のNEWS担にいただけで、20万人いるNEWS担のほとんど数人の話でしょう。どこの世界にもこいつ嫌いだなって人はいるから、それで一概にNEWS担を嫌うのは違うんじゃないの」と反論していた。学級会も、ネタにマジレスも、法的にアウトレベルの叩きアカも、なにもNEWS担に限ったことではないのに「でもNEWS担ってそういう性質の人多いよ」と言われる。それはそう感じた友人個人の確かな感覚なので尊重しているし、その事自体は気にならなくてその人たちのことも好きなままだけど、傷ついていないかというとそんなことはなくて、なんでかなぁ、だってみんな同じなのになぁ、なんでNEWSという冠がついたら嫌われるんだろう?とずっと考えていた。
しかしオーラスに入って、なんだかもはや言葉にできないけども、
「ああ、これがNEWSとNEWS担だ。これが私やNEWS担がNEWSを大好きで特別な理由であり、そしてNEWSとNEWS担が嫌われる理由でもあるんだ」という感覚が、スッと体に降りてきた。
わたしを束ねないで、と、思う反面、ああ私たちは束ねられてしまうなあ、これは。と思った。その感覚をどうにか言語化しようとして、できなくて、2ヶ月ブログを書けないままでいたけど、結局無理そうなので「とにかくそんな雰囲気」というざっくりしたことだけ書きにここへ来た。
そんなおりにシゲちゃんが書いたNEVERLANDについての言葉。
「僕らはどうしたって湿っぽい男たちだ」
これにひとつの答えが含まれているのかなと思った。
結局NEWS本人たちが、すこぶるウエットでエモーショナルな人たちなのだ。
そしてそれを信仰するーーー「信仰する」という言葉をあえて使うけどもーーー人たちの大多数が湿っぽくてドラマチックなものを好む人たちなのだ、おそらく本人たちがそうだから、そういう性質の人を呼んでしまう。それがNEWSとNEWS担なのかもしれない。
その様は宗教に似ている。
私は新興宗教とその行く末に興味があって、主にオウムを中心に関連書籍を読みまくるという趣味があるのだけれど、あのレッズの試合も、NEWSのドームオーラスも、「なにかを信じる者が集まり、共に祈った」という点ではほとんど宗教だなという気がする。そして、なにかを熱心に信仰する様は、人によっては「気持ち悪い、なんかこわい」と距離を置く案件になるのだ。私の母なんかはまさにそのタイプで、なにかを熱狂的に追いかけること自体にうすら気持ち悪さを感じるらしく、その気持ちがわからないと度々言っている。
NEWSについて「テッペンをとりたい」「テッペンをとらせてあげたい」という言葉を見るたびに、テッペンてなんだろうと考えていた。テッペン、というのが嵐やSMAPのようにレギュラー番組をたくさんもって国民皆に知られて愛されることだと思うと、どうしても私にはNEWSがそこの位置にいることが想像できなかった。彼らの持つ湿っぽい部分。好きな人は物凄く熱狂的に好きになってしまうけれどそのぶんちょっと引く人もいるかもしれない部分。私がなにより大好きなその部分が「テッペン」ということを考えるたび気になっていた。嫌われてしまうのではないかと。でも反面、こういうものが好きな人はもっともっともっといるはずで、信者はもっともっと増えるはずで、更に彼らはきちんと茶の間受けのスキルも持っているのだから、レギュラーの1個や2個もつくらいの未来は容易に想像できたりもする。嫌い嫌い言われすぎたからかもしれないけど(笑)、私はずっと「売れて欲しいなあ」「もっと売れるはず」「でも嫌いって人ももっと増えるだろうから無理なのかな……」という狭間で揺らいでいるのが現状だ。
ただ、その「テッペン」というのが、「彼らが自分たちだけの道として表現したいものを自由に披露できる環境になること」というのだったら、きっといつかそこに行けるのではないかと信じている。そしてそれを「3大ドームで披露する」くらいなら、わりと遠くない将来にたどり着けるのではないかと。そのくらい盲目的に思ったりもしていて、私もやっぱりどうしようもなく信者なのだ。
そう思えた大きな理由がNEVERLANDで、ああNEWSはこういう道を突き詰めていくのがひとつのテッペンなのかなと思った。あれだけのものが作れるNEWSのこの先を、私はずっと見ていきたいし、もっとたくさんの人に愛されて欲しい。宗教のような雰囲気をどうしても作り出してしまうなら、もっともっと信者が増えればいい。
大好きで、大好きで、私の大好きな人たちがもっともっと愛されて欲しい。
もっともっともっと愛されていい人たちだ。
あの、愛に溢れたオーラスの空間で、ただそれだけを思ってずっと泣いていた。
私はあの日を忘れない。
一生忘れない
— 梓 (@tounoin) 2017年6月11日
※これを書いていたらえびコンとか、Jr.コンとかサマパラとかJUMPコンのレポが流れてきて、それぞれのファンが泣いたりそのコンサートを特別と言っていたりこんなエモいライブみたことない、自担サイコーって言ってて、別にNEWSだけが湿っぽいわけでも宗教ぽいわけでもないな!ってまたふりだしに戻るなどしていますが書いたのでアップします。笑
想いよ届け君の元に
重すぎる記事がずっとトップにあるのが嫌で、全然ジャニーズに関係ないゆるい文章を書こう、『ぼくのかんがえる最強のサイゼリヤ飲み』とか書こう。と思いつつもなかなか取りかかれなくて放置してしまっていた。そうこうしているうちに今年のNEWSツアーが始まり、えらいことがおこったので、結局NEWSのことを書くためにブログ編集画面を開くことになった次第である。私はいつもこうだな……苦笑
梓さんが慶ちゃんと見つめあって手を触れ「ありがとう」って言ってもらった!
— きょん(φνφ)🍜 (@cyon_j) 2017年4月30日
2017年4月30日、NEWSライブツアー『NEVERLAND』静岡公演第2部終了直後の、同行した友人によるツイートである。人様のツイートを貼っているのはなぜかというと、私本人は終演後もしばらく手がブルブル震えていてTwitterもろくに弄れず、何も呟けなかったからだ。
はきそう
— 梓 (@tounoin) 2017年4月30日
書けたのこれだけw
友人のツイートを見たたくさんの方がおめでとう!とリプを下さった。本当にたくさんの方から祝福の言葉を頂いたので、お一人ずつに返信できなかったのが心苦しい。当日何が起こったのか、どんな気持ちだったかをここに書くことでお返事に代えさせて頂こうと思う。勿論、書く目的の大半は自分のための記録でもあるのだけれど。
人生で初めてファンサをもらった。
人生で初めてファンサをくれたのは自担だった。
私が初めて入ったジャニーズのコンサートは2015年のNEWSツアー『White』東京ドーム初日だった。
それから2年。ド新規ジャニオタにしては結構な数の現場に行ったと思う。ABC-Z、関ジャニ∞、キスマイ、KAT-TUN、JUMP、などなど。うちわ文化はジャニオタの美徳だと思っているので、舞台を除けばどの現場も座席に関わらず推しているメンバーの名前うちわを作り持っていった。
えびなんかはスタンド最前で、目の前でずっととっつーが踊っていたときもあるし、1メートルくらいの距離で五関さんがファンサしていたときもある。キスマイはアリーナでトロッコが目の前に来た。しかしどんなにいい座席で、うちわを持っていても、今まで1度もファンサを受けたことはなかったのである。それはNEWSの現場でも同じで、去年の札幌ではセンターステージ真横という、肉眼で愛のエレジーをBlu-ray画質で見られる神席だったにも関わらず慶ちゃんと目が合うことはなかった。
でもそれに対して不満に思ったことは一度もない。どんな座席でも、アイドルと同じ空間で同じ時間を共有できて、しかも歌って踊ってくれるなんてそれだけで実質タダだと思っている。もうひとつの趣味であるサッカー観戦は旗や人の頭でピッチが見えないこともままあるのだが、サポーターになった当初それを夫に言ったら「サッカーは見るんじゃない、感じるものなのだ」と無茶なことを教えられた。それに慣れている身からしたらモニター映像を流してくれているジャニーズのコンサートはめちゃくちゃ親切設計である。
そもそも、私は自分の容姿が好きではないため、あんなに美しい人たちの網膜にこんな顔を映してしまうのかと思うとそれだけで死にたくなった。どちらかというとファンサはいらないです、見ないで下さい!見ないで下さい!私はあなた方が生きてくれているだけでじゅうぶんなんですゴメンなさい!!という気持ちですらあった。うちわを必ず持つことに「あなたを応援してる人がいるよ」という激励以外の意味はなかった。
とはいえ、ファンサをもらってみたいな、という気持ちが全くなかったかと言ったら嘘になる。アイドルがファンサをしている姿を見るのが本当に大好きなのだが、いつかああやって誰かに、笑顔で手を振ってもらえたら自分はどんな風になっちゃうのかな、という興味のような、憧れのようなものは当然あった。
本当は毎年うちわを新調したいのだが、自担である慶ちゃんのうちわは心を込めて丁寧に作りたいので構想を練るだけでけっこうな時間が過ぎていってしまい、なんだかんだ最初のコンサートで作ったものを2年間使い続けていた。見よう見まねで初めて作ったうちわ。それが、NEVERLAND福岡公演に遠征した際、柄がポッキリ折れてしまった。
役目を終えたように折れたうちわ。接着剤で修復を試みるも再度折れ、まあもうボロボロだし静岡公演までに新しいものを作るか……と思うも間に合わなかった。静岡に持っていくのも躊躇われたが、まあ下の方(猫の尻あたり)を持てばなんとかなるし持たないよりはいいか、ととりあえず鞄に突っ込んだ。この判断が結果的に奇跡を生む。
静岡公演は友人から譲ってもらったチケットだった。行けると思っていなかったので、30日の夜公演というのが、慶ちゃんのお誕生日直前であることにも当初気づいていなかった。見切れだけどごめんね、と言われて譲り受けたチケットの座席を調べると、なるほど確かにメインステージ真横である。しかし前述の通り本気で座席にはこだわらないタイプの人間なので、とにかく行けることがありがてえ、しかも誕生日直前なんてありがてえありがてえ、とひたすら拝みながら会場へ入った。
「……なにこの階段」
座席に着いて友人と顔を見合わせた。
メインステージから私の座席の横に階段が伸びていた。
「……これどう考えてもここから上がってきてスタトロ乗るやつでは……?」
「えっやばくない」
「やばい、ヤバいよね? えっ!?やばい」
一瞬でヤバい以外の語彙を失う。狭い通路なのでエスカレーターで隣に並ぶくらいの距離だ。ここを? 通る?? メンバーが???
(スタンプが私の位置。一番端の席だった。ステージから上ってくると赤い部分が踊り場のようになっており、そこからはスタンドの階段を使う形)
※ちなみにたまたま今年のエコパがこういうステージ構成だっただけで、他会場や他の年でも同様の作りになるわけではないと思うのでご了承下さい。
この時点で思ったことは「匂いかげるかも……」だった。こんなに近くに来るというのに目線をもらう程度の想像すらできない自分が悲しいが、「近くで見られる」という事実だけで倒れそうだったので「自分のことも見られる可能性」まで思考がたどり着かなかったのである。
公演は最高だった。福岡公演に入っていたので最高なのはわかってたんだけども、2度目でも新鮮に最高だった。見切れでも一応メインモニターは見えたし、MCをしている4人の姿を横から見るのもなかなか趣があった。
ある曲で自分の近くのリフターに慶ちゃんが来てくれた時、歌が終わってリフターから降りてトロッコに乗って移動していったんだけど、そのトロッコ近くのアリーナのファンたちが「慶ちゃん!」「けーちゃん!」って凄く皆言ってて、私それをスタンドから見て嬉しくて泣いたんだよね
— 梓 (@tounoin) 2017年4月30日
わたしの好きな人のことをみんなが好きなのがわかったことが本当に嬉しかった
— 梓 (@tounoin) 2017年4月30日
誕生日直前公演だったからだろうか。この日の会場は小山担のファンがたくさん慶ちゃんの名前を呼んでいた。けーちゃん、けーちゃんという愛たっぷりの声を聞いて、なんだかここ数ヶ月の苦しさが浄化されていくような気持ちになった。
私はevery.もチカラウタも録画していないような徳の低い小山担で、熱心にこまめに追いかけている方々と比べたら申し訳なくなってしまうのだけど、それでも、今回のツアーはいつになく「私は慶ちゃんの担当だ」という強い自覚をもって入っていた。ずっとずっと慶ちゃんのことがよくわからなくて、少し怖くて、でも24時間テレビで、わからなくてもなんでもとにかく慶ちゃんが私の心を揺さぶるのは確かなんだなぁってなんとなく消化して。それまでよりも素直に慶ちゃんのことを好きと言えるようになったのが去年のことだった。そんな折りに例のことがあって、去年以上にたくさん慶ちゃんのことを考えていたら、心の色々な場所から慶ちゃんを愛しく思う気持ちが次々に飛び出してきて、今はもうとめどなくあふれている。
慶ちゃんのことが大好きな人がたくさんいるよ、ここにもひとりいるよって伝えたくてたまらない。そういう気持ちで今年は入っていた。
アリーナトロッコに乗る慶ちゃんを呼ぶたくさんの声には、私のそんな気持ちと同じ成分が含まれていたように思えた。皆同じなんだな、私と同じように慶ちゃんのことが大好きで大切なんだな、と思って、嬉しくて涙が出た。
そんな幸せに包まれていたら、MCが始まり、ケーキが出てきて、慶ちゃんのお誕生日を皆で祝うことに。もう皆様レポ等でご存知かと思うが、ケーキが出てくるのを客席にお尻向けて正座して待ってみたり、ロウソクを先に消されてみたり、シゲちゃんが鷲掴みした固まりを食べさせられたり(笑) 本当に皆が楽しそうで、慶ちゃんが嬉しそうで、メンバーもJr.も嬉しそうで、会場中で慶ちゃんおめでとー!!って拍手しながら幸福感がマックスに高まった。
おかげでその頃にはすっかり忘れていたのである。私の横にある階段の存在を。
コンサートも終盤になってからその時間は訪れた。センターステージにいた4人が二手に分かれ、増田さんとシゲちゃんがこちらに向かって歩いてきたのだ。
あ……来る……you are coming……
と思ったら即座に横からニョキニョキ伸びてくるガードマンの手。お前ら絶対触ったりすんじゃねぇぞコラァ という圧を感じる。大丈夫、触らない、そんな勇気ない。に、におい、においかぐだけだからっ!
階段の踊り場に、ヌッ……と増田さんの顔が現れた。
!?!?!?!?!?!?!?かっっっっっっっこいい!!!!!!!!
か、顔が、ちいさい、肌が白い、綺麗、意味わかんないくらい綺麗、そして「触ったらころす」みたいな表情!!!
ただの移動中なのでファンサという感じもなく、乗るべきトロッコに向かってズンズン進んでいく。ガードマンの腕越し、私の鼻先数センチを通りすぎる増田さん。気高い、美しい、ただただかっこいい。
続いてシゲちゃん。踊り場でちょっと立ち止まってスタンド上方のファンに手を振ってから階段を上っていった。手を降るシゲちゃんを下から見上げてたのだけど、少し首のあたりが荒れていたものの、おっそろしく目鼻立ちが整っている。うわっすげえ美しい……とまたまた呆然と見送る。
シゲちゃんが通りすぎたところで、自分がほとんど息を止めていたことに気付いた。においどころじゃなかった。
トロッコに乗ったふたりは笑顔でファンサしながら遠ざかっていく。このあと入れ替わりでてごちゃんが、そして慶ちゃんが来るだろう。おそらく通りすぎるだけだけどこの距離で自担が拝める、と思うとそれだけで手のひらから緊張の汗が吹き出した。
慶ちゃんを乗せたトロッコがゆっくりと近づいてきた。ケーキの形の帽子をかぶっている。笑顔で上方のファンへ指を指し手を振りながら、左手では下の方にいるファンの手を触っていく。私の大好きな慶ちゃんのファンサ。こんなに近いんだからあわよくばお手振りくらいもらえないかな、と見つめていたがいつものように全く目が合う気配すらなく、ですよね~笑と思っていたらトロッコが階段の上に到着した。
先程と同じように、慶ちゃんが降りてくるのに備えてガードマンが手を伸ばす。すると慶ちゃんはそれを制止するような仕草を見せて、歩いて一番奥の見切れ席の方まで行ってたくさんの人とタッチした。その姿を見て、ああ、私の好きな慶ちゃんだ、そういう優しいところが大好きなんだ、と泣きたくなった。(行きより帰りの方が余裕があるので、勿論逆サイドでは増田さんもシゲちゃんもそのあたりでたっぷりファンサしてたことと思う。念のため)
慶ちゃん自ら触りに行くので、ガードマンの動きが少し緩む。
そして奥まで行った慶ちゃんが戻ってきて、ゆっくりと階段を降りてきた。客席から伸びる手。それに触れていく慶ちゃん。私は一番下の一番端の席でその様子を見上げながら、完全に混乱していた。
触って、いいの?
え
触る?
慶ちゃんに?
いや無理でしょ なにもかも無理 逃げ出したい でも一歩も動けない
いや、声を出さなければ。あのアリーナのファンたちのように、けーちゃん!って、呼びかけなければ。慶ちゃんのこと応援してるよって、大好きなんだよって気持ちを込めて、名前を呼ばなくては。
でも声が出ない。喉が何かで塞がれたように、頭のなかに浮かぶあらゆる感情が発語できずに喉の奥で消えていく。
パニックになっていたら、慶ちゃんが、私のうちわを見た。
そしてゆっくりと目線をあげ、黙って私の目を見つめた。
ーーーここから先のことは、隣にいた友人に後で確認をとったところ、私の記憶がかなりズレている……というか、記憶の流れはだいたい正しいようなのだが体感時間にかなりのギャップがあったのだ。実際はトータルで5秒ほどだったというその時間が、私には数十秒もあったように思えていた。以下、私の見た世界がどんなものであったかを残しておくーーー
「ゾーンに入る」という言葉がある。ざっくり言うとアスリートの集中力が極限まで高まったときに、ボールの動きなどがスローモーションのように見えるという現象だ。
おそらくあの時の私はゾーンに入っていたのだと思う。
階段を降りてきた慶ちゃんが、私のうちわを見て、目線を私の顔へ移して、私が立っているのより一段上で立ち止まった。そこから数秒、お互い真顔でただただ見つめ合った。
私の想像していた、トロッコからのニコニコ笑顔のファンサじゃない。
目の前に立っていて、真顔で、無言で、見つめられている。
私は何も動けない。声はもちろん出ないし、かといって目をそらすことも出来ない。泣くこともできず、笑顔にもなれず、
↑ただただこの顔で慶ちゃんを凝視していた。
ああ、ケーキの帽子似合うなあ、かわいいなあ、顔が綺麗だなあ、色が白くて肌がつるっつるで顔が小さくて汗がキラキラしてて、ていうかなんだこれ、めちゃくちゃキラキラしてる、なにこのひと、ああ、顔が、顔が、綺麗だ、ていうかなに、この表情、なんの顔なのこれ、真顔すぎない? でも怖い真顔じゃない、なんか、子供のような……でも無垢ってわけでもなく何か考えているような……なんか……なんだ?なんだろう?意味がわからない、ああ、そんなことはともかく、目の前にいるんだ、伝えなければ、伝えたい、応援してることを、あなたが笑顔でいられる世界を本気で望んでることを、何か、言葉で……ああ、でもなんて?なんていえば伝わる?
思考回路が物凄い回転力でブン回る音がする。
固まったまま、あまりにも長い時間が過ぎたように思えて、ヤバいヤバいと焦り始めた頃、フッと手が動くようになった。
左手をそっと差し出した。
慶ちゃんがそこに柔らかく、ふんわりと、左手を重ねてくれた。
あ。あったかい。
手はすぐ離れたように思えた。体温だけがいつまでもそこに残っているような不思議な感覚。
私の記憶ではそこからまた無言でしばらく見つめられたことになっている。
脳内の記憶に一番近い顔を探したらこれだったのだが、こんなに見据えている感じではなくて、もう少し柔らかくて。でも、とにかく目が離せない。
あ、いやもう無理、これ以上どうしていいかわからない、無理無理、と口元に手を持っていったところでプツン、と記憶が飛んでいる。
気がついたら、ブルブル震えている自分の左手を見つめていた。
友人の方を見て「なにがおこった……?わたし、触った、よね?」とかろうじて絞り出したら「手を触れてたよ!慶ちゃんが、ありがとうって言ってくれてたよ」と返された。
「は?????ありがとうなんて言われた?????」
「声には出てなかったけど、口パクで言ってたよ!」
全然覚えてなかった。手があったかい、ってことに意識の全てを持っていかれていた。左手の震えが両ひざにも来て、生まれたての小鹿のようにガクガクしながら、思わず椅子に寄りかかる。
あっ、てごちゃん来たよという声で少し我にかえり立ち上がる。てごちゃんがキラッキラの笑顔を振り撒いて、手越担にまんべんなくファンサしながらニッコニコで去っていった。
再びステージで歌う4人を、慶ちゃんをぼんやりと眺めながら、まだ震えている左手をまた見つめる。ありがとう、って。私の方こそありがとうって言わなきゃいけなかった。いろんな大変な思いを抱えながらも、物凄く忙しいながらも、何も言わずステージに立ち続けていること。その誠実さ、アイドルとして生きてくれていることへの心からの感謝を伝えたかったのに。
「……何も言えなかった。ありがとうとか、がんばれとか、一言だってよかったのに。慶ちゃんの味方だよっていうことを、言えればよかったのに」
そう呟きながら自分のダメさ加減に激しく落ち込んで泣いてしまったら、友人が明るい声で「いいんだよぉ」と言ってくれた。
「慶ちゃんわかってるよ。ありがとうって言ってたもん。いいんだよ」
終演後、とりあえず酒を飲んで心を落ち着けていたら5月1日を迎えていた。
夜、一緒に泊まっていた皆が寝静まった後、布団の中であの時のことを振りかえる。あの、全てがスローモーションに見えて数十秒にも思えた時間の間、私はなにも言葉にできなかったけれど、でもずっと目を見ていた。それだけできっと伝わったんだ、と思えた。♪僕らはいつも以心伝心~♪という一昔前の曲が頭をよぎった。
♪離れてたって以心伝心 黙ってたってわかる気持ち 想いよ届け君の元に 未来に繋いでく信号は愛のメッセージ……
今までファンサを受けたことがないのは、今日この日のためだったんだなと思える。
今年、こういう気持ちで入った公演だからこそ、何かが届いてそれが形になったんだ。なんて運命論めいたことを考えてしまう。
ところで今まで私の体感したファンサについて記録してきたが、後日、実際のところはどんなものだったのか友人に聞いた結果がこちらである。
多分気付かれてから離れるまで実質5秒位だった様子w
でもこれを読んで「あ、やっぱりテレパシー通じたのかな」と思ったりもする。
今回はきっとこれでよかった。
でももし今度、また目線を交わせる時が来たら。きっとまた声は出せないかもしれないけれど、次は必ず笑顔で「ありがとう、嬉しい、大好き」という気持ちを表したい。呆然とした顔で固まるのではなくて、笑いたい。
もうファンサいらないなんて言わないよ。今まで通りどんな席でも最高に楽しむけれど、もし想いを伝えられる機会ができたら、笑えるように頑張る。
ジャニオタ3年生、またひとつ、目標ができました。
NEWSを、慶ちゃんを愛する旅は続く!