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桐ノ院整体院

浮気どころか不倫だぞと罵られ隊

はじめてのなまあやの

【2015.2.8  アメブロ掲載分転載】

 

2014年9月に綾野沼に落ちてから4ヶ月。
ついに、生綾野剛を観に行くことができた。

いつも観劇に誘ってくれるオジサマ(15歳年上なのにタメ口きいてるけど)が、私が綾野沼に沈んでるのを見てヨコハマ映画祭のチケットを確保してくれたのだった。もうね「チケット取れたけど行く?」って言われた瞬間、渋谷の雑踏の中でオジサマに抱きついたね。カンチに抱きつく赤名リカ並みに人目をはばからず抱きついたね。シアターコクーンに芝居見に行った帰りで、小池徹平ちゃんの可愛さに打ちのめされてたところに突如「生綾野見たいでしょ?」とか言われてパニックだったよ。その後の記憶があんまり無いよ!

さて。ほんの一部からレポの要望があったし、自分としても書き留めておきたいので久々にブログにログインしたわけだが、もう各マスメディアのニュースで綾野さんのコメントなどについては報道されているので、詳細のレポというよりはただの日記として、自分が見た風景を記していこうと思う。ド新規綾野ファンが、初生綾野を見た1日。


映画祭の詳細を聞いたとき一番悩んだのが「何時に現地へ向かえばいいのか」という問題。席は全席自由だという。開場は11時だがおそらくそんな時間に行ったら後方の座席しかとれないであろう。なにしろ受賞者の中には大島優子ちゃんがいる。こちらもJリーグで長時間の並びや場所取りに慣れているとは言え、相手はAKBオタである。勝てる気がしない。
そうこうしているうちに主催者側より「入場ルールについては当日朝7時に発表する。それ以前に並んでいても一切無効」という告知が出された。じゃあ7時には桜木町につくようにして、発表され次第並びに行けばいいかな・・・と一瞬思ったが、結局色々考えた結果7時に電車に乗った。私の最寄り駅から桜木町までは約1時間半。電車に乗ってすぐ開いたTwitterで、すでに100人ほど行列ができているのを知る。7時をまわってからも公式サイトから並びルールは発表されない。さらに線路内に人立ち入りだとかで電車が止まる。このへんでもはや完全に良席をとるのは諦めモードに入り「同じ会場で同じ空気吸えればいいから・・・」という解脱の気持ちになっていた。

なんとか会場に辿りついたのが9時少し前。行列は、自分より前に300人くらいいたと思うけど、正直予想よりは少ない印象で、これだったらやはり7時にくればかなり前に行けたなーと後悔しつつおとなしく開場を待つ。行列のほとんどが女性で、優子ちゃんファンの男性がかなり来るのでは?と想像してたので意外だった。同行者のオジサマと「ってことは、これほとんど綾野さんファンなのかなー」なんて話しながら待つこと2時間。並んでいた場所がちょうど日陰だったので、もうほんと泣きそうになるくらい寒かった・・・。
待っている最中、新宿スワンの情報をニュースで見たオジサマが「綾野くんが原作にかなり近いビジュアルになってて感心した!原作好きだし見てみたい」と言ってくれてちょっと心が温まる。

寒さを考慮してくれたのか、10分ほど早く開場。チケットもぎりはJリーグで慣れているのでそこで数人抜かすことができたw もぎってくれるミシン線を半分くらい切り離しておいて、相手がつかみやすいように差し出すと流れるようなスピードで通過できますこれ豆知識。
場内へ入ると、やはりセンターブロックは真ん中あたりまで埋まっている。しかし下手側のサイドは前の方にまだ空席が見えた。

オジサマ「どうする?映画が見やすいのは真ん中だけど、近くで綾野くん見t」
「前!!前!!!!いちばん端っこでいいから前行く!!最悪、尻しか見えない可能性あるけど尻だけでも間近で見たい!!!!」

質問に食い気味に返しながらズンズン前方へ降りて行き(前がいいって言った瞬間のオジサマの身のこなしが素早すぎて笑った。さすが年間200本とかありとあらゆるライブ見てる人は咄嗟の判断が俊敏)、ぽっかり2席空いていた、前から2列目の一番端をゲット。近すぎて見上げる形になるが、端のわりに視界は悪くない。

結果的に、この場所取りが大成功だったことを、この数時間後知ることになる・・・。

タイムスケジュールは、紙の月→表彰式→ウッジョブ→そこのみ。紙の月が始まる前に、選考委員の方が5人ほど壇上にでていらして、今回の選考についての感想を述べていく。
どの委員の方か忘れてしまったけれど「僕はあまのじゃくだから、世間的に評価されている作品から外れた、人とかぶらないものをいつもは選ぶ。でも今年はくやしいけど『そこのみ』がベストワン」みたいなことを仰った方がいたり、やはり『そこのみ』はとても高評価でホクホク。

中でも、映画評論家の秋本鉄次さんと言う方の感想が綾野ファン的には本当にうれしかった。
「僕も今年は、そこのみを1位に選びました。僕は普段、女優で映画を選ぶタイプなんだけど、今回は綾野剛くんが決め手になった。綾野くんのことはそれまで、すかしたハンサムだと思っていたけどこの映画は凄かった。役に入り込むために、毎日ウィスキーを飲んで撮影してたっていうのを聞いてね・・・僕もウイスキーが好きだから、その辺も嬉しくてね(笑)」
(細かい内容まで覚えきれていないので、こんなニュアンスの内容でしたよ~ってことでご了承ください)


さて。紙の月(おもしろかったー!)が終わり、いよいよ表彰式。
この舞台、舞台袖の壁が開閉するようになっていて、そこから人が出入りする。
受賞者が出てくるのは上手側かなー、と思っていたら、上手側に実行委員長(賞状を読み上げて渡す人)が立ち、下手側から受賞者が登場してそこまで歩いていって賞状を受け取るシステムだった・・・! 文章力が無くてうまく説明できないが、つまり、下手側一番端の前から2列めに座っている私たちの目の前から綾野さんが登場する、ということだ。ジーザス!!!

ところでおそらく早朝から並んでいたであろう、センターブロック前から4列くらいまでの観客たち。女性率ほぼ100%で、皆お花やプレゼントを持っていた。
このヨコハマ映画祭は伝統的に、受賞者へファンが直接プレゼントを渡すことができるのだと司会の方から説明が。・・・そうだったのか!!じゃあ綾野さんに、綾野さんの顔を見ながら、至近距離で、直接、花やらなんやらを渡せたのか・・・!そんな滅多に無い機会がこの空間にあるとは・・・!! 完全なる下調べ不足っ・・・!

じゃあこの女性たちは、皆綾野さんの時に立ち上がってお花を渡しに行く人なんだな~いいな~。などとぼんやり考えながら授賞式を楽しむ。で、大島優子ちゃん登場。かわいい。挨拶も慣れていて、さすが国民的アイドルのセンター取る子は器が違うねーなどとしみじみしてたら、優子ちゃんの挨拶終了と同時に、最前列に座っていた女性たちが一斉に花を持って舞台下に!!!

綾野さんのファンじゃなくて、優子ちゃんファンだったのかーーー!!!

いや正直この日一番驚いたのがこれだったんですよ。
なんとなく、AKBって男性の追っかけがいるイメージしかなかったので、こんなに女性から人気があるってことに感動してしまった。私の近くにいた子が、花束渡して戻ってきたとき「久しぶりって言ってくれたよー」って同行の子に話しかけているのが聞こえてきて更に衝撃。多分握手会とか、いつもいつも行っていて覚えてもらってる子だったのかなと。いやー凄い。ほんと優子ちゃん凄い。あれだけの女の子を魅了している姿を見て、私も好きになっちゃった。

小林聡美さんが大好きだー、とか宮沢りえちゃんのお手紙凄すぎっとか、他の方への感想もたくさんあるけど、すでに終わる気がしないので省略・・・。

で。で。

綾野さんの番。
もう、そろそろだなって思った瞬間から、手に滝のような汗。(誇張ではなく私は緊張するとリアルに滴るほど手汗かく)
どうでもいいけど司会の人の「アヤノゴウ」の発音が「アヤノ↑ゴウ」じゃなくて「アヤノ↓ゴウ」のタイプだった。久しぶりに聞いたからちょっと新鮮だったw


私の目の前の舞台袖から、ふわーっと出てきた。
ちょっとキョトンとしたような、ぽやぽやしたような表情で。
数歩あるいて、静かに止まって、スーッとおじぎして。また歩き出して賞状を受け取りにいく。
トロフィーもうけとって、センターマイクのところに立って、スピーチ。
おヒゲの無くなった顔が白くて、つるつるで、顎ちいさくて、首が綺麗で、壇上にいる誰よりも背が高いんだけど、なぜか想像より小さく見えた。なんだか現実の人ではないようだった。

私が芸能人を心から好きになって追いかけるのはこれが2度目で、一度目はお笑い芸人のロザンだったのだけど、初めて生の舞台を見に行ったとき壇上の2人が物凄く光って見えて、圧倒的な存在感で、ああ、画面越しに焦がれてたこの2人は、ほんとに存在している人だったんだ・・・って息を飲んだのだけど、綾野さんを目の当たりにしたときの気分はそれとは違っていて。

スポットライトの光のなかで喋っていて、確かに存在するはずなのに、なんだかそのまま本人もその光となって溶けて消えていってしまうような神々しさで、はかなくて、なぜか無性に切なくなった。
そこにいるのにいないみたい。
たぶん、初めて見る綾野さんがあまりに美しくて、私の感覚の情報処理能力が追いつかなかったんだと思う。たぶん、綾野さんはいつも通りだし、なんども見ているファンの方はもっと普通に色々な感想をもったんだと思う。(そういえば、後ろに座ってらしたファンの方が「開襟シャツだー珍しいね」って言ってた。そうなのか、珍しいのかって頭の片隅で思った)

とにかく真っ白になっちゃって、霧の中にいる感覚で、幻覚を見ているような気分。なんつーか、綾野さん出てきた瞬間、私にマヌーサかけたんじゃないかな?みたいな。そうか綾野さんは魔法使いだったんだね、みたいな。


その後司会の方との質疑応答では、受け手がいるからか徐々に人間っぽく見えてきて、私の混乱も少し落ち着いた。笑
司会の男性の方が、松岡修造っぽいというか、凄くグイグイしててフレンドリーな感じの人だったのだけど、その感じがツボだったのか途中で綾野さんが笑い出して「なんか・・・なんか凄いですね・・・w こう・・・緊張感がないというか・・・ふふふ、いえ、いい意味で。なんだかリラックスします」みたいなこと言い出したのがおかしかったw

あとねこれは報道でも出てるけど、インタビュー中なのに子供のぐずり声が聞こえたとたん話中断して「どしたのー、大丈夫だよぉ」って高い声であやし始めた綾野さんな・・・!!!
突然のお父さんプレイテロに対応できなくて、思わず「ヒー」って声にならない声だして頭抱えてのけぞったからな・・・!! たぶん脳細胞が相当数死んだ、あの瞬間。

「すごいことですよ、これは。綾野剛さんにあやしてもらってるんですから!」なぜかドヤ顔の司会者ww
綾野「この先が心配ですね」

この発言、最初「?」と思ったんだけど、多分(僕なんかにあやされて)心配、っていう謙遜の表現だったのかな。


みなさん。ここからですよ。

インタビューが終わり、前から後ろから、花束を持った大勢の人が綾野さんのところへ集まる。優子ちゃんも多かったけど、綾野さんへの花束は更に多い!!あっという間に40人くらいの人だかりが。綾野さんは、ほかの受賞者もそうだったように、舞台上からかがんでプレゼントを受け取っていた(人だかりに遮られてその様子はよく見えなかった)のだけど、突如スっと立ち上がって、舞台下にホイっと飛び降りて・・・ そのホイっと飛び降りた場所が私の目の前で・・・

私の目の前・・・後ろナナメ45度くらいの角度で・・・
鼻先1mくらいの距離で・・・
ファンと同じ目線に立って、ひとりひとりと握手する綾野さん・・・!!!

おいおいおいおいおい近い近い近い近い意味わかんない意味わかんないあー背中、背中かっこいいあっこのジャケットただの黒いジャケットだと思ってたけどなんか全体的にペイズリー柄みたいの入ってるオシャレ☆高そう!!ってか近い近い近いあっほっぺた白いなあうへへへへこの角度から見るとほっぺたがよく見えるなーあー微笑んでる口元可愛い凄い丁寧に握手しててやっぱ優しいなああー気遣いの人だよなーほんとになんだよこの行動かっこよすぎるでしょ背中かっこいいい首細いああほっぺた(エンドレス

だめだ!!!トキメキが渋滞をおこしている!!!!
ありとあらゆるトキメキがクラクション鳴らしてる!!!!

玉突き事故みたいになってる脳内では何も処理できず、ただひたすら白目。尾崎豊の子猫ちゃんくらい震えること数分、ファンサービスを終えた綾野さんはまたホイっと舞台上に上がり、自分の席につくと、ふーっと大きなため息。こっちもため息だよ・・・。なんだったんだあれ・・・。


えーっとこの後は他の方の受賞風景を聞いていたり、写真撮影だったり、ずっと綾野固定ビジョンで眺めていたんですが特に特筆すべき動きもなかったのでそろそろ終わります。
いや、写真撮影まで、本当に動きなかったのよw
終始ややうつむき加減で、節目がちで、瞬きをめちゃくちゃしてて・・・。拍手とかもワンテンポ遅くて・・・。最初は「ああ、綾野さん、他の人の言葉をああしてじっくり聞いてるのね」とか思ってたんだけど・・・あれ・・・これもしかして眠いんじゃね??っていう疑惑が・・・

真相はわからないっす。ちなみに後ろにいた綾野ファンらしき方々の意見は割れてましたw
(終了後「ちょー眠そうだったね」「えーそうかな?疲れてただけじゃない?」「いやあれは眠そうだったよw」って話し合ってました)

でもなんかその、目をぱちぱちさせながら、けだるそーに、「アンニュイ」って言葉を辞書でひいたら「綾野剛」って出そうな雰囲気で、「またつまらぬものを切ってしまった・・・」みたいな表情でじっ・・・と座っている綾野さんが、サブカルこじらせた中2の子みたいでめちゃくちゃグっときました。酷いこと言っているようですが大好きですw


ほんとーーーーに幸せでした。声が素敵だったとか賞状の文面が素敵だったとか書き忘れたこといっぱいあるけど終わり!! 綾野沼に落ちてよかったーーーー!!!底なし!!!
今度はお芝居を見に行きたいぞーーーー!!!!