君の名は
午前中座ってるだけの仕事中でめちゃんこ眠いので、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくる。
名前が呼べなくなってしまった。
いや、正確には呼べる、というか無意識に口から「こやまさん……」って漏れてしまう程度には呼んでいる。真夏日に「あつい」と呟くような感じで。
Twitterでも小山さん小山さんと書いている、が、口にしたり書いたりするだけでみぞおちのあたりがキュウっとなるようになってしまった。
小山慶一郎、なんて美しい名前だろう。小山 一郎というシンプルすぎる字画の中に挟まれた「慶」が全体のバランスを整え品格を生み出している。敬でも啓でもだめなんだ、小山と一郎のあいだは慶でしかない。以前からこの名前の文字列については本当に愛していて度々話題にしていたのだけど、今は「こやまけいいちろう」という音を頭の中で再生するだけでしんどくなる。
どういう風に呼んでもしっくりこない。自分などがその音を発声しているのが申し訳ないような気持ちになる。君をあらわす単語が尊くて愛しくて息が震える。喉から息を吐き出して「こ」、ささやくように「や」、上唇と下唇が出逢って「ま」。上の口蓋に舌が触れて「けい」、前歯の裏をタップして「いち」、そっと舌をおろして「ろう」。
だめだ、分割して書いているのにもかかわらず、この胸の痛みはどうだ。私は中学生に戻ってしまったようだ。先生に恋をしていて、黒板に文字を書く後ろ姿を授業中見つめていたときの気持ちに似ている。そういえばあのときも名前が呼べなかった。先生のことを愛称で呼ぶ生徒もいたけれど、私は先生、としか呼べなかった。
女子生徒が先生の下の名前をふざけて呼ぶと、先生も乗って「なんだよ、○○」とその子の下の名前で呼び返す、という遊びが一時期流行ったことがあって、私は何日も何日も「やってみたい……でも恥ずかしい……でも先生に下の名前で呼んでもらいたい……」と悶々としたのを思い出す。結局勇気を出して数回実行した。ちなみに録音した。今でも実家のどこかに「ねえ、○○」と私が先生の名前を呼び捨てにし「なんだよ、梓」と返してくれている声の入ったカセットテープがどこかにあるはずだ。ええドン引きしてくれてかまいませんよ……性根がキモオタなんだ……罵ってくれ……
24時間テレビ以降私の中の15歳文系軟派純情少女が地獄から甦ってしまったので、小山さんの名を呼ぶともじもじしてしまう。慣れるしかないのだがなんと呼ぶのがまだダメージが少ないのか、ここのところずっと模索中だ。
『小山さん』
シゲちゃんやてごちゃんの発する語尾上がりの『こやまさん↑』はなんだかよっぽど親しくないと発音できない気がするので、一般的な『こやまさん↓』で。これが一番無難なのだろうが少し寂しい気がする。年下である小山さんに「さん」を付けるのは物凄く他人行儀というか……いや人生が交わることはほぼ100パー無い正真正銘の他人なんだけども……心はもう少し近いところにいたいというか……小山さんを好きという私の気持ちをもっと込めたいんだ! 自分の気持ちに寄り添いたいんだ!……おそれ多いって言ったりもっと寄り添いたいって言ったり支離滅裂だけど……私にも意味がわからないのです……
『慶ちゃん』
一番スタンダード。ずっとこれで呼んでた。多分リアルな友達でもこう呼ぶ人が多いと思われる。
これはね……完全に私の問題なんですけど……わたし歴代彼氏も夫も「名前一文字+ちゃん」で呼んでるんですよね…… だからなんか……彼女面しんどいみたいな……気分に……なってきちゃって……
でもこうやって改めて考えると、こやまさんのかわいらしさ愛らしさも詰まった良い呼び方だな。さすが本人が「みんなのダーリン慶ちゃんだよ」とか言うだけある。そうか、ダーリンなんだから彼女面してもいいのか。でも!! 今の私にはしんどい!! 慣れるしかないのかぐぎぎ~~~
『小山くん』
あっだめ。一見ふつうだけどこれだめ。私の中の15歳が「ちわっすー」って出てきちゃう。
小山くんはねー、隣のクラスにいる生徒会長なんだよ。同じクラスになったことないから他の女の子みたいに「小山ぁ~」とか呼べないの。廊下ですれ違うと、あ、小山くんだ。今日もかっこいいなぁ、って惚れ惚れするの。んである日委員会の用事とかで生徒会長に話しかけなきゃいけなくなって、隣のクラスに行って「小山くんいる?」って聞く。彼の名前を人に伝えるだけでドキドキしながら。目も合わせず用件だけ伝えてそれでおしまい。修学旅行で恋バナはじまって友達に「誰が好きなの?」って聞かれても恥ずかしくて「小山くん」って言えなくて「え~特にいないよ~ まあシゲは気が合うからよく遊んでるけど、好きとかじゃないしなぁ」とか返しちゃうんだよね。実はシゲにだけは小山くんのことが好きって打ち明けてるから、私が発声する「小山くん」という名前を一番聞いているのはシゲ。
急に何言ってんだ????? 架空のキャラクターみたいにしてちゃかしてないと「小山くん」という文字のもつ甘酸っぱさ切なさに私の中の15歳がMAJIでKOIしちゃうからだよ!!!!!
『慶くん』
あっもっと無理。ちゃかせないくらい無理。名前だけで恋しちゃうからやめとく。
『慶一郎さん』
あーーーーーーーーー
私の場合、名前+さんで呼んでる人って、義理のお兄さんか友達のご主人くらいしかいないかもしれない。既婚じゃん。知り合いにあんなかっこいい既婚者いたら頭おかしくなっちゃうわ。不倫だわ。不倫はよくないから解散解散!
がんばっていっぱい名前を書いた結果、一周回って元に戻って「慶ちゃん」と呼ぶのがなんだかんだ一番精神がおだやかなのではという結論がでた。慣れるまで慶ちゃんと連呼して自分を痛め付けていこうと思う。
ところで昨日9月15日はNEWSの結成13周年記念ということで、たまにしか描かないイラストを描いたのだけど、慶ちゃん描きながらめちゃくちゃしんどくなったのは予定外だった…… えっ! たいして似てもいない自分の絵で!? しかもチビキャラ風にデフォルメした絵で!? 嘘でしょ!? って愕然としながらブルブル震えて描いた……。誕生日に画像見ながら描いたときはなんともなかったのに! 今回なんか時間なくて脳内イメージの顔思い出すだけで描いたのに! えーっと目が切れ長で…… 右目がやや二重で……って脳内の画像引き出すだけでうわっかっこいい無理しんどい、ってなった……。
まずは名前の克服。そして次に画像の克服。慣れるまでの道は険しく長い。
小山担から新たな小山慶一郎担当が爆誕した話
定期的に遊んで貰ってるはるひさん(id:b-haruhi)がここ数週間「しんどい」しか言わなくなった。
はるひさんと同じ日にえびコンに入っていたので、開演前お会いして「はるひさんえびでは誰担なんですか?」「いや~まだえびは特定の人がいないんですよね~顔はとっつーが好きなんだけどな~」なんて会話をしていたのだけど、まさか一晩でこんな感じになるとは、と、しんどいbotと化したはるひさんのTwitterをニコニコ眺めていた。
が。
他人事だと思って笑っていたのに、時を同じくして私もしんどさを発症して夜な夜なうなされるようになってしまった。しんどさを発症、ってなんだよその日本語って感じだが、今まで平気だったものが急につらくなったので「発症」というほかない。
たちが悪いのが、はるひさんのように新しい「好き」を経験して痛みを感じているのではないという点だ。
小山担を名乗るようになって約1年半。
自担である小山さんを見るだけで胸がズキズキする病を発症してしまった。今さら! 今さらだよ!!! 今さらすぎるのがそもそもしんどい!!!!
今までだって好き好きかわいいかわいくてつらいって言ってたじゃん、と皆に突っ込まれたが、違う、違うんだ今までとは。ただ何が違うのか自分でもまだ理解できていない。だから言葉にもできない。でも今までより圧倒的に苦しい。小山さんのことを考えると苦しい。しんどい。
今までからの変化といえば、なぜか「慶ちゃん」と呼ぶのがしっくりこなくなった。Twitterでは変わらず慶ちゃんと書いているけど、そんな友達のような愛称を口に出すのがしんどくなってしまった。小山さん。小山さん。小山さん。ああ、もう小山さんと呟いてみるだけで胸が震える。メモ帳に「小山慶一郎」とペンで書いてその文字列にしんどくなったりしている。お金のかならない自傷行為。
同じ「好き」という気持ちなのに、その「好き」がどう変化したのかは説明できないけれど、いつ変化したのかははっきりわかっている。24時間テレビ、よさこいだ。
思えば24時間テレビを前に土壌がジワジワと固まっていった感はある。
番宣ラッシュで露出が増えれば当然NEWSのことを考えている時間が増えるので、8月は本当にずっとずっとNEWSで頭がいっぱいだった。そこにきてあの騒動、からの代役決定。
代役の報を聞いたときの気持ちは、事件が事件なので「うれしい」という感情ではなかった。あまりにも時間がなかったのでパーソナリティ間で代役を探すのは当然だろうと思ったし、これが増田さんでもてごちゃんでもきっと彼らは引き受けただろう。なんなら髪を染めたって引き受けただろうと思う。小山さんだけが特別メンバー思いなわけではなくて、小山さんじゃなきゃいけなかったわけではなくて。
そういう気持ちを全部ひっくるめて、ただひたすらにNEWSが好きだ、小山さんが好きだと思った。あらゆる「愛」という概念がそこに溢れていて、それを一番世間にわかりやすい形で背負うことになった小山さんが眩しくて、もう本番前からすでにいてもたってもいられなかった。
24時間テレビの日は、仲良くして下さっているフォロワーさんが何人か家にきてくれて、みんなで見守った。
ドラマや歌、パーソナリティとしての立ち振舞いなどについての感想は書くとキリがないのでここでは記さないが、毎分毎秒ごとにNEWSへの「好き!」が更新されていった。
そしていよいよその時がやってくる。
よさこいパフォーマンス。
練習風景をまとめたVTR中、目の見えない女の子が落とした鳴子をサッと拾って渡してあげている人がいた。
一瞬の出来事で、顔もうつらなかったので一緒に見ていた友達が「ねえ今の誰!? シゲかな?」と言ったけど、私は見た瞬間「慶ちゃんだ……」と思った。でも口に出せなかった。あまりにも好きすぎて。
その後のカットで、やはり小山さんだったことがわかり頭を抱えた。
知ってる。知ってる。小山さんがこういう人だなんて知ってる。
24時間テレビ直前の「月曜から夜ふかし」でも、まるでスタッフのようにマツコさんにおしぼりを渡す小山さんを見て「好き!」ってなったから知ってる。
(体勢を低くして徹底的にカメラの邪魔にならないようにするスタッフっぷり)
今までも小山さんのこういう気配りがサラッとできるところが大好きで大好きで、でも同時にそれが小山さんの怖さだとも思っていた。大好きだけどこわい。私はどうしようもなく小山担だけど、小山さんのことが一番苦手だと思っていた。気がきく、優しいという場面を見る度に、なぜだか複雑な気持ちになっていた。小山さんて本当に優しいのかな……って、不安なような、おびえのような。
でもこのよさこい前のVTRは今までのように「こわさ」を感じなかったのだ。
動きのひとつひとつが、あまりにも自然で、あまりにも優しくて。
膝をふわっと叩いて、相手が持ちやすい角度で鳴子を渡す様子を見て、自分の膝にその手の体温を感じたような錯覚をおぼえた。
ああ。
あたたかい人だ。わたしはなにがそんなにこわかったのだろう。
好きな人のこんなところを見てしまったらこの好きはどうなってしまうのだ。
好きすぎて慶ちゃんのしわざだと思いたくなかったけどやっぱり慶ちゃんだったもうむり
— 梓 (@tounoin) 2016年8月28日
「好き」をもてあまして動揺を抱えたままよさこい本番。
そこには、全員のリーダーとして音頭をとる小山さんがいた。
それを見た瞬間、私の中のなにかがぱちんと音を立てて変わった。
「赤い実はじけた」という本をご存じだろうか。その昔、教科書に載っていた、思春期の女の子が初恋をする話。その本の中で女の子が恋をした瞬間のことがこう記されている。
『急に胸が苦しくなってきて、とたん、胸の中で、赤い実がはじけたの』
完全にはじけた。赤い実がはじけた。36年間生きてきて、私は初めて赤い実がはじける音を聞いた。
小山さんはリーダーとして4人を代表して喋ったりすることは多くあるけれど、NEWSのエースはてごちゃんだから、なんとなくこういう場面ではてごちゃんが中心になるようなイメージがあった。「後ろから支える」と本人がよく言っているのもあって、小山さんが前をぐんぐん引っ張って先頭に立つ姿はあまり想像したことがなかった。ヨシノリ先生を後ろからそっと見守っていた榊さんのように。
だけど小山さんが中心にいた。あれだけの大人数の音頭をとり、声をかけ、指揮をしていた。
私の好きな人が、ものすごくたくさんの人が見ている、ゴールデンタイムの大舞台で、真ん中にいて、すごくすごくかっこよくて、優しくて、光に包まれていて。
番宣やドラマからコップにジワジワと注がれていた「小山慶一郎大好き」という水がついに溢れたような感覚におそわれた。ヘレンケラーが「ウォーター!」と叫んだ時って多分こういう気持ちだったんじゃないかというような。
ねえ小山担生きてる? わたしはむり
— 梓 (@tounoin) 2016年8月28日
よさこいを見た私「私……今までで初めて本気で慶ちゃん好きって思ってる……(号泣)」
— 梓 (@tounoin) 2016年8月28日
みんな「いやいつも好きっていってますよ」
今までも小山担だったが、今までとは違う。
ウォーターと叫んだヘレンケラーが目覚めたように、新しい小山担が目覚めたのだ。
何が今までと違うのか。前述した通りそれはよくわからない。
ただあれ以降、小山さんを見るだけではちゃめちゃな気持ちになるようになった。
この前の変ラボはしんどいの極みだった。小山さんが夏野菜を抱いていた。まるでシャワーを浴びたてのような濡れ髪で夏野菜に覆い被さっていた。
今までも勿論小山さんのことをえっちだとか色っぽいとか思っていたけれど、ただ妖艶で美しいものを見つめてため息をもらすような心持ちであり、増田さんに感じるような「オス」を感じていたわけではなかった。それが急に生々しく見えるようになってしまって戸惑っている。小山さんて男なんだ……と胸をかきむしっている。これを読んでくれている方は「30半ばの既婚おばさんが性欲をもてあましててキモい」と思うだろうか。性欲はさほどないし困ってもいないつもりだったが性欲なのだろうかこれは。そう思われるならそれでもかまわない。とにかくはちゃめちゃな気持ちになる。
小山さんの眉毛がしんどい。少し困ったような眉間と、薄くも濃くもない均一な生えかたの眉毛が愛しすぎてしんどい。普段厚い前髪で覆われているその眉毛があらわになる時、つるんとしたおでこもセットでむき出しになるのがしんどい。生え際の産毛がぽよぽよしてるのがかわいくてしんどい。
右目の二重、左ほほの薄いほくろ、カッサカサのことが多い唇、きゅっとあがった口角、下のガチャ歯、裏側まで真っ白な歯、笑うとハートになる口、すべすべの肌、長い手足、小さなおしり。
どれもこれも、今までだって本当に好きだった。でも今はひとつひとつが私の心をえぐってきて、姿をみるだけでうっすら涙すら出てきてしまう。
動いているところを見ると、ああ、生きてる……。と拝みたくなる。生きて生活している人間なのだ、神様ではない。ただ生きているということを考えるだけで苦しい。
私が今こうしてお茶を飲んで文章を書いている間にも小山さんは生きていて、ロイヤルミルクティを飲んだりドーナツを食べたりしているのだろうか。あの口で、あの手で。私はドーナツになりたい。夏野菜になって抱かれたい。現世の私はブスすぎるのであんなにかっこいい人の視界にすら入りたくない。その綺麗な網膜に私などを映さないでくれと思う。だから小山さんに食べられる野菜とかスイーツとかになりたい。小山さんが使うボールペンのインクでもいい。消耗品がいい。消費されたい。
いややっぱり贅沢をいうと、小山さんの家のお気に入りのお猪口になりたい。江戸切子で素敵なデザインの。このお猪口お気に入りなんだ~、って大事そうに触ってもらいたい。そしてあのくちび……くちびるが…… 無理だ、私がお猪口だったら小山さんの口が近付いてきたら割れてしまう。やっぱり直接口をつけない食器にしよう、皿にしとこう皿。とにかく綺麗な物品として小山さんの網膜に映りたい。なに言ってるかわからないでしょう、私もわからない。ただただ小山さんを思うと甘くて苦しくてしんどい。
ここまで書いてきてふと思ったのだが、このしんどさはもしかして「リア恋」というやつなのだろうか。
いや~~~~違うんだよな、小山さんに恋人がいたり結婚したりするのは全然嫌じゃないもんなぁ。しばらくはしんどいしんどいと言いながら、この気持ちがうまく説明できるなにかになるのを待つしかないのかもしれない。
しんどいけれど、このしんどさの中にいることは幸せで仕方がなくて、しんどさの海にどんどん溺れていく。そのうちうまく泳げるようになるだろうから、今はこのままでいい。
じゃにーずおたく自己紹介バトン
はなまるうどん食べながら青木アナの紹介するフルスイング見て泣いてたらTLに流れてきたのでやります。バトンなんて10年ぶりだわww
めっちゃ眠いので物凄くざっくり版。
↑こちらのブログ様からバトンコピペさせていただきましたー。
じゃにーずおたく自己紹介ばとん
【名前】梓
【今の担当は?(複数可)】
名前:(グループ)NEWS (個人)小山慶一郎さん
好きなところ:(グループ)物語性とビジュアルと個性とバランスと仲の良さとファンとの関係性。(小山さん)一番自分から遠いタイプだからよくわからないところ。体と顔。
担当になったきっかけ:ジャニオタの友人からたまたま見せてもらった昔の音楽番組で小山さんのことを初めて知り、かわいくて妙に気になりはじめたところに「ジャニーズリーダー会」「アブない夜会のコヤシゲデート回」がOAされ、ますます惹かれたので前述の友人に美恋魂を見せてもらったら4人全員に落ちてしまった。
【いつからジャニヲタ?(きっかけも是非)】
上記のきっかけが2014年年末年始のこと。引き返せないほどハマったのは美恋を見てからなので2015年1月~としています。
【担当遍歴】
NEWSだけ。NEWSでは小山さんだけ。
でもDDなので「担当」を名乗ってなくても好きな人はたくさんいる。その中でも特別なのはKAT-TUN上田くん、嵐櫻井くん、風間俊介くん。
KAT-TUNは10ks見てFC入った。ほんとはJUMPも入りたい。
【好きなシンメorコンビ(への思いも是非)】
NEWSのコンビはどれも選べないくらい好き!!
今人様に猛烈におすすめしてるのはコヤマス(小山さんと増田さん)。
思いはそのうちじっくり書くつもりでいるのでまたいつか……
【1番心に残ってる現場】
NEWS QUARTETTO 東京ドームオーラス(2016年)
ジャニーズのコンサートに行くようになって1年、いくつか現場を踏むことで多少落ち着いてコンサート全体を楽しめるようになってから挑んだ自担のコンサートなので、一番記憶に残ってるのは確か。真駒内の初日と迷ったけど、初日は頭が真っ白になったから……覚えてなくて……
【初めて行った現場】
NEWS White 東京ドーム初日(2015年)
【最近行った現場】
キスマイのI SCREAMとABC-ZのSLTコンサートへ立て続けに
【次行く現場】
9/30 KinKiコン!
【記憶に残ってるファンサ】
私がもらった訳じゃないけど、QUARTETTO東京ドーム初日で投げチューする増田さんを目の前で見て腰抜かしそうになった
【好きな曲TOP3(理由もあればどうぞ!)】
・チャンカパーナ(そもそもスタンドマイク曲が好きなのに振付も最高てか全部最高)
・渚のお姉サマー(歌ってる4人が爽やかチャラ可愛くて何度でもリピートできる)
・愛言葉(あれをコンサートで歌われてる時の「ああ、愛されてる……)って感覚が麻薬)
【好きな振り付けTOP3(好きポイントも…!)】
あ、好きな曲で振付が好きな曲出しちゃったよw ちなみにチャンカパーナは間奏の振りも大好き。
・チュムチュム「暑さ欲しがって踊り出す」のステップが超好き
・ポコポンペコーリャ(かわいさの暴力)
・wonder(単純にかっこいい)
【自分がJrになれたらバックにつきたい曲(複数可)】
小山慶一郎ソロ「ロメオ」
【1番好きなペンライト】
持ってないけどNEWS10周年の四角いペンラ! メンバーカラーとロゴが入ってて本当に可愛い……
【よく買う雑誌】
雑誌はあまり追ってないけどドル誌ならMyojoかwink upが買ってる回数多いかな
【この映像は見て欲しい!というオススメ】
NEWS LIVE TOUR 2015 White
【ジャニヲタになる前の趣味は?】
【最近気になっている子】
知れば知るほど岸くんが好きだし気になる(あまり見ないようにしてる)
【最後に一言!】
お友だちいないのでアンカーでお願いします~~(>_<)
永遠に成立することのない 君とオレとのロマンチシズム
35歳という中途半端な年齢で中途半端な経歴の私が、酔っぱらった勢いで書く、いま生きている日々のスタンスの話。ジャニーズ全然関係ないです。とかいって関係あるかもしれないからなんか思うことがある人はいつでもリプください。
私は人間が本当に好き。自我の確立した人間ならなんでも好き。
(こういう表現をするのは、幼稚園くらいまでの子供が非常に苦手だから、ってだけなのであしからず)
どんな人がどんな意見をもってても、出会えて少しでも関わった人のことは全部好き。好き、というか、ただ幸せを願う。
「こんなことを言ってほしくない」
「こんなことを言ったら文句言われるかもしれない」
「こんなこと言うなよ」
「こんなこと言ったら否定されたつらい」
ぜーんぶ、ただしい。
ぜーんぶ、愛しい。
わたしは、ばばあと言うには若輩者で、しかしながらそれなりにいろんなことがあって。ただ今思うのは、とにかくみんな幸せでいてほしい、なんなら幸せじゃなくていいから生きててほしい。それだけ。
おととい、父親の命日だった。26年目?の命日。その直前に、高校の同級生がこの1年でふたりも死んでることを知った。なんだかその知らせを聞いて、さけびだしたいような気持ちになった。だから書いておく。
私はじいさんもばあさんも父親も友達も、子供の頃からガバガバ死んでいった。だからどんなに大好きな人も明日死ぬかもしれない、ずっとそういう気持ちで生きている。私だってあなただって明日死ぬかもしれない。死は平等であり特別なことでも悲しいことでもない。
私は、明日死ぬかもしれないこの世界が大好きだ。
明日死んだときに「ああ、昨日の夜夫に冷たくしちゃったな、最後だったのに」って後悔したくないから常に自分の思う最大の誠意で夫と対峙する。夫が私に冷たくしてきたら「そんな態度とって、明日わたしが死んだら後悔するよ! だから今優しくしときな!」って言う。まあそれは無視されるけど(笑)
明日死ぬかもしれないこの世界が大好きだから、出会った人すべてを愛しく思う。
コミニュケーションが苦手な人
人格障害のある人
誰からも嫌われる人
誰とも喋れない人
私がその人と出会ったのはなんらかの運命なんだろうなと思うので、できるかぎり真面目に向き合いたい。
インターネットでは顔が見えなくて文章が絶対なので「うわーこの人気が合わねえな」って人もいっぱいいる。でも実際会って話をしたらそこそこ気が合ったりするのも知っている。だからみんなのことが好きだ。
NEWSでもジャニーズでもお笑いでもなんでも、何かのファンになって、その愛をインターネットで叫んでいると、いつしか友達ができる。私はその友達が等しく大好きなんだ。
好きであればあるほど、何かを求めてしまうのかもしれない。わたしと同じように彼を好きでいてほしい、わたしと同じようにあの歌を好きでいてほしい、わたしと同じようにあのグッズを、演出を、エトセトラ、エトセトラ。
そしてそうじゃない人にがっかりしたり、むかついたり、する。それは、好きと好きのぶつかり合いなんだろう。ほんとうは、等しく好きなだけなのに。
みんな好きな人には期待している。
自分と共感してくれることを期待している。
そうじゃなかったときに落胆して、いがみ合ったりする。
ただしい。
ただしく愛しい。
でも自分はひとりしかいない。自分と完全に同じ気持ちでいてくれるのは自分しかいない。どんなにどんなに好きな人でも、気が合う人でも、すべての感情や表現方法が一致するのは自分しかいないから、それを求めるのはきっと傲慢なのだろう。
私は、冷たいかもしれないが、自分以外の誰かに細かい期待はしていない。人は人、自分は自分とかみんな口では言うけれど、口だけでなく本当にそう思っている、というかそういう風にしか思えない冷たい人間だ。他人はしょせん他人。何かを求めたりしない。それが配偶者でも、親でも、自分じゃない誰かに、自分の思う何かを求めたりしない。
ただ、ただ、わたしにも他人に求めてしまうことはある。
ひとつだけ他人に求めるのは「死なないでいてほしいな」
って、ただそれだけ。
性癖や意見や哲学や言葉がどんなに合わなくても、離れていっても、いちどでも関わった人は等しく「私の知りうる範囲で死なないでほしい」 ただそれだけ。
それを祈るだけでどんなTwitterもどんなブログも等しく尊いんだ、
私にとっては、ね。
これはこれを読んでくれている全員へのラブレター。伝わるかな。
私と君とのロマンチシズムは成立しない、永遠に。
でも私は君たちが好きだ。だからこれからも語ろう。
NEWSを知らない君へ
君が子供の頃、「アイドル」という存在は一世を風靡していた。男の子も女の子も。
音大卒の君のお母さんはポップスにあまり興味がなかったけれど、当時は伝説的歌番組がオンエアされていて、それを何気なく流していたら君がモノマネをしながら歌うので可愛くて、ついついレコードを買ってしまっていたらしい。
wink、明菜ちゃん、少年隊、シブがき隊。
君は家のグランドピアノの下にもぐるのが好きで、いつもその狭いスペースで、アイドルの曲を聴いていた。レコードの針を落として、ピアノの下にもぐりこんで、歌詞の意味もわからないまま歌っていた。
数年後には音楽番組が廃れてしまい、いつしか君のお母さんも「流行りの曲はくだらない」と否定するようになった。従順な君は「そうなんだー」と思って音楽を聴かなくなった。
そこから20年、音楽には、とりわけジャニーズには縁がなかった。
その間、金八先生にクソほどハマって風間くんと亀梨くんと森くんを好きになり、翌年「加藤くん」「増田くん」「東新くん」も好きになった。ジャニーズの子というのは知っていたけど、知っていたというだけで君にとってはただの3Bだった。
数年後、会社員になった君は金八の再放送を見て、ハセケンこと加藤くんはどうやら後輩らしい、と知って、小説を書いているのを知って、それを読んだ。ああ、この人本当に後輩なんだな。この人のこと好きだなと思った。ぐぐったら、金八同級生のカズトシと同じグループになっていて驚いた。NEWSというグループらしい。しかし社会人数年目で心の死んでいた君はそんなグループ名もすぐに忘れる。
またしばらくして、あまりにも心が死んだので無職になってテキトーに転職してダラダラとテレビを見ていたら、女装をしていた手越くんという子の可愛さにうちのめされた。NEWSというグループらしい。しかし君はまたそのグループ名を忘れる。
その直後、スケートの羽生くんにメロメロになり、あらゆるスポーツニュースを録画していたら、なんだか爽やかなキャスターを見つけた。小山くんというらしい。ジャニーズのNEWSというグループらしい。しかしまたそんなことは忘れた。
そこから1年経って、君は唐突にNEWSと出合う。
幼き日々はいつもテレビの中にはアイドルがいて、いつもワクワクしていたことを思い出した。全然詳しくなかったけれど、潜在的にジャニーズは日常にいて、それなりに好意を持っていたのだ。そんな中で、ずっとグループ名もメンバー構成も知らなかった人たち。
友人から「金八に出てたまっすーが出てますよ」と見せてもらった過去の音楽番組の録画映像で、キャスター姿を数回見ただけだった「小山くん」が可愛く歌う姿に目を奪われた。次の日仕事をしていても、ふとした瞬間に小山くんの姿が眉間の奥の方に残像となって現れて、気がついたらアイドル雑誌を手に取っていた。
ちょうどそのタイミングでオンエアされた「リーダー会」と「コヤシゲ夜会」。
友人に「あの、4人になって最初のライブをレンタルして見てみたいんだけどなんというタイトルか」とメールをしたら、ジャニーズのライブDVDはレンタルがなくて買わなくては見られないことを教えてくれて、君のためにすぐそのDVDを買って家に来てくれたね。
そして君はNEWSを知り、戻れなくなった。
NEWSを知らない、2年前の君へ。
君がこれから好きになる人たちは、たくさんの壁にぶつかって、自らの居場所を必死に求めて、たくさんの武器を身に付けてたくましく大きくなった人たちだ。
ロールプレイングゲームのパーティのように。それぞれが別々の能力を磨いて、地味な敵やダンジョンも着実にクリアして、時には大きな敵を協力して倒して、経験値を積んで、パーティのレベルをあげていった人たちだ。
君はそれを支えてきたファンというプレイヤーの一員として受け入れてもらって、途中参加ではあるけれど、冒険の書を共にすすめていくことになる。
そして物語はいま、ある山場をむかえている。
この山場を乗り越えれば、またこの4人はレベルアップするだろう。
そしてかつての君のように、音楽番組で、あるいはバラエティで、あるいはチャリティー特番で、あるいは書籍で、ドラマで、雑誌で、ラジオで、初めてNEWSというパーティを知り、この冒険の書にログインする人々が現れるだろう。
NEWSを知らない2年前の君には到底想像もつかないことかもしれないけれど。
2年後の君はNEWSを知らない誰かに両手をひろげて「ようこそ!」と笑う。
その冒険の書には終わりがなく、毎日が新たな旅のはじまりだ。
最高に幸せで刺激的な旅が待っているから、楽しみにしていてね。
愛するということは互いに見つめ合うことでなく ~QUARTETTO感想~
2016年のNEWSコンサートツアー、QUARTETTOが終了した。
昨年のWhiteツアーの時は私にとって初めてのジャニーズコンサートであり、いかんせん素人すぎたため、ただ目の前のキラキラを受け止めるのに精一杯で、演出やセトリの良し悪しなど全くわからず、後から皆様のレポを見て「あの構成にはそんな意味が!」とようやく気付ける有り様だった。(なんたってロメオ終わりで扉を開けたのがシゲちゃんってことすら人様のレポで知った)
この1年でTwitter等でやりとりしてくださる方も増え、けっこうな頻度でフォロワーさんと集まってあらゆるグループのDVD観賞会をするようになり、ABC-Z、関ジャニ、KAT-TUNの現場にも入った。色々なコンサートを見るうちに昨年よりはちょっとだけ会場全体を見る余裕ができたので(とはいえ洞察力の無いタイプのオタクなので、皆様と比べたら2割くらいしか見えていないが)、自分なりの感想を書き記しておこうと思う。
すっげーーー長いです!15000字ある!! でもね!!最後にどんだけNEWSが好きか、書きたいこと書いたからそれだけでも読んで欲しい!
しょーがーねーなそこだけでも読んでやんよ! という優しい方は、親指の指紋が無くなるいきおいでスクロールして【総括】という文字が見えたらそこから読んでくださいごめんねごめんねー!(U字工事)
今回私が入った現場は3/26札幌初日。そして6/11、6/12の東京ドーム。幸せなことに初日とオーラス、アリーナとドームという対照的な公演をどちらも経験することができた。
札幌はなんとアリーナBブロック。センターステージのすぐ横という神席で、コンタクトレンズを入れたところでたいした視力ではない私の肉眼でも、センステの様子はBlu-rayの画質で見えた。しかも今回わりとセンステで踊る曲が多かったため「近い……」という衝撃だけが鮮明に残っており、照明がどうだったとか、モニターの映像がどうだったかとかを全く覚えていない。
ドーム初日はメインステージ真横の超ド級見きれ席。メインモニターはおろか、バックモニターも柱がかぶってて、モニターいっさい見えませんw
で、オーラスは1階スタンド中断。ファンサを貰えるような距離ではないけれど、モニターも全体も程よく見渡せる席で、3回目にして初めて「あっ照明こうなってたんだ!」「モニターにこんな映像が!」と知ることができた。よってここでは主にオーラスについて書いていくことにする。
1.Theme of "QUARTETTO"~QUARTETTO
セットはシンプルめ。劇場のようなメインステージには赤い緞帳が降りていて、花道から丸いセンターステージ、バックステージへと続く。センターステージからは左右にも細い花道が伸びていて、センステを挟んで花道が十字になっている作り。
NEWSコールをしていたら暗転しない状態(ほんのり薄暗くはなった?)で緞帳の前にJr.が出て来て踊る。この踊り、中央からふたりずつシンメで広がっていくのがかっこよかった。そしてOP映像。これはアルバムの特典と全く一緒だったので少し物足りないかなー、と思っていたけど、メンバーが画面に映る度(何度も見ているであろう映像なのに)会場はギャアアアア!となっていたので別にいいのかも。
暗転。登場はどこから……と思ってたらスポットが当たって十字の花道の端に分かれて4人が立ってた!!! かっこ!!!いい!!!!です!!!!!
またこのOPの衣装が!! 布多い!!!! ジャニーズの衣装は布が多ければ多いほどジャスティス! と常日頃からTwitterでわめいているのだけど、 これ以上増やせません……ってくらい全身布だった!!
なんつっても色が。慶ちゃんは黒。まっすーは青。シゲちゃんは白。てごちゃんは赤。ってことで「四神だ……」と感動。
慶ちゃん=黒=玄武
まっすー=青=青龍
シゲちゃん=白=白虎
てごちゃん=赤=朱雀
というところまではその場で浮かんできたのだけど、ポンコツな脳はどのメンバーがどの方角から出てきたかを覚えておらず。たとえば玄武の方角は北なので、もし四神をモチーフにしているならそれぞれの方角から出て来てたのかもしれない。ど、どなたか覚えておられる方がいたら教えて下さい……!
この衣装と四神の連想(あくまで連想しただけでほんとのところは神(増田さん)のみぞ知る…)についてはからふるさん(id:colorkul2891)も書かれていましたので詳しくはこちらで。からふるさんの記事を拝見して、そうだよNEWSって元々東西南北じゃん……と震えた。
その神様たちが、ゆっくりセンステに歩みより集合する。
そしてアカペラのハーモニーからQUARTETTOが始まる。そのハーモニーの美しさと気高さに一瞬息を飲んだ。喉がつまったままぎこちなくペンラを振っていたら、サビ前、アルバムを聞いた時からずっとずっと生で聞きたいと願っていたシゲちゃんの「燃え尽きるまでー!」が響いた。瞬間、テンションが振りきれて「ッキャーーーー!!」という声が出た。最高。最高のOPだ!
We can flyでジャンプすると重そうに重なった布がヒラッとなって惚れ惚れする。生まれ変わったらNEWSコンの衣装の布になりたい。布カースト最上位だろうけど。
2.ANTHEM
もーてごちゃんの気合いの入った「ブrrrラッボボボボゥゥゥゥウィーゴゥ!!!」が素晴らしすぎた!
3.チャンカパーナ
布の多い衣装でチャンカパーナ踊ってるのが本当に本当に好き(例:10周年の赤い衣装)なので幸せの極み。増田さんの「約束するよ、チャンカパーナ」の声が柔らかくて優しくて大好きなやつだった……
4.希望~yell~
フレーフレーを一緒に歌うよう促されて全力でフレーフレー。ペンラの動きが揃っててめちゃくちゃ綺麗だった。途中からJr.が明らかにチュムチュム的な衣装で出てくるので、あ、次はインドですねOKOKと心構えができた。笑
5.チュムチュム
蛍光黄色の衣装にチェンジ。最初「ま、増田さんこれは攻めすぎでは……」と思ったけどドームで見たら可愛いじゃんってなった。そもそもロングスカートっぽい衣装が好きなんだわ私。
チュムチュムはテレビ含め今まで見たパフォーマンスの中でもWhiteでの初披露時のものが一番好きで、バックにJr.が大勢ついてるゴージャス感と、全員が「トンチキ曲をかっこいい方向に魅せる」ことを意識した表情だったのが凄く気に入っていたのだけど、今年は一転、みんな笑顔全開で楽しそうで可愛くて……! 特に冒頭の慶ちゃんの「チュム」ね……。去年はさ、「チュムァ!」ってちぎって投げるような言い方だったのにさ、今年思いきりかわいこぶっててさ……「ちゅむぅ♥(^з^)-☆」ってさ……あざとい……くやしい……くやしいけど感じちゃう……ビクンビクン…かっこいいバージョンも可愛いのもどっちも好きです……
6.KAGUYA
正直札幌で見たときは「あの黄色の衣装でKAGUYAやったのは不満」って終演後言ってしまったんだけど、ドームで改めて見たら悪くなかった。むしろ赤い照明の中でぼんやり光る黄色が印象的で、サイバー昔話という感じでかっこいい。ロング丈なことで着物っぽさも出ていて幻想的でした。モニター映像が綺麗だと聞いたので見たかったんだけど、どうしても本人達を目で追ってしまってチラチラ見るしかできず。お金払うんで売ってください……
7. 太陽のナミダ
めっちゃ好きだから見られて嬉しかった!! サビの部分の振り付けをぼんやりとしか覚えてなかったのだけど、なんとかなってよかった。
8. Happy Birthday
ドーム初日はフォロワーさんのお誕生日だったので、きっと嬉しいだろうな~と会場のどこかにいる彼女に思いをはせていました。好きなアーティストに誕生日曲があるの嬉しいよね! Wow とYeahやるのめっちゃ楽しい!
9. チェリッシュ
ドーム初日はテゴマス、オーラスはコヤシゲのトロッコ側。初日は見きれ席だったものの目線ドンピシャの位置にトロッコが来てくれる席だった上、トロッコの速度が妙に遅かったのでずーーーっと目の前であらゆる動きをする増田さんを見ていた。すごいの、ずっと動いてるの。こんなにファンサってバリエーションあるの? ってくらい、体全体使ってくるくる表情かえて。本当に圧倒されてボーッと眺めてたら私の真正面に来た所で両手の投げチュー……! 「ひぇぇ!?」って言いながら膝から崩れたよ……増田さんこわい……SUKI……
オーラスの日は慶ちゃんの躍りをずっと見てた。「見つめるたーびにー恋♪」の後ね!!手首をくるくるってするのがめちゃくちゃ可愛かったの!! 私そんなに細かい振り付け知らないので後日ゆーのぶーちゅー(※慶ちゃんがよく言う。大手動画サイト)で8人時代の確認したら元からそういう振りでした。でも動画で見るのの100倍可愛かった!! というかトロッコに乗ってる慶ちゃんずっとキャピキャピルンルンしてて直視できない可愛さだった……女子ドルみが凄いよ慶ちゃん……
あとはねー、みんなで歌って! って言われたから歌ったら、てごちゃんが「みんなじょうず♥」って言ってくれたのほんとーーーに嬉しくて幸せに包まれた。これいつも言ってくれるんだけど、てごちゃんの「じょうず♥」が好きで好きでてごちゃんのこと大好きな気持ちが爆発しそうになる。
10. 加藤ソロ 星の王子さま
札幌で初めて見た時、ドーム両日、全部の回で泣いた。ペンラ振るのも忘れて棒立ち曲その①。
特に札幌では所見だったのもあって、静かに立ち尽くしながらポロポロ泣いて、曲が終った時「なんで私シゲ担じゃないんだろう……シゲ担になりたい……」って泣きながら呻いたのを覚えている。私は考察とかできないし、あの演出が特に自分好みというわけじゃない。でも私の大好きなあの声で歌い、ゆらゆらと空を漂うように踊るシゲちゃんを見ていたら愛しくて愛しくて抱きしめたくて、抱きしめてシゲは凄いよって何度も言いたいような感情で胸がぎゅっとなった。シゲちゃんがシゲちゃんの表現したいことを惜しみ無く放出できる世の中であって欲しい。私はその世界とシゲちゃんを抱きしめたい。札幌初日は会場がわりと戸惑っていてクスクス笑う人もいて、今笑ったやつ全員風邪引け!明日引け!って呪ったんだけど、拍手もおきていたから安心した。
11.増田ソロ LIS'N
シゲソロの涙も乾かぬまま、ドチャクソ私好みのストリート系の格好した増田さん登場。棒立ち曲その②。
レーザーが~~~~!! 増田さんのダンスとレーザー~~!! 10ksで中丸ソロ見て「ああ増田さんの親友だわ」って思ったけど増田さん見てたら「ああ中丸さんと親友だわ」って思った……! あまりにかっこよかったのでかっこよかった以外の語彙が死んでる。本当に今年の増田さんひときわ神々しい。年々神に近づいてる気がする。
同行した増田担が「増田さんの中のKAT-TUNが暴れてる」って言ってたの笑った。
12.Touch
ちょっとまってさっきまでの増田神どこいった!? これ同じ人???
つい数十秒前まで鬼イケダンスで世界を支配してた増田さまが一瞬で「まっす~」になったよ? こわい。
今年もNEWSちゃんの十八番、ドームの無駄遣いがでました~~~~。あの広大な東京ドームで数畳しか使わないで固まる4人~~~~ 風呂無し4畳半のアパートの方がまだ広いんじゃないかしら~~~~好きです!!
あの「wo o o o o o 」の所、4人並んで肩つかんで脚を投げ出す?振り付けが、初出の時よりちょっと揃ってました。とはいえ脚の長さも違うしリズムの取り方も微妙にずれてるのでわちゃわちゃしてるのは変わらない。最初披露されたとき「いくらなんでももう少しダンス揃えて欲しい」って意見もたくさん目にしたけど、これはむしろ揃わないでバタバタしてるほうが魅力的なんじゃないかなって個人的には思う。この踊りの部分はなぜかてごちゃんばっかり見ちゃう。一番リズム感いいはずなのに、なんか一番足元ドタバタしてるんだよね……すっごい可愛いの……
あとこの曲からチェンジしたデニムの衣装が!! ものっっっっすごく可愛い!!
メンバーによってロング丈だったり、パンツのダメージの入りかたも違っていたり、相変わらずまっすーの考える「メンバーが一番映えるデザイン」の的確さに感服。まっすーって本当に強火NEWS担だよね……。んで慶ちゃんのジャケットにだけファー付けてるの本当に本当に天才すぎて震える……まっすーありがとう……
13.NEWSKOOL
このツアーの動員27万余りが全員思ったであろうこと言っていい????
これがDVD特典でマルチアングルにならなかったら嘘でしょ!!??
目が!!!足りないよ!!!!どうなってんだ!!!!!
花道に広がって各々踊っているので、全体を見るのが非常に難しい。そのためほとんどの人は自担しか見ていなかったらしいのだけど、私は遠くの自担より一番近くの人を見るタイプなので、ほぼ増田さんの記憶しかない。特に札幌の時は自分の延長線上が増田さんだったので、ずっと増田さんを見てた。めっちゃファンのこと見ながら踊っていた。
私とにかくこれがアルバムで一番好きな曲で、というのも、この曲の小山慶一郎の声を聞くと本当に腰が抜けそうになるんですよ。Twitterとかでも何度も何度も「慶ちゃんにキーの低い曲を歌わせてくれ」って繰り返してる妖怪なんだけど、もう本当にこの曲のキーとリズムと言葉の詰め込み方、小山慶一郎のためにあるんじゃないかと思うくらい合ってる。慶ちゃんはキャスターを初めてから訓練してハキハキ喋れるようになったけど、元々は歯並びのせいか少し舌足らずで甘えたような話し方をする人だった。過去映像の慶ちゃんは、チャラ男特有の、舌先だけで発声して語尾が伸びるパリピ的な喋り方だった。音源のダルそうに、語尾を雑にぼかした歌い方はちょっと昔に戻ったようで、まあ一言で表すなら私の性癖を直撃しました。
で、ついにライブで聞けたこの曲。ライブ仕様なんで音源のようにダルそうではなく、煽りぎみに歌ってるんだけどそれもまた、いとをかし。「次のレッベールへ飛びだっせー」が聞けただけで満足です嘘ですマルチアングル収録してくださいお願いします!!!!(土下座)
14.Weeeek
NEWSKOOLでNEWS!\KOOL!/ NEWS!\KOOL!/ってやったボルテージのままWeeeek! しかしながら席が狭いのでジャンプはできず、おばあちゃんの体操みたいに膝だけカクカク屈伸しながらペンラ振っていた。
15. departure
私ほんとにネタバレを全く見てなかったので、札幌にはなかったはずの掛け声? 的なものがドーム初日で急に出て、な、なんだこれ知らないぞ!? とプチパニック。しかも前述の通りモニターが全く見えない見きれ席だったので、なんで皆がそんなに声を合わせられるのかがわからない……。
オーラス、モニターを見てようやく状況を把握。あーそういえば誰かが、アリーナ途中からニコ動風の演出が増えたって言ってた気がする……!
というわけで最終日だけタイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!を全力でやれました。コンサートのコンセプトとか雰囲気の統一、という点では賛否両論だと思うけど、私は盛り上がる系の曲はとことん盛り上がればそれでいいと思っているので本当に楽しかった!! 女子ドルのこと全然わからないのだけどああいうのをMIXを打つ?って言うんです?
ゆるいモノノフではあるので、ジャニーズのコンサートでああいう事ができたの純粋に面白かったー
16.愛言葉
きたぞーーーハイパー甘やかされタイムだーーー
ひっどい(褒めてる)MのCが終わって、センステに表れた巨大オルゴールへ。オルゴールの「愛言葉」の音色に合わせて、皆で歌ってと促される。
札幌初日はリアルにグッズのオルゴールの音に合わせたため、スピードが速くてぐずぐずになったんだけど、それをカバーするようにNEWSが歌いはじめて。次の日からすぐ修正が入ったらしいんだけど、私は初日のあの戸惑いながら歌った愛言葉もとっても幸せだった。
ドームは初日、現キーのまま歌い出した私たちにてごちゃんが「低くて歌いにくかったら1オクターブあげていいよ!」って言ってくれたんだけど、歌い始めちゃったもんだから今更直せなくてそのままでいたら、てごちゃんが綺麗な声で1オクターブ高く歌ってくれて! それに合わせて皆も高くして。そうやって気を配って優しく促してくれるのが、てごちゃんの大好きなところ。私の一番大好きな手越祐也だった。
後奏を利用してペンラでのデートタイム。これについては後述します。
17.Theme of "QUARTETTO"
またオルゴールに集まった4人。てごちゃんがターンテーブルのようにオルゴールを回すと音が割れ、Theme of "QUARTETTO"のダンスへ!
踊るとしたらOPかなと思っていたので、このタイミングでダンスが見られて感激!
丸いセンターステージ最高。
18.四銃士
アゲアゲナンバーからのラブラブ甘々モードが、Theme of"QUARTETTO"を挟んだ事でリセットされ、再びキリっとした4人がメインステージに戻りそして消えていく。Jr.のダンスが始まり、くるぞ……これは四銃士くるぞ……と固唾を呑んで見守る。
開演を示すブザー音。ゆっくりと緞帳があが…………
ーーーーーーーーーー!!!????
現れたオーケストラに悲鳴。モニターが見えなかったので一瞬遅れるが、やがて本物の西本さんだとわかる。なんてことだ!!!
いやね、正直ね、オケはもしかしたら入るかなってちょっと期待していた。だけど!まさか!本物のイルミナートと西本さんが来てくれるなんて!!!!! ぶっちゃけずっと西本さん見ながら泣いてた!!!!!
とにかくもう西本さんが美しくてかっこよくて気高くて! そしてあんなに音響の悪いドームで、オケの音に負けず歌うNEWSがべらぼうにかっこいい! 四銃士の衣装大好き!
ところで階段から下りてくるジャニーズってこの世の宝だよね(突然の悟り)
19.星をめざして
ひ、ひえーーーー四銃士だけじゃなくてこれも演奏してくれるの!? なんという贅沢……! イルミナートの演奏が2曲聴けてNEWSとデートできて7800円なの!? 安すぎない!!??
四銃士の後がこの曲だったことに納得しかないセトリ。オケでやるならこの曲だわ。本当に素晴らしかった。オケの音、歌声、同じ方向に動くペンラの光。
20.小山ソロ 愛のエレジー
えー……
何から話せばいいのかな……もう……好きすぎて……。
札幌初日、もの凄く近くであの慶ちゃんを見てしまって、涙止まんないし、ペンラなんて振れないし(棒立ち曲その③)、ただ打ちのめされた。大好きな人はいっぱいいるけど、なにがどうなろうとこの先慶ちゃんより好きになれるアイドルなんていないとわかった。わかってしまった。私の本能が慶ちゃんをどうしようもなく好きなんだって気づかされた。
私さ、リーダー会と夜会落ちの小山担なんだよ。
リーダー会で、どんどんはだけていく浴衣姿で落ちてるんだよ。
ただ歩いているだけで腹筋あたりまではだけている着物姿。しかも私の一番好きな赤い衣装に似た着物。Jr.を従えて歩く姿、提灯、スタンドマイク、ささやき声。
オーラスの日もひたすらタオル握り締めて号泣していた。オケのサプライズ登場の熱気に包まれていた会場を、一瞬で引き込んだリーダー。
この人が私をジャニーズの世界に導いてくれた、世界一大好きな担当です。
21.手越ソロ Encore
棒立ち曲その④
結局私ソロは全員ペンラ振れないまま立ちつくしてたわw
今年はピアノすら捨て、からだ1つで勝負してきたてごちゃん。そんじょそこらの人があんな風に感情こめて歌ったら、くどくわざとらしくなるけれど、圧倒的な説得力を持った歌声にぐうの音もでない。てごちゃんの歌は生で聞くとCDの100倍うまいっていつも思うんだけど、今回もアカペラになった時の響き聞いてうわ……ってなった。あの小さなからだのどこにあのパワーがあるんだろうか。
あ、最後また指輪芸してる~って思いましたw
22. I・ZA・NA・I・ZU・KI
や、やったーーーー大好きな曲!
ってかそうか、DVD見すぎてるからわからなかったけど生で見るの私初めてだったんだ!?
ひとりひとり出てきて歌うんだけど、歌いだしが増田さんで、センステでひとりス
ポットに照らされて少し上を見上げている姿が心底神々しかった……
一見白いロングコートなのに照明が落ちると模様が浮かび上がる!かっこいい!
ああこの曲キーが低いから慶ちゃんの声が素敵だなぁ……などと思いながら、まだ
か……まだか……とシゲを待つ……。
あっシゲ出てきた!けど衣装が光るターンだから顔が見えない……と、思っていた
ら!
「くっちずけを~~」でバッと明るくなって、髪の毛アップにしてイメチェンしたシゲの顔がアップに!!!
ギャアアアアアって言ったよ、言うよそりゃ! なんなの、シゲちゃんなんなの! 完全にシゲちゃんの歌じゃん!!!
サビのところからは暗転→明転を繰り返し、パカパカと交互に光る衣装と白い衣装が現れる。暗くて顔がわからないという意見も見たけど、一種のショーのようで凄くかっこよかった。
23. Wonder
炎! 花火! 色の付いた炎!
札幌初日終わったあと「Wonder凄い凄い! KAT-TUNみたい!」って興奮してたら同行者に「梓さん火みると全部KAT-TUNて言いますよね」って言われた。ごめんw
ドームのWonderは更に更に豪華! イエー!特効でた~! 炎でた~! なんかネズミ花火みたいなのも出てる~!「 WonderWonderWonder」の所の腕ぐるぐる回す振り付けと、ぐるぐる回る花火が重なってかっこいい~! ギャー!また特効出た~! ま、また出した~!! ちょっと待って1曲で3発も特効出したぞ凄いな!!?
同行者がまた「増田さんの中のKAT-TUNが暴れてる」言うてた。レーザーとか特効とか見るとすぐKAT-TUNて言うの反省しようお互い。
24.シリウス
ん……? なんだこれ……と思ったらセグウェイだった!!
初日はビックリしたけどドームで見たらめちゃくちゃかっこよかった。これも後述します。
この曲レーザーと照明がほんとーに凄くて(というか今回ドチャクソ照明が素晴らしかった)、同行者が「ねえ!これプリズムショーじゃない!?」って言い出して「それだ!!!」ってなった。セグウェイでツルツル動いてるからスケートに見えなくもないし、色とりどりのレーザーと照明が華やかで眩しくて、ずっと「プリズムの煌めき……!」ってはしゃいでた。いやほんと!プリズムショーだったから!
25. NEWSニッポン
全然記憶にねえ!と思っていろんな人のレポ見たら、セグウェイの個人技披露曲だった(笑)
26. ライフ
この曲ドームでしかやってないってほんと!? オーラス終わって皆様のブログ読んではじめて「なかったっけ!?」ってなったし今でも信じられない。ないの!?なんで!?
あの、わたし、椎名林檎をこじらせたクソみたいにビッチな大学生活送っていたので、亀田誠治絡んでるとか言われるとほんと死にたくなるんですよでもライフはいい曲です生きる!
27. サヤエンドウ
だーいすき。トロッコで来てくれた。
「シゲ!!」コールがめっちゃ大きかった!
(札幌のとき、NEWS担じゃない同行者は「タイミングわからなくて言えなかった……って言ってた。もっと教えとけばよかった!)
28. 恋のABO
だーーーーーい好き!!!!これ嫌いな小山担いる!?
どんだけ今後マイナーな曲をコンサートでやることになっても絶対これだけは残して欲しいってくらいすき!
29.TEPPEN
慶ちゃんがトロッコの上で踊るの好きすぎて目が離せなかった……。あのね、慶ちゃんがね、ひらひらひらひらって手のひらを動かすのが好きなんだ。
30. NYARO
慶ちゃんと
増田さんが
手を
つないで
いたよ
ね?
それで
花道を
きたよ
ね?
まぼろし???
31. ヒカリノシズク
この曲はシゲちゃんの曲だと思っている。いや、もっと正確に言えばシゲちゃんが先頭に立って、メンバーの方を見て両手を広げている曲だと思っている。
そしたらたまたま札幌では目の前がシゲちゃんのリフター で。ずっとずっとシゲちゃんだけを見ていた。そしたらアホほど泣いた。
ドームで見たこの曲は、照明が最高だった。最高オブザイヤーだった。
その照明を見にまとった4人がね、謙虚さと自信にみちあふれていた。
32.ONE-for the win
あーーーーー好き!!!!
アンコールに入る前の演出が大好き!
リズムゲー、からの、カウントダウン。しかもこのカウントダウン、4からはじまらなかった!? カルテットだから!?(気のせい?) 4,3,2,1, one!!!!
ひたすら世界の国の名前言ってるだけなのに異常にかっこいいタカヒサマスダ。
33. さくらガール
今回のコンサートの素晴らしかったポイントにトロッコ(フロート?)があるのだけど、ムビステのちっちゃい版?みたいなのがゆーっくりゆーっくり動いてるの。上下するし、さくらの散る動画も映すし、本当に優秀。
34. 恋祭り
大好き!!!!! 定番になってほんとうれしい!!!!!
てごちゃんにパワー送るの凄い幸せだった!
Wアンコ
35. weeeek
ぶっちゃけ、Wアンコール無いわけない、と思ってた。初日から。
アナウンスは女性(※男性のアナウンスが入るまでは粘れるという都市伝説を見たことがある)だし、生声の「ありがとうございました」だってやってない。だからNEWS、NEWSと必死で呼んだけど規制退場がはじまってしまった。
でも、オーラス。会場の声は止まなかった。規制退場を促すアナウンスがかかるといっそう大きくなる声。
それで彼らは出て来てくれた。
「帰りたくないのー?」
「ーーーーーー(歓声)」
「帰っていいなら帰っちゃうよ?」
「やだーーーーーー!!!!!」
私、30年以上生きてるけど、こんなふうに彼氏にダダこねたことなんてない。
だってわがまま言って嫌われるのがこわいから。
でもNEWSには言える。だって、いつだってなんだってNEWSは許して愛してくれるのをわかってるから。
多分、本当に予定がなかったんだなとわかって驚いた。さっき言った通り、あるものだと思い込んでたから。つまりそれだけ、彼らの中ではアンコールまでで完璧に綺麗に終わる算段で、それ以上は蛇足だったのだろう。いつもやる「ありがとうございました」生声すらも。
それでも彼らは出て来てくれた。そこに、彼らの一番のウイークポイントであり強みである性質が現れている気がした。
【総括】
以前NEWS担では無いジャニオタ友人に「NEWSのコンサートって基本的にアリーナの構造をしていて、ドームはそれを広げただけのように見える」と言われたことがある。
私はド新規なので「そうなんだー、私にはよくわからないなー」とだけ思っていたのだけど、KAT-TUNコンに入って「あ、なるほどこれはドームのための公演だな」と理解できた。派手な特効の有無ということではなくて、照明や演出のスケールというか、世界観がドームの広さで表現されることでより魅力的になっていたのを感じたから。
私はNEWSのライブが過去のどれを見ても大好きだけど、天井席こそ神席と呼ばれるKAT-TUNや、ドームで素晴らしいエンターテイメントを見せる嵐のことを知り、友人にそう言われたことを思い出して少し悔しくなった。他のグループがうらやましいのではなくて「NEWSだってもっとでっかくなるグループなんだぞ」って自信があったから、見てろよって気持ちになったのだ。
Whiteは素晴らしいライブだった。他G担からも大変評判がよかった。統一されたコンセプトの構成、ダンスの振り付けさえも自然に繋がっていく美しいセットリスト。
フィナーレではじけるカラフルできらきらした世界。復活記念でも、アニバーサリーでもないライブで彼らはまた1歩進んだ姿を見せてくれて、Whiteの円盤は最強のNEWS布教DVDになった。
QUARTETTOツアーが始まる少し前にWhiteの円盤が出て、皆で繰り返し鑑賞した。そしてQUARTETTOへの期待を高めるだけ高めて、私は初日の北海道へ飛んだ。
冒頭に記したように初めてのアリーナでほぼ目の前の姿しか見ていなかったため、札幌では全体をまるで見ていない。ただひたすら楽しかったし幸せだったけれど、いくつか疑問、というか若干の違和感が残ったのも事実である。
・あの黄色い衣装でKAGUYAやるのは不思議な気分
・ペンラの制御に意味があったのかわからなかった(たまに消えてるのは気づいたけどなにしろ全体を見てないのでどのような効果が生まれているか気づけなかった)
・なぜセグウェイ?
同行者に「隣見たらいつも泣いてたw」って言われたくらいずっと感動してたし、愛言葉を歌いながら世の中にこんな幸せな場所があるだろうか、って思ったくらい楽しかったけれど、このあたりの違和感がモヤモヤと残り、正直「コンサートとしての完成度はWhiteに及ばないのかな……」と思ったりもした。
しかし2ヵ月半後、ドームで初めてスタンドからの眺めを見て、全てのモヤモヤが吹っ飛んだ。
黄色い衣装でのKAGUYAは赤い照明やモニターと合わさることでコントラストがはっきりしてより幻想的な風景に。(あれが元々の赤い衣装だったら、ここまでインパクトの残る絵にならなかっただろう)
制御ペンライトは制御というより照明のON/OFFの役割をしていて、そのお陰で
IZANAIZUKIの衣装やシゲソロの演出がひときわ映えた。嵐コンの、座席位置まで読み取って色を変える演出のような派手さはないが、NEWSの白一色のペンライトが演者側の意図のまま点いたり消えたりする様は、十分に感動的だったと思う。
セグウェイもKAGUYA同様、美しい照明やレーザー、スモークとの相乗効果で威力を発揮。地上から浮いているような、夜空に流れ星が通っていくような視覚効果を生んでいた。ローラースケートと違って脚が固定されているのがまた、重心がブレずツルーーーっとなめらかな動きとなり、より銀河を流れる星のような演出になっていた。
どれも初日の私の視野があまりにも狭くて気づけなかっただけで、アリーナ公演でも十分良い演出だったのだろう。その上で、ああNEWSはついに「アリーナをドーム規模に広げる」グループじゃなくて「ドーム規模をアリーナにもっていく」グループになったのだな……と感じて心が震えた。
照明、特効、小道具、最新技術、あらゆるものを駆使してあの広い東京ドームでどう自分たちを魅せるか考えられていたように見えたし、そして実際にあの広さに負けることなく、むしろ広さを味方にして、最高に輝いていた。
勿論、今はまだ発展途上で、同じアイテムでももっと良い使い方魅せ方はあったかもしれない。それでも彼らが確実にまた一歩先を行こうとしていること、その一歩を確実に踏み出していること、もっともっと高い所へ行けるという自信があることがギュンギュン伝わってきたことがただひたすら嬉しい。
きっと彼らの目には確かに、東京だけではないドームが見えている。
ただ彼らは繰り返し言う。
「会場が広くなっても俺たちの距離は変わらない」と。
今回、明らかにドームを見据えた演出を組み込んできたにもかかわらず、NEWSのライブ特有の「デート」感は失われず存在していた。
札幌で初めてオルゴール→愛言葉合唱→NEWSが愛言葉を歌うという流れに包まれたときに、世界の愛という愛が全部この会場に降り注いでいるような気分になった。尋常じゃない多幸感。何らかの脳内物質が確実に分泌されていたと思う。
終演後、同行者(NEWS担ではない)にその旨を伝えたら「ごめんなさい全然わからない」と言われたが、アフター飲みで合流したNEWS担の方には「めっっちゃわかる!!私もだった!!」って力強く手を握られた。
NEWSがファンに注いでくれる愛。ファンがNEWSに注ぐ愛。その愛の交換があの多幸感を生んでいるのかもしれない。
それは会場が広くなってドームになっても変わらなかった。今年は愛言葉の時にNEWSもペンライトを振っていて、
「君と」で私たちの方にライトを向け、
「僕だけの」彼らに向ける。
「愛言葉」でもう一度その動き。
私たちは見つめ合って、同じ動きを彼らに向けて行う。愛の交換をしているような気がして、胸が熱くなった。
その後のペンライト点灯のくだり。
座席情報の登録はないのでウェーブは無理だが、制御機能で単純なON/OFFは中央操作で出来たはず。むしろ今年から取り入れたペンライトを見せたかったら「じゃあ消すね、3,2,1!わー消えたね凄いでしょ!」ってやるのが自然ではないだろうか。それだって充分一体感は生まれる。
でも彼らは私たちに手動での操作を促してきた。
彼らの言う通りに、一斉に消し、彼らの言う通りに、一斉に点ける。
途中からスピードアップするよ!みんなできるよね!って、全く私たちを疑わず信頼してくれている彼ら。そしてその通りに応えることのできる5万5000人。
どんなにNEWSが大きくなっても、どんなにお金のかかったコンサートをするようになっても、どんなに最新技術を取り入れても。
きっとNEWSはこういうアナログな心と心の交流をやめないんじゃないかな、とふと思った。
もしかしたらそれは、完璧なエンターテインメントを造り出すには邪魔なものかもしれない。あの広いドームではファンの手拍子も声も音ずれしてしまうし、ペンライトも完全に制御した方が完璧に美しいものができるだろう。
それでも彼らは、完璧ではない私たちに寄り添い、完璧ではない私たちの心の手を握ってくれる演出を削らない。そんな気がするのだ。NEWSはとても感情的だ。文系といったら語弊があるかもしれないが、理屈じゃない部分を大事にしてくれる人たちだ。
私はペンライトの海を見ながら、そういう彼らの「感情的な」部分を大事にする気持ちに包まれて涙ぐんだ。
これからNEWSのコンサートがどう進化していくかわからない。もっと大きく、もっとかっこよくなって、こんな「デート」の暖かさは失われていってしまうのかもしれない。
だけど今回ペンライトを共に点けた気持ち、その演出を選んだ彼らの心がある限り、どんなにNEWSが大きくなってもきっとこの愛に包まれた空間は変わらないと確信した。
星を目指したNEWSが、シリウスのようにまぶしく光る存在になっても、彼らはそのヒカリノシズクを私たちに降り注いでまるく包んでくれるのだろう。なんの根拠もないしただの願望かもしれないけれど、私はその未来しか見えない。
シゲちゃんソロの最後の言葉。
【愛するということは互いに見つめ合うことではなく、互いに同じ方向を見つめることである】
君ならわかるだろう? とシゲちゃんは言った。
わかるよ、と私は答えた。
愛言葉で見つめ合って歌った私たちは、これからを共に同じ方向を見つめて歩いていく。
NEWSが見ているこの先の世界に、そのまた先の世界に、私たちも一緒に行くよ。
それはいつまでも終わらないデートだ。
だからNEWSのコンサートは、いつまでもデートなんだ。